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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日はようやく診察を受けることができた。3週間ぶりだ。

朝は最近にしては珍しく8時過ぎに起きることができた。(起こされて起きたのだが)
なんとか家を出て病院に向かう。10時半頃病院に着いたが、予約は12時なので、久しぶりにデイケアに顔を出す。

診察では、やはり不調が続いていることを話した。しかし、それが鬱なんだかわからない。鬱というよりも引きこもり、という感じがする。そういうことを話したら、「いや、それはやっぱり鬱ですよ」と言われた。鬱と言ってもいろいろな形で症状は現れるし、本に載っているような典型的な症状だけが現れるわけではない、とのこと。それは自分でもわかっているつもりなのだが、自分のことになるとわかっていない。今の主治医は4月から私を担当しているのだが、入院中に私が一晩で躁転し、そのあとしばらく躁状態が続いた経緯を見て、間違いなく私は躁鬱病であるという診断をくだしている。そういう経過を見ると、やはり大きな鬱ではないけど、鬱状態であることには違いないそうだ。

今までも調子悪い状態が続いて、結局それで再入院をしたりして、そういう繰り返しだったのだが、前の主治医は入院の前に電気ショックを勧めてきた。私はかたくなに拒んでいたのだが、薬がうまく効いてくれないでこの状態がずるずると続くのであれば、覚悟を決めて一度電気ショックを試してみようか、という気にもなっている。その電気ショック療法(正式には修正ECTというのだが)について主治医に意見を求めてみた。今の主治医は、「それを勧める医者もいます」という感じで、自分は使わないようなニュアンスだった。電気ショックをやったからといって、鬱から躁に変わるものでもない、とも言っていた。

薬についての話で、「今までリタリンを使ったことはありますか?」と聞かれた。リタリン。それは禁じ手だと私は思っている。少なくとも自分が読んだ本やネットでの情報、そして実際に使用した人の情報を総合すると、「限りなく覚醒剤に近い合法な薬」という感じなのだ。強制的に気分を持ち上げるというか覚醒させるというか、薬の本を見ても「ナルコレプシーの治療薬」と書いてある。「今でもリタリンを鬱の治療に使うんですか?」と尋ねたら、「使います」という答えだった。しかしそれは怖い。電気ショックより怖い。

結局、抗鬱剤がまた変わった。リタリンではない。この先生はどんどん薬を変えてくるので、自分に合う薬が見つかるまでしばらく様子を見よう。

ところで、5月のはじめくらいから今まで、ずっと下痢が続いているのだ。それで今日は内科にもかかった。今でも割と強力な下痢止めと整腸剤が出ているのだが、それにプラスして下痢止めを4つ飲むことになった。これで私が一日の飲む薬の種類は15種類となってしまった。抗鬱剤、安定剤、喘息の薬、下痢止めの薬、眠剤である。

診察が終わって家へ帰ってくる。夕食後の薬は錠剤が10個、散剤が2袋。飲むのが大変だ。

起きたのは9時頃だったか。

12時くらいから寝てしまった。16時くらいに目が覚めた。

テレビを観てぼ〜っと過ごした。

明日は診察だ。行けるだろうか。

一日中家にこもってネットしてるかオリンピック観てるか。

だめだこりゃ。

今日は朝8時に起こされた。オリンピックの開会式を観るから、と彼女に言っておいたので起こされた。ちょっと眠たかったが今日はわりとすんなり起きることができた。やはりプレッシャーがないと体は軽くなるのか。ようやく薬が手に入って、ちゃんと眠剤を飲んで寝たので、夜中に目が覚めることがなかった。きちんと眠れたため、というのもあるかもしれない。

開会式のダイジェストを観たあと、昼近くまでネットをしていたが、なんとなく眠くなって寝てしまう。14時くらいまで寝てしまった。どうもまだ睡眠が足りなかったみたいで、体のリズムはちょっと狂っている。

