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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

先週まで毎週末に土、日、月と2泊3日で外泊訓練をしていたのだが、今週から3泊4日になった。今日は外泊初日で家に戻ってきたのだ。あと何回か外泊して病院の外での生活を落ち着いて送れることを確認し、退院する予定だ。

入院中に書き溜めた今までの経緯などを元に、自分のHPの「カミングアウト宣言」の部分をリニューアルした。タイトルを「自律神経失調症/うつ病」から「躁鬱病」に変え、内容もかなり細かいものになった。

今夜は知人がやっているアカペラグループのライブに行く予定なのだ。楽しみなのだが、体がもつか心配である。


コメント

  • noir 2014年9月3日 11:02

    はまーさん、度々申し訳ありません。
    私は以前から病気のカミングアウトについて悩んでいて、はまーさんに躁鬱病のカミングアウトの事を教えて頂けたら、と思いまして。HPでカミングアウト宣言をなさったそうですが、拝見したくても探し方が分からなくて…。どうすれば拝見できるのでしょうか? 
    ちなみに私は難病の方は誰彼構わず話しているのですが、双極性障害についてはごく一部の人(難病で入院した時の仲間、うつ病になった友達、私にとって「師匠」的な方)にしか言っていません。比較的親しくても話していない相手は何人もいます。自分の中に精神疾患に対する偏見はないと思っていますし、仮に誰かに話したけれど正しく理解してもらえなかったり偏見の目で見られたりしたとしても「まぁ仕方ないか」と思うだけだと思うのですが、何だか言いづらいのです。難病のことで多くの方にかなりご心配おかけしてきたので、更にご心配おかけするのはちょっと…面倒なのかもしれません。
    ただ、以前から私を知っている人に躁の時に会ってしまうと「何かおかしい」と思われたり、躁の時は普段と違い物凄く多弁になるので、自分からつい言ってしまったりしたことがあります。その時のようにひどくはなくても今また躁なので、うっかり言ってしまいそうです。
    自分がどうしたいのかが分からないのですよね。
    はまーさんがどのようにカミングアウトされたか、その後の反響等について、はまーさんの調子が良くなられて、気が向いた時にでも教えて頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。

  • はまー 2014年9月3日 13:48

    noirさま、こんにちは。
    私は今では閉鎖してしまったのですが、以前はこのブログとはまた違う、個人HPを持っていました。残骸はここにあります。
    http://www.yet-another-world.jp/hammer/
    当初は趣味のことなどを掲載していましたが、うつ病(書き始めた頃はうつ病の診断でした)になってつらい思いをしてから、それを手記「カミングアウト宣言」と題してまとめ、病気になった経緯を書いていきました。
    自分がうつ病であることは、最初はごく親しい友だちだけに話していたのですが、話してみると理解してもらえる、と思ったので、他の友だちや、自分が所属しているメーリングリスト(合唱団関係の複数のML、当時所属していた山岳会のMLなど)に、思い切って、
    「自分はこういう病気にかかってしまいました。病気のことを知っていただきたく、その経緯をまとめたので、よろしければ読んでください」
    とメールしました。確か2001年くらいのことで、多分100人以上にはメールが届いたと思います。その頃は「鬱」というものに対する社会的な認知度も理解も乏しく、そのため自分が苦労したので、「鬱」という病気があって、それはどんな病気か知ってほしい、そう思って、草の根的に自分ができることをやってみよう、と思ったのがカミングアウトした理由です。
    自分のことを昔から知ってくださっている友人には、自分が怠けたり会社をサボったりする人ではない、ということを理解していただけているだろう、でもそういう人間でも、傍から見たら「サボっているように見える」鬱という病気がある、そういうことを知ってもらいたい、そういう思いがありました。
    「カミングアウト宣言」は2004年くらいまで追記していましたが、それ以降は同時に書いていた日記がメインになっていて、ずっと更新はしていませんでした。そして「鬱」というものが社会的に認知されていき、「草の根的に鬱のことを広めたい」という自分の役割は終わった、と思って、中途半端に終わっていた「カミングアウト宣言」のページは何年か前に削除してしまいました。
    メールに対して、色々な方から返事をいただきました。「そういう病気があるんですね」「ずいぶん苦労されたんですね」というメールも多かったのですが、中には「実は自分も鬱です」「自分の家族も鬱です」というメールもあって、一人で悩んでいる人もけっこういるんだな、と思いました。
    鬱のことばかり書きましたが、「カミングアウト宣言」には躁のことはほとんど書いていません。それは、最後に更新した2004年に「躁鬱病」と診断されたからです。なので、その後の自分の躁状態のエピソードに関しては、この日記を読んでくださっている方は知っているかな、という感じです。(でも理解してくれているかは???ですが)
    ただ、躁状態で迷惑をかけた人にはその都度「実は自分には躁状態というのもあって」という説明は個別にしています。明らかにいつもの自分と違って非常識な言動をしているので、病気だということは理解はしていただけていると思うのですが、でも厄介だな、と思われているかもしれません。相手はそうは言わないので、どう受け止められているかは自分でもちょっとわからないのですが。
    だらだらと長くなってしまいました。少しでも何かの参考になれば幸いです。

