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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は9時起床。起きたらめっちゃ寒い。冷たい雨が降っている。

「名もなき毒」読了。幸せな人生を送ってこれなかった人が、幸せな人生を送っている人を無差別に恨む。理不尽の極みだが、悲しいことにそれは小説の中の話ではなく、現実にあることなのだろう。図書館のサイトで今まで読んだ作家の各賞の受賞作を借りてみようかと思って検索してみたら、予約で埋まっている本が多い。考えることはみんな同じか。

昼までネットで動画を見たりしていて、その後から原田宗典の「家族それはヘンテコなもの」を読み出した。家族にまつわるエッセイ。原田宗典のエッセイはおもしろく、どれも爆笑もので読むのは久しぶりである。読んでいると・・・うん、やっぱり読んだことある本だった。またやってしまった。でもおもしろいからまた読むのだ。読んでると、作者はいい家族の元で育って、今も家族に恵まれてるんだな、と羨ましくなる。私が育った家族は風通しが悪くてバラバラだった。今もバラバラである。思い出なんかない。

昼食を食べてからは妻と皮膚科に通院。冷たい雨は相変わらず降っている。今日は寒い。アトピーはまあまあ落ち着いているのだが、両手の甲が赤くなっていて「これはなんだろう?」と思っていたのを見せたところ、あかぎれらしい。(「あかぎれ」と入力して変換したら皸と出てきた。そんな漢字を書くとは知らなかった。)「手の甲のあかぎれは幼稚園児が手を洗って拭かずにそのままにしていたらなります」と幼稚園児扱いされた。これは多分、最近妻のお手伝いで洗い物をよくやっているせいだと思う。ちゃんと手を拭かなければ。ステロイド軟膏を塗るように指示された。「1日に何回も塗ってください。手を洗うたびに塗ってください」と言われたのだが、薬を塗ると、その指で目をこすったりしたら大変なので手を洗う。そうするとまた薬を塗る。そうするとまた手を洗う。無限ループで大変である。今日の皮膚科で6千円かかった。財布が悲しい。

今日のおやつ。一気に食べないようにしないと。ブラックチョコが好き。

ブラックチョコ

妻に「チョコレートは明治とロッテのどっちが好き?」と聞かれたが、違いなんぞわからん。そう言えば小学2年生のときの社会科見学で明治の工場に行ったのだが、「工場見学ではお菓子がもらえる」と聞いていたので、明治だとチョコがもらえるかな、と期待していたけどカールだった。なんだかがっかりした記憶がある。そのカールも東日本では販売中止になってしまい寂しい限りだ。

明日は横浜市の特定健診で、9時半までに内科クリニックに行かないといけない。いつも9時半に起きている自分だが、果たしてちゃんと起きて行けるのか?

今日の動画。星野源「Family Song」。ドラマ「過保護のカホコ」主題歌。妻が見てたけどおもしろかったらしい。お母さん役の星野源を見てると慎吾ママを思い出す。どうやらNHKの「おげんさんといっしょ」という番組でのキャラクターらしい。MV & トレーラーなので途中にPRが挟まります。

今日も9時半起床。相変わらず起きるのがつらい。屋上で防水工事をやっているのでうるさい。天井裏で工事しているのかと思うほど音が近い。天井薄いのかな。しかしお知らせの紙によると、本格的にうるさくなるのは明日からなのだ。やだなあ。

午前中から宮部みゆき「名もなき毒」を読み始めた。連続無差別毒殺事件と、トラブルメーカーのアルバイトの話。この本は分厚くて、今まで読んできた文庫本の1.5倍から2倍の厚さがある。読み応えがありそうだ。

15時からは歯医者。歯石除去なのだが、歯科衛生士さんが先の尖った器具で歯と歯の間を引っ掻いて、「ほらこんなに溜まってますよ~」と固まる前の歯石を見せてくる。「放っておくと虫歯や歯周病の原因になるので、フロスか歯間ブラシをしてくだい」とぬかしやがる。もとい、言われた。それはわかっていると言うか毎回言われるのだが、めんどくさくてやってない。やらなければ、とは頭ではわかっているのだが。簡単にフロスをできる機械とかないのかな。

今日の動画。歯医者に行ったから今日もGReeeeNでいいや。「愛唄」。

「ソロモンの犬」読了。面白かった。ミステリーの展開が気になりつつも、この恋の行方はどうなるのかとそっちも気になりつつ、途中「え~!そんな~まじ~?」という展開があって、ちょっとがっかりしながら読み進めていたのだが、実は小説のトリックで、あとから「騙された~」と思ったのだった。これはミステリーではよくある手法なのか、そう言えばちょっと前に読んだ小説でもあったぞ。あの時も「騙された~」と思ったのであった。最後の終わり方は、あああこうやってじらしたところで終わるのね、というパターン。本当はその続きが知りたいのだが、そこは読者の想像におまかせしますということなんだろうけど。

