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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日、県営住宅の鍵が来たから、今日さっそく中を見に行ってきた。

 
入ってみて驚き、
 
「広い」
 
なんせ今住んでいるアパートが洗面所もベランダもない6畳と4畳半の2Kである。それが、今度は6畳と6畳の2DK。キッチンも広いし洗面所もあるしベランダもあるし、何よりも収納スペースが広い。
 
これは嬉しい。ようやく冷蔵庫の隣に洗濯機と乾燥機があってそのまま風呂場の入り口になっている、この狭苦しいアパートから解放される。
 
しかし、、
 
「ない」
 
風呂がないのはわかっている。カーテンもないのは当たり前だ。そんなことはわかっていた。だが、
 
カーテンレールもない。
 
網戸もない。
 
トイレにコンセントがない。これではウォシュレットがつけられないではないか。
 
トイレの換気扇もない。窓もない。正直ちょっと臭い。
 
モジュラージャックもない。昔ながらの小さな丸い穴が電話マークの下にぽつんと空いているだけである。
 
電話線の穴
 
なんじゃこりゃ~!いくら何でも電話線が来てないはずがない。と思ってあとから調べたら、どうやらモジュラージャックの設置工事が必要らしい。つまり、前に住んでいた人も原状回復のためにモジュラジャックを撤去したということか。
 
ばかばかしい。調べてみたら、モジュラージャック一つ取り付けるだけでけっこうな料金かかるではないか。しかも何らかの工事をするには、いちいち申請書を出さないといけないらしい。
 
なんでこんな制度になっているんだろう。と思うのは何度目のことだろう。

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