昼食をカップ麺で済ませ、テレビでオリンピックのソフトボールをちょっと観ていたが、この競技はあまり興味なかったので再びネットしていた。

夕方からまたテレビを観た。谷亮子の初戦を観たあと、家を出て商店街へ。今日は縁日なので、縁日ご飯にするのだ。彼女のバイトが18時に終わるので商店街で待っていようと思っていたのだが、家を出るとあちこちから消防車の音がした。商店街の交差点に4台ほどの消防車が集まっている。どこか火事か?と思ってやじうまに混じって見ていたのだが、そのうち消防車は引き上げてしまった。誤報かいたずら電話でもあったのだろうか。

彼女に電話したら、今日は17時あがりになって実家にいるという。縁日に行って帰ってきてから女子バレーを観戦。負けてしまった。先行きがちょっと不安。

今朝、起きたら動けなかった。今日こそは病院に行かなければいけない。昨日から、一昨日から、3日前からずっとそれである。しかし今日も動けなかった。今日は鬱だった。なぜか、病院に行くことに対して非常にプレッシャーを感じていて、それで体が動かなくなっている気がする。いったいなんなんだ?

今日は彼女も通院なので一緒に行くはずだったのだが、結局彼女1人で行ってもらい、私の薬を代理でもらってきてもらうことになった。彼女は8時半過ぎに家を出た。

私はしばらく横になって「なんでかな〜」と思いつつ寝ていた。10時頃になると、いつの間にかましになっていた。なんとか動けたので、彼女を追いかけて病院に行くことにした。予約外で薬をもらうのでかなり待たされるかもしれない。とりあえず私も行ってみよう、そう思って家を出た。

電車に乗っていると彼女からメールが来た。病院はぜんぜん混んでいなくて、すぐに終わったらしい。彼女はもう病院から戻ってくるところだから、私は病院まで行く必要がなくなった。病院の最寄りの駅で待ち合わせとなった。

そこで食事をしてまた帰ってきた。この時点で私はかなり疲れを感じていた。やはり調子はあまりよくない。動けると思って出てきたものの、かなり体に無理を感じる。彼女は買い物をするというので横浜で別れ、一人だけ先に家に帰ってきた。

昼はネットで調べ物をする。ちょっとやっかいなことになっているのだ。昨日から私あてにエラーメールが何通も来ている。それらは、おそらく出会い系サイトかなにかのスパムメールが宛先不在で返ってきたものなのだ。それで、私に返ってくるということは、つまり私のアドレスで発信されている、ということである。まじ?送信者を詐称するウイルスなら最近はたくさんあるが、出会い系などのスパムメールの送信者が実際のアドレスに詐称されている、ということはあるのか?私あてにも毎日のようにスパムメールは来るが、それらの送信者は適当にでっちあげた架空のアドレスか、業者のフリーメールだと思っていた。何の関係もない第三者のアドレスで偽装することがあるのか?

とにかく情報収集だ。ネットを検索して、実際にそういう「スパム冤罪」の被害を受けている事例がたくさんあることがわかった。自分がスパムメールの送信者にされてしまって、大量のエラーメールや苦情メールを受け取っている、という人がけっこういるのだ。そしてそれらの情報を交換する掲示板で、今日の昼に私と同じ被害にあっている人の書き込みがあった。やはり昨日からエラーメールがたくさん来ていて、そのエラーになったメールの本文に書いてある出会い系サイトのURLが私に来たものと一致するのだ。どうやらこのスパムは私だけでなく、何人もの実在のアドレスが使われているようだ。

夜になってもまだエラーメールは来る。こういう宛先不達のエラーメールは、通常はメールを送信して届かなかったらすぐ返ってくる。昨日から来ていて今日の夜になってもエラーメールが来るということは、まだスパムメールが送信され続けている、ということか。まだ苦情メールは来ていないのだが、自分の名前で怪しいスパムメールがばらまかれていると思うと気持ち悪くてしかたがない。なんとかしたいところだが、どうしようもないのだ。ああ気分悪い。