  • 匿名 2014年9月4日 00:40

    はまーさん、こんばんは。
    カミングアウトの件に関して、詳細に教えて下さいまして本当にありがとうございます。大変参考になりました。
    はまーさんはかなり前からうつ病や躁鬱病で苦しんでいらしたのですね。私の場合は精神科通院が始まったのは2009年12月か翌年1月からで、私も最初は抑うつ状態とかうつ病ということになっていましたが、抗うつ薬で初めて躁転した時は「そういうこともあるのかー」と思っただけで、当時の担当医から双極性障害についての説明を受けた記憶がないのです。2012年2〜3月に3週間ほど難病の方で検査入院した時(本当は入院しなくても外来で検査を済ますことができたのですが、その前にうつがひどくなり、私の母が難病の担当医に入院させてほしいとお願いしたのです。というのは2009年7月〜11月に難病で生まれて初めての入院生活を送った時、毎日楽しくて仕方なかったことと、母も同じ病院に入院したことがあり、かなり前からいくつかの科に外来に通っていて、その病院が大好きなので、ちょっと入院すれば楽しいバカンスになり精神状態が良くなるかも、と思ったみたいなのです。難病で入院させるかどうかは担当医次第という微妙な病状だったのですが、精神状態を心配して下さり、めでたく入院できたのでした。が)激しく躁転して、それまでの私なら有り得ない奇行?武勇伝?の数々を繰り広げたのでした。その時には双極性障害とされていてのかもしれませんが、私にその認識はありませんでした。通院のメモをちらっとみたら、2012年にはリーマスを服用しているので、2012年に双極性障害ということになったのかもしれません。
    カミングアウトの件ですが、前の担当医に相談した時に「誰彼かまわず言うのはやめたほうがいいと思います」と言われました。よく考えると全ての知り合いに知らせる必要性が私の場合はないですし。躁や鬱で迷惑をかけてしまった人には理解していただくためにも説明する必要はありますよね。分かってもらいたい人に話す、という感じがいちばんよいのかな、と今は思います。でも今は躁だから、急に気が変わってぺらぺら喋ってしまうことも有り得るので、注意が必要かな、という感じです。
    はまーさんのお蔭ですっきりしました。本当にありがとうございます。
    はまーさんが丁寧な返信を下さったこと、新しい記事を書かれたことをとても嬉しく思います。でも体調が悪いとのことで、心配です。どうぞご自愛下さいませ。…このような時に言う他のよい言葉はないものでしょうか。「ご自愛下さい」はよい言葉だと思うのですが、それをしょっちゅう使うとその言葉に込めた思いがどんどん軽くなってしまいそうな気がするのですよね。
    今回も長文になってしまいまして、申し訳ありません。

  • noir 2014年9月4日 00:48

    先程、はまーさんからの返信に対するコメントを投稿しましたが、名前の入力を忘れて匿名になってしまっていました。申し訳ありません。

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