これだけでは何を書いてるのかさっぱりわからんな。でも具体的に書くとネタバレになってしまうのでこれくらいにしておこう。

ところでミステリーを読んでいると、人が死ぬのだ。ミステリーだから当たり前なのだが、それが自分の思い入れが強い、自分が感情移入している人物だと、なんだかもの凄くショックである。まるで自分が殺されたような気がする。以前はそんなことなかったんだけどなあ。人の死に対して敏感になってるのだろうか。

今日は9時起床。なんか後味の悪い夢を見ていた気がする。内容は全く覚えてないが、後味の悪さだけが残っていて気持ち悪い。

朝から道尾秀介「ソロモンの犬」を読み始めた。けっこう面白い。特に主人公の妄想癖が自分とかぶる。この作家も当たりだな。いろいろ賞をもらっているみたいだから、受賞作を借りてみよう。

昼過ぎまで本を読み進め、その後はメンタルクリニックに通院。今回はそんなに話すことがなかった。先々週は割と調子が良かったけど、先週の日曜日に散歩に行って、海の近くで冷たい風が吹いている中で路上ライブをずっと聴いていたら、その後3日間くらい風邪ではないと思うけどなんだかしんどかった、という話だけだった。「冷えたんでしょうねえ」と言われて、「冷えたんだと思います」と当たり前の返事をした。今日は暖かかったけど、気温の変化に注意してくださいと言われた。あとはちょっとお腹の調子を聞かれたくらいで終わった。

そして今日もカレーを食べて帰ってきたのであった。これが楽しみなのである。

今日の動画は適当に選ぼう。一応「犬」つながりで、Thinking Dogs「言えなかったこと」。映画『あの頃、君を追いかけた』映画バージョン。

「宮辻薬東宮」読了。先の日記に「ホラーというのは宮部みゆきから渡されたバトン」と書いたが、最初から各作家にテーマとして与えられていたらしい。4話目まではぞくっとさせられたが、5話目だけはよくわからなかった。

その5話目はプログラミングの話で、MSXとかBASICとか機械語とかスプライトとかZ80とか、懐かしい言葉が並んでて楽しかった。私も小学生から中学生にかけて、これらに関する技術を習得してプログラミングにのめり込んでいき、大学では情報工学科に進んだ。そして就職してもソフトウェア開発の道に進んだのであった。

話の中でソフト開発における「2割8割の法則」というのが出てきた。技術者のうち2割の人が成果の大部分をあげ、残りを8割の人が補っているというもので、ではその8割をリストラして2割の人員だけを残したらどうなるかというと、残ったメンバーの中で2割と8割に分かれるという話だ。

これはもっと一般化して「働きアリの法則」と呼ばれている。概要をWikipediaからそのまま引用すると、

  • 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
  • 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
  • よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
  • よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
  • よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
  • サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。

ということである。2:6:2に別れた3つの群れをそれぞれ1軍、2軍、3軍とすると、自分の人生は1軍から2軍、そして3軍へ落ちていったなあと感じるのだ。サボっているわけではなくとも、アウトプットの量が少ない、という意味でそうなっていった。

一応難関大と言われる大学に入るまでは1軍だったと思う。大学の中はそれまで1軍だった人の集まりだった。そして入ってから特に成績が優秀なわけでもなかった私は2軍になった。しかしいつの間にかサボりぐせがついて3軍に落ち、留年してしまった。浪人した時はそんなにショックではなかったが(クラスの半分以上は浪人してたし、そんなもんだと思っていた)、留年した時は絶望感満載だった。

就職してからは巻き返した。即戦力としてソフトウェア開発の腕を買われ、アウトプットを出していた最初は1軍だったと思う。しかしそれから行き詰まってしまい、技術者としては凡庸な2軍に落ちた。2軍のままならまだ良かった。しかし、そこからメンタルをやられ、自分の生産性は極端に落ちてしまい、もうそこからはずっと3軍の人生のような気がする。頑張っても報われない。頑張っても裏目に出る。なんかそういう街道を歩いているような気がする。

だからどうしたと言うわけではないが、自分の人生はこのまま続いていくのかな、と寂しく思う。1軍は無理だとしても、何かの2軍くらいには上がれないものか。4軍がないことを祈る。