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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年12月5日

昨日はよく眠れなかった。まず寝付きが悪く、22:00の巡視のときにもまだ眠りに入ってなかったのを覚えている。もう少ししてからまだ眠れなかったら久々に追加眠剤をもらいに行こうかと思った。が、そのうちに眠りに入った。喘息の発作が出るかもしれないという不安感があったためだろうか。アトピーは少しひどくなってかゆかった。その後、何度か目を覚ましたが、眠りは深かったと思う。熟睡感を感じて目が覚め、時計を見ると3:00だった。その後また寝たがOさんが枕元の電気をつけたので目を覚ましてしまった。また寝ようと思ったら、今度はS君が電気をつけて、それから眠れなくなってしまった。喉が乾いたのでホールに出てきてペットボトルのお茶を飲み、タバコを一服吸う。もう一度寝ようと思って病室に戻る途中、夜勤のN看護士に「今日はひゅーひゅー言ってませんでした?」と聞くと「言ってなかったよ。もう大丈夫」と暖かい言葉をかけてくれた。

病室に戻って再び寝ようとしたが、ぜんぜん寝付けなかった。Oさんがまた電気をつけてまぶしい。結局5:15頃、また起きてきてホールに出てきた。ナース室の前の明かりの元で日記をつける。N看護士に「部屋でゆっくり本読んだり日記書こうとしても、MZさんが話しかけてきて止まらないんで困ってるんですよ」とさりげなく訴える。

喫煙所でOさんに「MZさんってよく喋りますよね」と話すと「あの人はちくりもあるから。閉鎖病棟でも携帯とかライターとか隠し持っている人はちくられた。やな人と一緒に来ちゃったな」と言っている。それはやばい。「あまり関わり合いにならないようにした方がいいですよ」Oさんはそう言う。

Y看護婦が病室に来たときに、喘息は大丈夫だったけどアトピーが出てかゆかった、と告げる。かいて血がにじんだシーツを見せる。その後朝の薬をもらうときにもN看護士に「喘息は大丈夫だったけどアトピーが出たんですよ」と話す。N看護士は「そうなんだよね、どっちかに出るんだよね」と言う。

もう水曜日か。今週のカウンセリングでしょっぱなに「一週間は長いですか?」と聞かれたことを思い出す。「一週間は短いけど、一日は長いです」と答えたのを思い出す。「今日はシーツ交換か、この間やったばかりなのに」という感じがする、そう言った。まさに今日シーツ交換だが、ほんとこないだやったばかりという気がする。ちゃっちゃと終わらせる。

その後はしばらくCDを聴きながら横になる。9:00頃起きて売店に行き、ペットボトルのお茶を買ってきて、病棟から家に電話をかけた。父親から母親へ取り次いで、さらにテレビの音を小さくするから、とか言って待たされているうちにどんどんテレカが減っていく。いったん切ってコレクトコールでかけたら話し中だった。コールバックしてるな、と思ったらほどなくしてナース室にいた看護婦さんが受けたようで、私が待ちかまえてましたというように受話器を受け取る。今年実家に帰っていたときに置いてきたコートを送ってもらうように頼んだ。他に置いていったものはないか聞くと、探しても部屋に見つからなかった緑のパジャマがあるという。そうか実家に置いていったんだった。その2つだけ送ってくれと頼む。喘息の発作が出て、専門の病院に行くことになったことや、その他今の状況も簡単に伝える。今日は比較的穏やかに話ができた。こちらの精神状態が安定しているときにかける分にはよさそうだ。

環境整備でベッドの周り、床頭台、窓を拭く。その後はぶらぶらしたり音楽を聴いたり、「心のメッセージを聴く」を読んだりした。明日に喘息治療で行ってみようと思っているK病院へ電話して行き方を聞いた。

Oさんから「○○周辺病院ランキング」という本を借りて、改めて呼吸器系の病院を調べてみた。病名別にお勧めの病院が載っているが、K病院は喘息では載ってない。医師の出身大学別の系列も載っているおもしろい本だが、この病院の系列も近くにはない。いろいろ考えて、前に本屋で調べたYK病院かYC病院のどちらかにしようか、と思った。YC病院は少し遠いが、NさんによるとYK病院は駅から歩けるらしい。そこが一番近いので、とりあえずそこでいいか。

「心のメッセージを聴く」を読み進める。前半は「カウンセリング・マインド」を含めたカウンセリングの話。後半からは自分の心の中の「実感」、この章からは「フェルト・センス」と言ってるものを引き出すための「フォーカシング」の技法の紹介。これを読んでいる途中だが、これは自分でできるものなのだろうか。これで自分の「無意識」がわかるのだろうか。自分が本当は何をどうしたいのか、少しでもわかるのだろうか。まだ読んでいる途中だが、とりあえず最後まで読んでみよう。

体重測定があった。62.0kgだった。先月が確か64.2kgだった。一ヶ月で2.2kg減ったのか。最近は風邪をひいてエアロバイクもあまりやってないのに、減り方が早くなっている。

リラックス体操をやっている間に主治医が来たので面接する。喘息の件を伝え、明日YK病院に行ってみるつもりだと言って紹介状を書いてもらった。ただ、初診だと早く行った方がいいかもしれないですね、と私が言うと、それはそうですね、ということだったので、明日は皮膚科だけにしようか、と思った。が、外出届の件でA看護婦と話をしているときに、喘息の方が優先で、YK病院に先に行きなさい、皮膚科は午後もやってるから、そう言われた。そう言えばそうだ。

いつの間にか眠ってしまった。20:00前に起きた。と思ったら突然の喘息発作。まだこないだの夜中よりは軽い方だ。咳がひどい。やはりこれは喘息最優先だ。これを書いている今もひゅーひゅー言っている。

20:25。着替えてはを磨いてきた。就寝準備完了。後は薬を飲んで寝るだけだ。まだ少しひゅーひゅー言っている。