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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は通院だった。なんだかんだ言って、調子は安定してきているし、日中寝てしまうと言ってもしんどいとかだるいとか鬱だとか、そういうのでなく単に「眠い」のであり、それは薬のためだと思うので、デパスを元の量に戻し、不安定だったら頓服でもう1錠飲むということにした。

それで、まあそんな感じなので、来週辺りからぼちぼち会社に行きたいのですが、と相談したところ、では無理のない範囲で行ってみたらどうですか?ということで、一応来週から職場復帰することにした。とは言え、無理は禁物。体調によっては午後からとか休むとか、そういうことになるかもしれない。とりあえずそういうことにした。

と、自分だけでそういうことにした、では済まされない。私は派遣社員なのだ。派遣会社の営業に電話して、こういう状態で、医師からこのような指示を受け、こういう勤務状態になるかもしれません、と話した。営業は今週中にうちの上司とコンタクトをとると言っていたが、まだとれてないらしい。

一応私はフルタイムでの契約なので、原則としてはフルタイムの勤務が前提である。体調が不安定で休んだり半日勤務が頻繁にあり得そうなのであれば、派遣会社としては派遣先と何らかのネゴシエーションが必要である。派遣先によっては、契約解除されてもやむを得ない状態なのだ。うちの職場は平気な感じだが。

まあ、今日、明日と休んでから来週から復帰し、その後3連休が2週続く。リハビリにはちょうどいいかもしれない。無理をしないように気をつけなければ。

かなり強い台風のようだが、家の中に引きこもっている自分にはあまり関係はない。しかし、愛川に泊まりで校外学習に行っている姪が心配だ。

今日もCatalystのお勉強。先日買った本にあるサンプルプログラムを、自分の手で入力して動きを確かめてみよう、となんとか書いてあることを一生懸命読んで、わからないところを検索しまくり、ちょっとずつ理解しながら進めていった。おかげでだいぶわかってきた。

が、最後の方になってViewのデザインのところのソースが書いてない。CSSとHTMLのテンプレートで、テンプレートの中のキーワードの場所がPerlで処理した文字列に置換されて最終的にブラウザに表示される、という仕組みなのだが、そのCSSやHTMLは割愛されていた。結局本に書いてあるサイトからソースをダウンロードし、そのまま動かそうとした。

それから実際に動かすのに、ライブラリが足りなかったりといろいろ苦戦したが、なんとか動いた。単純なブックマーク管理画面で、テキストボックスにURLを入力すると、そのURLが実在するならそのページからタイトルを取ってきて登録し、一覧表示に追加する、というもの。編集画面でタイトルを編集したりコメントを追加したり、削除画面で削除もできる。

理解するのにはかなり苦労したが、実際にコーディングする量は、考えてみたら本当に少しである。もちろん複雑なWebアプリならもっと大変だろうが、確かにこれは使いこなせると生産性はとても高くなる。

そのためには、自分が作りたいアプリの「部品」、すなわちCatalystのモジュールやそれ以外のCPANのモジュールなどをいかに効率よく見つけてうまく使いこなすか、ということが大事だろう。実際にはこれが大変だろう。

それはそうと、portsupgrade をインストールしようとしたら、/usr/ports/sysutils/ の中にない。検索したら、どこを読んでもそのディレクトリにある、と書いてあるのに。検索しまくって、ようやくVer6台から portsupdate は /usr/ports/ports-mgmt に移動した、ということがわかった。findで探した方が早かったよ、とほほ。やはりバージョンの違いによる微妙な差というところでつまったりすることが多いこの業界である。

今日は午前中はだるだる。この天気のせいだろうか。いや、毎日のことだが、今日は特に「気圧が何か低い」というのを感じた。その辺の微妙な違いはわかるのだ。

昼からは割と元気。仕事にも行けそうな感じだが、おとなしく勉強をする。何日か前に書いたCatalystというWebアプリのフレームワークの勉強をしようとして、本を読んだり、日本語のサイトをようやくいくつも見つけて読んでみたりしたが、なかなか手強い。

もともとプログラミングを簡単にするためのフレームワークのはずなのだが、なんせ最近のカレントの基礎知識がなさ過ぎる。Perlも知らない。したがってCPANというPerlライブラリ群にあるモジュールの使い方も知らない。Catalystコンテキストオブジェクトの仕様も詳しくは書いてなく、結局は英語の解説を見ないとわからない。

