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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

Webサイト制作業を立ち上げようとたくさんの勉強をしてきた。HTMLやCSSはある程度知っていたが、HTML5で新しく加わったタグ、廃止予定のタグや、CSS3になってからかなり進化したプロパティ。まずはこれらをマスターしようとしたが、今はそれだけでは通用しない時代。必要な知識、スキルは山ほどある。

  • HTML5
  • CSS3
  • Javascript(今ではjQueryが主流)
  • PHP/Perlプログラミング
  • レスポンシブデザイン
  • レイアウト、デザイン、配色
  • コンテンツディレクション
  • フォトレタッチ
  • イラストレーション
  • Webフォント
  • Webアクセシビリティ
  • Webユーザビリティ
  • SEO
  • CMS(今はWordPressが主流)
  • OGP
  • ライティング、コピーライティング
  • フォトテクニック

等々まだまだあるのだが、正直言って無理である。本来はWebディレクター、デザイナー、コーダー、プログラマー、ライター、フォトグラファーなど、兼務していることは多いものの、チームでやっていることを一人でやらないといけない。

一番の課題は、

「デザインのセンスがない。いや、ないというよりむしろひどい」

ということだ。これはもうどうしようもない。今からデザインの専門学校に通う金も時間もないし、ちょっとお手上げである。今はWebサイト全体のクオリティが相当高くなっているので、付け焼き刃ではどうにもならない。

それからコンテンツディレクションもかなり難しい。デザインなんてのはお店の入り口にしか過ぎない。お店に入ってもらっても、中身がつまらなかったり自分のほしい情報が見つからず、すぐに出て行かれたらなんの意味もないのだ。

Webサイトのターゲット、つまり「そのサイトを訪れてほしい人」がどういう人たちかをきちんとイメージし、わかりやすい言葉で、わかりやすいナビゲーションで、わかりやすいページ構成で、わかりやすいコンテンツになっていないといけない。最近ではさいたま市のWebサイトが「わかりにくい」という声が多くて、全面的にリニューアルした例があるが、コンテンツディレクションがいかに重要かがわかる。

限界を感じている今日この頃。この世界も競争が激しく、自分が想定している価格帯で、自分の力量よりはるかに高いクオリティのサイトを制作している業者はたくさんある。他にもいろいろ策を考えているが、なかなかいい方法が見つからない。舐めてかかっていたわけではないが、想像以上にハードルは高かった。

さて、これからどうしたものかな・・・。

少しずつ体調は回復している。

昨日は午後から区役所に行って、その後皮膚科に行った。特にしんどくもなかった。それにしても1年に何回も区役所に行かないといけないのは面倒だ。いろんな制度を利用しているのでしかたがないが。

夜も久々にぐっすり眠れた。寝付きが悪いということもなかった。この調子で快方に向かってくれないかな。

体重が昨日から1kgも増えている!
1kgくらい誤差の範囲だが、その前々日からは1.5kg増えているのだ。
これはやばいな。過食をなんとかせねば・・・。

昨日はメンタルクリニックに行って主治医に相談。副作用が強く、躁転のおそれがある薬はとりあえず減量になった。いきなり中止するのが最も危険だ。そして、躁転するのが怖いので、炭酸リチウム(リーマスのジェネリック)を処方してもらった。これは抗鬱剤や精神安定剤と違って「気分安定剤」と呼ばれるもので、上げるとか下げるとかではなく、波を抑える薬。躁状態の時によく使われる。

一昨日の夜は珍しくぐっすり眠れたのに、昨日はまたしても全く眠れずに、結局また過食に走ってしまった。それも今まで一番ひどい過食。食べても食べても満足しない。せっかくスーツを作ったばかりなのに、リバウンドしたら元も子もない。また体重が増えてしまうのは困るし、こんなことを繰り返しているから余計な食費がかかる。

昨日は通院前からおかしかった。節約とダイエットで食べたいものをずっと我慢していたからか、「あれが食べたい」「これが食べたい」とばかり言っていた。通院時にも、モスバーガーの前を通るとふらっと入りそうになったり、ラーメン屋に行きたくてうずうずしていたりした。今までも「たまには何かおいしいものが食べたいなあ」とは思っても、ずっと我慢できていた。やはり精神的に相当不安定になっているのだろうか。

ちゃんと夜に眠ることができればいろんなことは改善するのだが、なかなかコントロールがうまくいかない。歯がゆい毎日は続く。

せっかく自宅で仕事をしようと動き出したのに、必死に頑張って勉強した結果、それが裏目に出てしまった。無理を重ねて、その結果よけいに調子が悪くなる。それを何度も繰り返してきたのに、全く学習能力がない自分がここにいる。

2つ目の職場で派遣のエンジニアとして情報システム部門で働いていた頃の話。朝起きて出勤するのがとてもつらかった。そこはTシャツで短パンという服装でもOKという職場だったので、次の日に出勤する格好をして夜に寝て、起きたら予め枕元に置いておいたかばんなどを持ってなんとか外に出て、タクシーを拾って出勤した。タクシー代はかかかったが、2時間仕事をすれば元はとれた。頑張って仕事をして、夜は必死に電車で帰ってきた。ばかみたいな話である。

毎日そんなことをしていたわけではないが、ずいぶんと無理というか無茶をしたものだった。しかし、その時は必死だった。とにかく食うためには働かなければならない。

しんどくて、というわけではなく、ある事情でその職場は3年弱で辞めることになったが、そこで辞めていなかったらもっと状態はひどくなっていたかもしれない。

これから自分の状態は回復するのだろうか。