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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

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今日は9時半から栄養相談の予約が入っていた。9時過ぎに家を出る予定で、8時50分頃に彼女が家に来て一緒にタクシーで行く約束をしていた。

が、朝は完全にグロッキーだった。彼女が来てくれたものの、全く動くことができない。いつもならこの時間はとっくにグロッキーで寝てしまっているのだが、無理に起きて動こうとするとこんなにつらいものだとは。

結局起き上がることすらできず、何とかキャンセルの電話だけ入れて、そのまま眠ってしまった。眠ったと言うより気を失ってしまった、という感じだったかもしれない。

昼過ぎに起きてもまだ気分がすぐれない。しばらく起きていたが、またいつの間にか寝てしまった。今日は昼からのバイトだった彼女が、夕方バイトが終わってから電話してきた。その電話で目が覚めたがしばらく動くことができなかった。夢を見ている真っ最中に現実に引き戻されたのだが、目が覚めてもしばらくは現実感がなく、体も重かった。目が覚めたときはかなり夢の内容を覚えていて、現実世界との違和感を感じた。目が覚める直前の自分は、古い木造アパートの2階の狭苦しい部屋にいた。こんなところで生活できない、と途方にくれていた。なぜあんな夢を見ていたのだろう。自分の居場所がとても狭いと無意識に感じているのだろうか。物理的に、ではなく、社会的に。生きていて窮屈な思いをしているのだろうか。

朝早く起きたが朝食を食べてまた寝てしまった。いつもと同じである。

そして昼頃目が覚めた。今なら午後のプログラムには間に合わなくとも15時からの英検クラブには顔を出せる。そんなに調子は悪くなさそうだ。動けそうだ。そんな感じなのに、なぜか動かない。ぜんぜん動く気が起きない。なぜなんだろうか。行こうと思えば行けそうなのに、どうして行けないのか。こういう中途半端なときは自分でもどかしい。誰か首に縄をつけて引っ張ってくれれば行けそうなのだが、人に引っ張ってもらうのではだめだ。自分でなんとかしないと。

しかし健闘(していないが)むなしく、また寝てしまい、起きたら15時半。なぜなんだ。今日もいっぱい夢を見た。小学生の頃の友達やら職場の前の部署での先輩やら、いつものことではあるが懐かしい人が出てくる。スーツを着ようとしてどうしてもうまく着られない、というところで目が覚めた。何かを暗示しているのだろうか。「起きて行かないといけないのに動けない」という、そのまんまの夢を見ることも前は多かったが、もっと漠然とした「何かをしようとしているのに、うまくできない」夢もみるというのは、何か心理的に意味があるのだろうか。何かの強迫観念にとらわれているのだろうか。

夜、彼女と話をしていて、どういう脈絡だったか忘れたが「もし余命1年と言われたらどうする?」と聞かれた。「海外ボランティアでも行こうかな」と言うと、とても不思議そうな顔をしていた。自分だったら好きなところに行って好きなものを食べて過ごす、という。普通はそうなのだろうか。そんなことをしたらますます死ぬのが惜しくなるだけではないか。あと1年しか生きられないとわかった時点で、いつ死んでも惜しくないようなことをしよう、とは思わないのかなあ。治安が悪かったりたいへん貧しかったり、「自分も死んだらどうしよう」と思うような場所へ行って、たとえば地雷撤去なんかを手伝う、というようなことを私の場合まっさきに思いついた。どうせもうすぐ死ぬんだから多少無茶をしてもかまわない。どうせ死ぬんだったら、代わりに誰かに生き延びてほしいものだ。

今日は雨が降って寒かった。元気なら横浜へ出て買い物に行こうと思っていたが、雨が鬱陶しかったのと、また鼻がぐずぐず言いだしてちょいと風邪気味だったのでやめた。昼食のパンを買いに行ったときと、スーパーへ夕食の買い物に行った以外は外出していない。その2回の外出も寒くて凍えそうになった。

起きたのは5時頃だったろうか。しかし昨日と同じように昼過ぎまで寝ていた。一日中音楽を聴いてテレビを観て過ごしていた。何も変わらぬ日常。これでいいのだろうか。

やけに首が凝っている。普段から首や肩が異常にこるが、風邪気味のときは独特のこり方をする。今はその状態だ。やはり風邪気味のようだ。念のために風邪薬を飲んだ。

そう言えば今日も夢に家族が出てきた。私の夢には、日ごろ親しくしている人や身近に接している人はあまり出て来ずに、疎遠になってしまってしばらく会ってないひとや連絡を取ってない人がよく出てくる。大学時代や高校時代の友達はしょっちゅうで、小学生の頃の友達なんかが出てきたりする。夢に出てきたことで卒業以来はじめて思い出す、というようなこともある。そしてとりわけよく出てくるのが家族である。

