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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日はなんだかわからないが、行けなかった。いや、行かなかったのか。どうなのか自分でもわからない。

動けそうな感じだった。彼女も「今日は元気そうだから行ったら?」と言った。確かに動けそうだった。でも「めんどくさい」そう言ってまた寝てしまった。なぜ?めんどくさい?そう、布団から出るのも着替えるのもめんどくさかったのだ。

本当に調子が悪いときは、本当に動けない。なんとか着替えて外に出られる格好になったとしてもせいぜい徒歩30秒のコンビニくらいまでしか行けない。そこから先、駅に行って電車に乗って…、ということは到底無理そうに思える。

が、今日はそういうのではなく、「そこから動くこと」そのものがめんどくさい、と感じたのだ。デイケアに行くことが嫌とかそういうのではなく、プレッシャーがどうのとかそういう以前の問題のような気がする。今日の場合、もしその場で布団から出てパジャマを着替えていたら、そのままデイケアにも行けていただろう。でも、めんどくさかった。今日のプログラムはけっこう楽しみだったのに。午前中はソフトボール、午後はみんなで持ち寄ったお薦めの1曲を聴く予定だったのだ。

プレッシャーでもなく行くのが嫌なわけでもなく、ただそこから動くのがめんどくさい、これはどういう心理の働きによるものか。また課題ができてしまった。単に寒くなったから布団から出るのが億劫になっただけなのかもしれないが、そんなことでぬくぬくと寝っぱなしになるような自分ではなかったはずだ。

自分探しの旅はまだまだ続く。

今朝はいつものごとく、6時頃起きてはPCに向かい、そしてまた寝てしまった。今日は昨日ほどの重さはない。ただ眠い。

昼前に彼女に起こされたが、まだ眠い。彼女は昼食のパンを買ってくると言って家を出た。眠いが起きれないこともない、そう思ってもそもそと起きてのろのろと着替えた。なんとなく、今からなら行けるんじゃないかと思って準備した。彼女が帰ってきて一緒にパンを食べた後、家を出てデイケアに向かう。今日は昨日ほど行くのはつらくない。

午後からデイケアに合流。今日は散歩で、海沿いをずっと歩いていった。デイケアのメンバーが勝手に「エーゲ海」と呼んでいるこじゃれた場所まで行ってのんびりする。何がエーゲ海なんだかわからんが、ベンチがあったりテラスがあったりしてちょっと雰囲気がいい。しばらくそこにいた後、来た道を帰って病院に戻る。久しぶりにいい天気で暑いくらいだった。なによりの散歩日和でよかった。

家に帰ってからまたメールと格闘。昨日から今日にかけてメールの数が半端ではない。これは11月末締め切りだった懸賞の当選発表が大量に来ているからだ。せっせと処理しているうちに彼女がバイトから帰ってきて夕飯を作って、そしてまだ作業の途中だけど夕飯を食べてしばらくテレビを観た。その後もちょっとかかってようやくメールを処理し終えた。1ヶ月に1回くらいこういうピークがあることになるなあ。まあいいか。そう言えば今朝、懸賞で当たったワインが届いた。私は酒のことはよくわからんが賞品にするくらいだから多分いいワインではないかなあ。

今日は昨日よりも軽い気分でデイケアに行けた。これを積み重ねていきたい。「社会復帰のための訓練」などと身構えずに、ふらりと遊びに行く感覚でまずは行くのだ。昨日よりも今日はそれができていた。明日は午前中からソフトボールだ。久しぶりにソフトボールやりたいなあ。

昨日のもくろみは見事に失敗した。

朝は早くに起きていつものごとくPCに向かっていた。しかし、いつもより気が重い。

そして、着替えようと、タンスのある寝室に入ったところで、「がまんができない」そういう感じで布団に潜り込んで寝てしまった。

今日は「眠い」のではない。「重い」のだ。

この重さはなんだ。

昼前に起きて、のろのろと着替える。なんとか動けそうだったのでとりあえずそのまま家を出る。横浜駅でまずいカレーを食って病院へ。

デイケアではミーティングをやっていたが、私はそこに辿り着くだけでかなり消耗したのでしばらく部屋の隅で横になっていた。ミーティングでは忘年会で作る食事の相談をしている。