なので、コードを見て解説を読んでも、部分的にしかわからず、そして何がわからないかもわからず、とほほな状態。なんだかんだやって、やっと画面に”Hello, World!”を表示させたよ。

まあ、昔からプログラミングは習うより慣れろ、というから、いろんなサイトにある「試しにこんな手順でこんなものを作ってみました」を真似していろいろ作ってみよう。Perlに関する情報はWebに腐るほどあるから、とりあえずPerlの部分はわかるようにしようっと。

う〜ん、今日はちょっと低調である。まだ日によってムラがある。昨日は「外に出たいけど、自宅療養中だし、でも今日は大丈夫だから外出してしまえ!」と外に出たが、今日は低い。昨日のせいか?

午前中、また2時間くらい二度寝してしまった。起きてからしばらくして、どうも眠くなるのだ。お茶を飲むのを忘れていた。明日はがんばってお茶を飲もう。

昼は、いろいろ勉強したいことがあるので、昨日買った本やらWebサイトの解説を読もうとしたが、どうも集中できない、読んでも頭に入ってこない。なんだか気力がないのだ。気力がないというと、やっぱ鬱の症状なのか。でも普通の人でも、なんか気力がないなんてことは普通にあるから、鬱の症状なのかなんなのか、自分でもよくわからない。

よくわからないままぼ〜っとして昼は過ごしたが、夕方16時頃から2時間くらい寝てしまった。眠ってしまうというのは、やはり調子が悪い証拠だ。今週でなんとか少しずつでもあがっていってほしいのだが。

昨日も今日も暇である。なんせ一週間は自宅療養することになっているのだ。しかし、午前中はまだ眠たくて二度寝してしまうものの、午後からは元気である。午後からなら出社できそうなのになあ。自宅療養することになっているから、派遣の営業から電話がかかってきたときに家にいなくてはまずい。医師の指示も守れない=自己管理ができない、と思われてしまう。あ、いや実際そうなのか。

午前中も、前はいったん起きたものの「しんどい」とか「だるい」でまた寝てしまっていた。しかし、今は単なる「眠い」ので、6時半に起きても8時頃にまた寝てしまうのだ。これは朝のデパスが倍の量になった副作用だろう。前みたいにお茶をがぶ飲みしてカフェインで抑え込めるはずだ。

ちょっと勉強したい分野があって、Webで情報を探したが英語の情報ばかり。日本語の情報もちょっとあったが、結局深く知ろうとすると英語のサイトにたどり着く。Perlをベースにしたオブジェクト指向プログラミングのフレームワークでCatalystというのがあって、うちの職場ではなぜかそれを使ってプログラムを作っているのだ。そういう手合いのものはいろいろあるのに、なぜかうちの職場ではそれがお勧めらしい。

それで私も勉強しようと思ったのだが、Perl自体ろくに勉強してない。でも、言語はPerlだろうがなんだろうがあまり関係ない、部品がたくさんあるから、組み合わせてロジックの部分だけちょちょいと書けば、あっという間にWebアプリのできあがり、とNさんは言っていた。

う〜ん、しかしまだまだ知識が乏しいので、Webの情報を読んでも今ひとつぴんと来ない。やはりこういうときは書籍をじっくり読んだ方がいいだろうと思ってAmazonで検索したが、出てくるのはCiscoのスイッチの本ばかり。そうだろうなあ、この業界でCatalystというとCiscoのスイッチだよなあ。

昼頃、会社のメールを覗いてみた。お、チームリーダーは今日は休みらしい。と言うことは派遣の営業がチームリーダーと今日接触することはない。今日は電話がかかってこないだろう。これはチャンス!

と思って横浜に出て、そごうで妻はカルチャースクールの申込み、私は紀伊国屋で本を漁る。オブジェクト指向のフレームワーク関連の書籍を探したが、プログラミング関連のところにはSmalltalkやJavaを使用したものはあっても、Perlのものはない。

そして探し回った結果、なぜか「OS」のコーナーに「まるごとPerl! Vol.1」という初刊の雑誌?を見つけた。表紙には、

「特集1 Web2.0の迅速開発を支えるPerlのフレームワーク Catalyst / Sledge / Jifty 」

とある。おお、これでちょっと何かわかるかもしれない。この本を読んで1週間でいろいろ遊んでみよう。明日からは缶詰な毎日である。と言うか、本当に休養しないといかんな。調子に乗るなと自分に言い聞かせたい。