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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は某福祉施設で月1の面談。いつもどおり、この1ヶ月間の体調の経過や自分で気がついたことをまとめたペーパーを渡して、それを読みながら話をした。スケジューリングミスで過密日程になってしまい、疲れがたまってダウンしたことや、大学での体験発表のあとにずっと調子が良かったのに先週末は崩したこと、体験発表の日には朝起きて機械的に集合場所に行ったら調子がよくなったこと、しんどいときに機械的に家事やらなんやらをやったら調子がましになって森田療法みたいだと思ったこと、先週末にしんどかったけど、自分のWRAPを見たら「がんばって散歩すること」と書いてあったので図書館まで往復したら調子がましになったこと、そういうことを話した。

職員が聞いていて感じたのが、改めてだが、自分は体を動かすということが一つキーワードとなっている、ということだ。上のパラグラフにも「機械的に体を動かす」「散歩する」というキーワードが出てくる。自分で経過をまとめていて何回も体を動かすということが出てくるのに気がつかなかった。これからも調子を崩したときに体を動かすということ、あるいは日頃から体を動かすことによって調子の悪化を防げるかもしれませんね、そういう話になった。

先日の大学での発表の話になって、今回は大学からだったが、こういう利用者の体験を話してくれ、という依頼は看護学生相手だとか役所からだとか、いろんなところからちょいちょい来るらしい。そのたびに福祉施設の職員で人選を行っているのだが、今回は私の名前が最初の方に出たらしい。そう言えば1回目の発表のとき、随行していった職員が「今回デビューは2人ですね」と言っていたのを思い出した。5人で行ったので、つまり残りの3人はこういう機会に話すのは初めてではないということだ。人の前に立ってマイクを持って、来てくれた人のためになる話ができそうな人というと、ある程度限られるということか。いい経験になったので、また機会があれば声をかけてください、と言うとぜひぜひ、と言われた。またそのうち話が来るかもしれないな。

あと、来週の水曜日に横浜市の同じ系列の施設全体のイベントとして「ピアを考える会 アンケート報告会」というのがあって、それに参加申込をしていたのだが、チラシをよく見て不安になってきた。自分がピアサポーターやピアスタッフに興味があるということを別の職員が知って案内をくれたので、その場で申し込んだのだが、自分はちょっと興味があるという感じなのに、「ワールドカフェ形式で自由に話し合う」とういコーナーがあって、ばりばりにピアスタッフやピアサポーターとして活躍している人ばっかりが来たらどうしよう、浮くかなあ。なんてことを職員に相談した。すると、「ぜんぜん大丈夫ですよ。あ、そのイベントの司会、私です」とのこと。おお、そうであったか。じゃあまあ気楽に行こうなんてことに。

今日の面談はいろいろ詰め込んで話ができたが、趣味が合う人と「あ、私も私も、そうそうそうそれれそれ」と盛り上がるのは、ピアサポートと共通する感覚かもしれない。


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