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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年3月7日

今日は予報どおり一日雨。夕方まで寝ていたような気がする。ずっと寝ていたわけではないが、起きたり寝たりを繰り返していた。そんなに寝たのに夜になるとまた眠たくなってきた。昨日の夜は眠剤を飲んでもなかなか眠れなかったのに、安定しない。昼の方が自然に眠ってしまう不自然さは相変わらずだ。

腹痛がおさまらない。治ったと思ったらぶり返している。昔から腹を壊しやすく、腹痛を起こすのは珍しくない。あまりに痛くて夜中にタクシーで救急病院に行ったことも2度ほどあった。しかし、いつもまともな診察をしてくれない。「腹が痛いんです」そう訴えても「そう」と言うだけで、触診すらしないこともほとんどだ。「じゃあ薬出しておきますから」いつもそれで終わりだ。腹痛くらいで病院来てるんじゃねーよ、そう言わんばかりに冷たくあしらわれている気がする。だから腹痛で病院に行くのはなんか嫌なのだ。市販の薬を飲んでしのいでいる。彼女は心配して「病院行ってよ〜」と言うが、腹痛に関しては病院に行くのは気がすすまない。しかしまあ、今回は月曜くらいから続いているので、来週になってもまだ続いていたら近くの医者にでも行ってみるか。

夜、テレビを観ていたら「ザ・ジャッジ」で「仕事が忙しすぎてうつ病になった場合の慰謝料は」というテーマを取り上げていた。慰謝料の額はともかく、そのケースの再現ビデオをみていると昔の自分を思い出す。テレビでやっているほど極端なわけではなかったが、だんだん追い詰められていくさまが発病した頃の自分の姿と重なるのだ。あの頃は自分で自分がどういう状態になっているのか全くわからなかった。「うつ病」という病気があるということすら知らなくて、どこに相談すればいいのかもわからず、ずっと一人で抱えて悩んでいた。最初にしかるべきところに相談して早期に手を打っていれば、こんなに長期化して今頃こんなふうに毎日寝てばかりの生活を送ることもなかったかもしれない、今頃また復帰してばりばり働いていたかもしれないのに、そう思う。今日のテレビでは「こういう傾向がある人はうつ病の可能性があります」と自己チェックをやっていたが、今みてみると、最初の頃はすべての項目にあてはまっていたことがよくわかる。あの頃、これを観ていれば。後悔ばかりしてもしかたがない。目を先に向けなければ。しかし、つい思考が後ろ向きになってしまう。いかんいかん。