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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は会社の健康管理室へ行って、嘱託医と2回目の面接をした。

嘱託医とはそんなにたくさん話をしたわけではないのだが、前回と今回の話をしているだけで、「背中に背負っているものが重たい」と言われた。やはり私はいつも空回りしているのだ。いつも勝手に悪循環に陥っているのだ。

どの本を読んでも、うつ病の治療の基本は投薬と休息であると書いてある。もうこんなに休んでちゃんと薬も飲んでいるのに、なんで治らないんだ。ずっとそう思っている。だがそれがかえって自分にプレッシャーを与えているようだ。「何がなんでも治さねば」という「ねばならない」ができてしまっている。これは病院のカウンセラーにもさんざん指摘されたことなのに、やはり自分でわかっていない。自分で荷物を抱え込んでいるのだ。もっと開き直れれば、というか、軽くできたらいいのだろうが。

「会社に復帰することと病気を治すことは違うから」と嘱託医は言う。しかし、病気が完全によくならないのに復職させてもらえるのか。それが自分にとって疑問なのだ。

今年の5月はじめ、入院中の私は一晩で躁転した。そして2週間くらいしてノーマルな状態に落ち着いたとき、「この状態が続けば復職できる」と思った。そして会社の人事部と相談したのだ。その際に言われた復職の手続きの中で、「復職の前に3ヶ月の仮出社期間を設ける。その間にぶり返すようなことがあると、復職を認めない。完全に病気が治った状態でないと復職できない」というようなことを言われたのだ。

だから私は嘱託医に、そのことを伝えた。人事部からは完全によくなってから、ということを言われてるのですが、どうすればいいのか。嘱託医と人事部は完全に意思疎通されているわけではないようだ。「その辺の基準はまだきっちりと固まってないはずだが…」と言われた。実際、嘱託医が見てきたなかで私のように休職から復帰した人も、完璧にできた人は少なく、スタートで多少つまづいたり、途中でちょっとへばったり(このパターンが多いそうだ)、そうやってなんとか軌道に乗っていくものらしい。しかしまあ、最終的にはほとんどの人が復帰できているそうなのだ。

残念ながら私は退院して一週間で鬱に落ちてしまった。今の状態では復職に向けて具体的に動くことはできない。しかしタイムリミットは近づいてくる。ラストチャンスで入院するか何かしてとりあえず状態を安定させて、なんとか仮出社にこぎつける、というシナリオでいくしかないか。

ところでその嘱託医はちょっと変わった人なのだ。神経科の医者ということなのだがあまり医者っぽくなく、どちらかと言うと心理療法士に近いような印象を受ける。そして今日は、鬱を治すのに光療法を勧めてきた。光療法とはうつ病の治療法の一つなのだが、日本ではあまり行われていない。「主治医に話すと反対されるだろうけどね」と言いつつ、光療法用の照明器具が海外の製品であるから、と紹介してくれた。「ちょっと怪しいところが輸入しているんだけどね」と言う。大丈夫なのだろうか。「効く人にとっては抜群の効果がある。ただ躁転してしまうこともある」と言うのだが。


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