実は私は家族と疎遠なのだ。早くから崩壊していた家族で、あまり私は自分の家族を好きではなく、特に父親と話していると、いや同じ空間にいるだけで生理的な嫌悪感を感じ、わけもなく怒ったり情緒不安定になったりする。兄弟ともあまり仲良くない。仲が悪いというわけでもないが、赤の他人のような存在だ。家族と連絡を取ったのは、1年くらい前に退院したときに、電話で父親に「退院したから」と話したときが最後である。両親には「用があるときはこっちから連絡するから、電話をかけてこないでくれ」と言ってあるのでそれ以来音沙汰なしである。入院していたときにいろいろな患者と話をしたが、家族と何らかの問題を抱えている人が非常に多かった。家族との関係に問題があると精神的な病にかかりやすいのだろうか。

そして普段は家族のことを思い出すことはまずない。だが夢にはしょっちゅう出てくる。自分の無意識では家族のことが気にかかっているのだろうか。

一日とんでしまった。

昨日は一日中ゲームをしたり寝たりしていた。寝ていた時間が多かっただろうか。惰眠をむさぼるのは心地よいが、そこから抜け出せなくなりそうになる。「夢は眠りの守護神」と言ったのはフロイトだったろうか。夢の世界から戻って来れないようになりそうな気がする。

そして夜になり21時半ころ、不意に眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまった。風呂にも入らず歯も磨かず日記も書かず、そのまま横になってねてしまった。

そのまま朝まで眠れればいいのだが、午前1時頃目が覚める。今まで何回もこういう経験はあったが、ここでちゃんと眠剤を飲まないと眠れなくなる。ということで眠剤を飲んでまた寝てしまった。

今日はまた朝からずっと寝ていた。今日はボーカルアンサンブルの練習なので11時半頃に家を出なければならない。それまでには起きるつもりだった。10時半ころ、メンバーのN氏から電話がかかってきた。「今日の練習は来れそうですか?3人になりそうなのですが」誰か欠席するようだ。「今日は行けそうです」そう答えたものの、また寝てしまった。

そして夢が始まった。現実世界を模倣して自分を欺く夢が。体が動かない。しまったこれから練習に行かないといけないのに。でも体がどうしても動かない。もう時間になった。しかたがないのでN氏に欠席連絡をする。なぜかN氏は「来てください」といつになく強い口調だ。しかたがなく必死で起きようとする。しかし体が動かない。

そういう夢を見ていた。そして目が覚めたら13時過ぎ。練習はもう始まっている。今度こそ本当に欠席連絡を入れる。現実のN氏は「ゆっくり休んでください。お大事に」と言ってくれた。そしてまた寝てしまう。ここで気がついたが、今日は久しぶりにはっきりわかる鬱だ。起きようとしてはじめてわかった。自分を襲う闇の感覚。自分が自分でないような、自分の魂が自分の体から遊離したような、なんともいえないイヤ〜な感覚。横になりながら必至にその感覚に耐える。

少し体が動くようになったのでパンを買ってきて食べる。そしてまた寝てしまう。鬱の感覚は少しましになったが、まだどことなくだるさが残っている。

そして夕方。少し元気が出てきたのでスーパーに行って買い物をした。おでんセットとほっけの切り身を買い、おでんを温めてほっけを焼いて食べる。

夜はなんとか元気が出てきてCD-Rのフォトアルバムなんかをせっせと作っていた。今までデジカメで取り溜めた写真がかなりたくさんあるので、サムネイルからスライドショーを閲覧できるHTMLファイルをツールで作成し、CD-Rをドライブに入れると自動的に起動されるようにした。Autorun.infには実行ファイルしか指定できないことを知らず、ちょいと苦戦したが、HTMLファイルを指定すると規定のブラウザを開いてくれるツールを探してきてうまくいった。

明日は月曜日かあ。あまり調子が良くない状態が続いているが、明日はどうだろうか。また「断眠療法」を試すつもりはないが、明日の朝どうにか体が動いてほしいものだ。

そして僕は途方に暮れる。

いつかの題名に書いたが、まさにそんな気分だ。
記念すべき今年の第一歩を踏み出すはずだった今日、一日中布団をかぶって寝ていたのだ。

自己嫌悪。

夜中の2時に目が覚めた。しばらく起きていた。
もう一度寝て、7時頃目が覚めた。
その時点でもうだめだった。
年末年始でたまったごみを出さないといけない。8時過ぎには持っていってしまうので、さっさと出さないと。
でも体が動かなかった。
そしてまた寝てしまう。

その後は寝たり起きたりを繰り返す。起きていかなくちゃ、と思ったかどうかも覚えていない。とにかく14時過ぎまでずっとそのような状態だった。またたくさん夢をみた。夢というのはとにかくわけがわからない。今日覚えているのは、北朝鮮のスパイにこっそり盗聴器をつけようとしている夢だった。わけがわからん。

思えば、昨日の晩の時点で「だめかもしれない」という予感を感じていたような気がする。またしても自分の中で否認していたのだ。本当の自分と正面から向き合えない自分。逃げているばかりの自分がここにいる。いつになれば一歩踏み出せるのだろうか。

起きた後、昨日ヤフオクで落札したプレステのガンコンの代金を振り込みに近くの銀行まで行ったが、すんごい行列していた。しかたないから並んで振り込んで帰ってきたが、それだけで疲れてしまった。インターネットバンキングを申し込もうか真剣に考えてしまった。月105円の手数料を取られるが、自宅のPCから振込みができるのは便利だろう。