カウンセリングでこの「重さ」について話す。歌の練習に行ったり彼女と買い物に行ったりするのは平気でできる。もっと調子が悪いときはそれすらままならないが、少なくとも昨日は平気で外出していた。それらは「軽い」のだ。

しかし、「デイケアに行く」となるととたんに「重く」なる。鬱が入りこんできて体を心を蝕む。

カウンセラーは、デイケアに来ることが社会復帰のためのステップであるからではないか、と指摘する。デイケアに来ることイコール会社に行くことなのだ。そして私はまだ休職のリミットまで1年以上あるにもかかわらず、そのリミットにしばられて焦っている。無意識に焦っている。「早く復帰しなきゃ」「そのためにデイケアに行って訓練しなきゃ」そういう思いが帰って自分を縛り上げる。

カウンセラーは言う。逆説的だが、いったんそのリミット、つまり「会社」という枠を取り払って考えられるようになれば、ふっと軽くなるのではないか。枠を取り払うとはどういうことか。休職の期限が過ぎて会社に戻ることが叶わなくとも、幸い自分はエンジニアだし、他の会社へ行ったり独立開業したりして食っていける、漠然とでいいがそういう自信を持っていれば、「今の会社の休職のリミット」を意識しなくてもよくなり、心は軽くなるのではないか、というのである。

これはこれで難しい課題だなあ。「難しく考えないでいい」カウンセラーは言う。「デイケアに遊びに来る感覚でいい」そうも言う。社会復帰のための訓練とかそういうつもりでなく、家にいてごろごろして昼夜逆転したりしてむちゃくちゃになるよりかは、外へ出て遊んだ方がまだましだ。それくらいのつもりで軽く来たらいい、そう言う。

できるかなあ。

今日も1日寝ていた。

前は起きても体が動かなくてどうのこうの、心理的圧迫感がどうのこうの、と何か心理的な抵抗があるような感じだったが、最近は純粋に「眠たい」。いくら眠っても眠いのだ。彼女曰く「薬の副作用じゃない?」そうだ、先週の診察で抗鬱剤が増やされたのだった。新しい薬が増えて、その副作用でやたら眠くなることは前にもあった。今度主治医に相談してみよう。

今日こそは合唱団Pの練習に行くつもりだった。最近全然行ってないし、ボーカルアンサンブルの演奏会のチラシも配りたかったのだ。しかし、夕方まで寝倒していて、バイトが終わった彼女からの電話で目が覚め「今日、どうするの?」と言われて「行かない」と言ってしまった。眠たくてだるくてそれどころじゃなかった。はあ、また休んでしまった。

夜、オークションで競り落とした低反発枕がやって来た。試しに寝てみるとなかなか具合がいい。これで安眠できるとよいぞ。

今日は、え〜とはじめからデイケアに行かないことにしていた。昨日から、うん。

とりあえずのんびりしよう。風邪もひいて鼻水じゅるじゅるしていることだし。復職を意識して焦りが生じたあまり、リズムが狂ってしまったようなのだが、どうにも立て直せなくてじたばたしていたようだ。

だから今日は開き直って最初から休みなのだ。明日も休むつもりだ。じゃあいつになったらデイケアに復帰するのか。それもあまり考えこまないことにしている。とりあえず来週の月曜になればカウンセリングもあるし、それまでに「行かなきゃ」という呪縛を自分にかけないようにしよう。

というわけで今日は一日中のんびりしていた。今話題らしい「低反発枕」なるものをオークションで落札し、ネットで代金を振り込んだ。来客用の布団はあるが枕はないのでそのうちもう1つ買わないといけないなあと思っていたが、最近のダイレクトメールを見ていると、この「低反発枕」というのを扱っていることが多く、どうやら今話題らしい。オークションで、個人のお古でなくて店舗が新品で出していたのがあって、割と安く落札できた。後は配送されるのを待つだけだ。便利な世の中になったものだ。一歩も外に出ることなく買い物ができてしまう。ひきこもり大増殖だな、こりゃ。