36時間の断眠がまもなく終了する。徹夜は思ったほどきつくはなかったが、2日目の後半は予想ほどではないがちょっときつかった。
これから12時間の睡眠に入る。そしてその後、再び36時間の断眠に入る。何かの拷問か、これは?
36時間の断眠がまもなく終了する。徹夜は思ったほどきつくはなかったが、2日目の後半は予想ほどではないがちょっときつかった。
これから12時間の睡眠に入る。そしてその後、再び36時間の断眠に入る。何かの拷問か、これは?
昨日はそこそこ眠れた。2:00頃に目覚めたとき、最近はそのままもう一度寝てしまうのだが、昨日はあえて追加眠剤をもらって飲んだ。少しでも眠りが深くなるように。その甲斐あってか、朝起きたときはいつもほど眠気は残ってなかった、と思う。
その後、担当看護師から改めてスケジュールや看護体制について説明を受ける。毎時0分と30分には看護師が自分の所在を確認する。寝ていないか常にチェックされる。断眠期間中は自分の部屋ではなく、基本的に面接室という別室を特別に使用し、そこで過ごす。部屋にいるとベッドがあるので、つい寝てしまうかもしれないからだ。
日中はできるだけホールで過ごすことにした。看護師の目の届く範囲にいよう、ということと、自分が断眠をやることはみんなに言ってあるので、話し相手になってくれたり、つい寝てしまっても起こしてくれるだろうから。
とりあえず今日一日のプログラムは終えた。1時間半の作業療法(アート)のあと、1時間半の心理検査はちょいときつかった。
そして就寝時間が過ぎた。とりあえずは明日の朝まで、一人で寝ずに頑張らなくてはならない。暇をつぶすもの、眠気を飛ばすものはいろいろ用意してある。夜中の3時から1時間は1万ルクスの光を浴びる。体内時計をわざと狂わせるのだ。そして明日になれば、通常通りのプログラムに戻る。
大丈夫かなあ。
昨日も割とちゃんと眠れたはずなのに、朝になっても頭の中がもやもやして眠気が残っている。そしてまたしても朝食後に二度寝してしまった。明日この状態だったらどうしよう。そこから36時間の断眠が始まるというのに。
昼過ぎ、不安でどうにも落ち着かなくなって、入院してからはじめて不穏時の頓服を貰って飲んだ。ワイパックスは初めてかもしれない。幸い30分ほどで効いてきて不安はなくなった。
しかしそれでも元気はない。鬱が続いている。明日から一週間外出禁止になるのでスーパーに買い物に行きたかったが、少し歩かねばならない。そこまで行く元気もなかったので、近くのコンビニで済ませた。普段はコンビニなんて高いからめったに使わないのだが。
夜になるとだいぶ落ち着いてきたのだが、寝る時間が近づいてくるとまた不安になる。今夜眠れなかったらどうしよう。寝不足でもなんでも、クロノセラピーはスタートするのだ。腹をくくるしかない。
昨日は割とちゃんと眠れたはずなのだが、朝起きたときから頭の中がどよ~んとしていて体がだるい。今日、明日と外泊するつもりだったのだが、とても動ける状態ではない。断眠に備えていろいろ持ってきたり買ってきたりしようと思っていたのだが、朝イチで看護師に外泊をキャンセルすることを伝え、必要なものは妻に持ってきてもらった。
こんな調子で来週からのクロノセラピー、大丈夫かなあ。36時間起きて12時間寝る、というのを3セット繰り返すのだ。その間に、断眠中の夜中は3:00から4:00、回復睡眠後は8:00から9:00まで自室に照明器具を持ち込んで高照度光療法を行う。2500ルクスの光を50センチの距離で網膜に入れることによって、体内時計を狂わせたりセットしなおしたりする。
徹夜もしんどいが、徹夜明けの朝から夜まで居眠りもしてはいけないのが一番しんどいところかもしれない。ずっと看護師の目が届くホールにいようと思っている。
しんどいのは断眠セッションの最初の1週間、次の光療法セッションになれば、生活は元に戻る。
来週に向けて、体調をできるだけ整えなければ。
昨日の夜中2時頃、どこかで何か音がするなあと思っていたら、突然耳元で怒鳴られているかのような音量でアナウンスが。
「こちらは中央監視室です。4階で火災が発生しました。ただちに避難してください。繰り返します、こちらは中央監視室です……」
まじ!?と思って飛び起きて、避難経路ってどっちだ?ここは精神病院だぞ、入り口は二重扉で出られないし窓は20センチしか開かないし鉄格子が入っているし(窓から飛び降りてどうする)、などと考えていたら、
「先ほどの火災は警報機の誤作動でした。火災は発生していません」
とのこと。まあ、なんかあったときは看護師の誘導に従えばいいのはわかっているのだが、さすがにびびった。
おかげでその後眠れなくなったが、同じ被害を被った患者多数。誰かいたずらか寝ぼけて非常用ボタン押しやがったな。全く迷惑な・・・。
おかげで今日はずっと調子が悪い。全くもう。