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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日もやや調子悪し、といったところだろうか。

朝はわりと普通に起き、ゲームなんぞしていた。音楽を聴きながらそのうち眠ってしまい、昼前まで寝ていた。

12時前頃に起きて横浜へ行った。行く途中で少し調子の悪さを感じたが、昨日ほどではなかったのでなんとか横浜までたどり着き、買い物をした。先週買ったズボンの裾直しができあがっているのでダイエーまで取りに行き、ヨドバシで消耗品などを買っただけで帰ってきた。正味1時間も横浜にいなかった。せっかく出て行ったのだから、もっといろいろ寄って行けばいいものだが、なにせ調子がいまいちなもので、少し人込みに出ただけで疲れ果ててしまったのだ。帰ってきてしばらくはゲームの続きをやっていたが、そのうちまた音楽を聴きながら寝てしまった。

夕方になって彼女が来てご飯を作っていたが、ずっと夢うつつだった。夜になってようやく普通の状態になった。夜になってからでは遅いのだがなあ。まあずっと悪いよりかはましだろう。

体重は3日間まったく同じ値をキープしている。運動不足でもリバウンドはしていないようだ。先月で3キロ減って、今月で1キロ減っている。そう言えば先週試着してぴったりだったズボンを今日はいたら少し大きかった。少しずつであるがダイエットの効果は現れているようだ。この調子で減っていってくれればいいのだが。

今日も調子はいまいちだった。

朝はそんなに調子が悪いとは感じなかったが、なんだか最初の一歩が出ずに布団の中でぐずぐずしていた。10時半頃、なんとか起きだすことができたのでデイケアに行こうと外へ出て行った。が、駅まで歩いたところで、かなり嫌気がさしてきた。鬱である。心が体が拒否反応を起こしている。駅にあがる階段を上れず、かと行って踵を返して帰ることもできず、しばらくその辺りをぼ〜っとあてもなくうろうろしていた。何をしていいか自分でわからなかった。ただ自分が置かれている空間と自分自身との間のミスマッチ、ここに自分がいることの不自然さをわけもなく感じていた。何をしていいかわからなかったが、目の前の立ち食いそば屋を見ると急にそばが食べたくなって、昼食には早いがそばを食べた。なんでもいい、これがやりたいという気持ちが自分の中から沸いてきたら、それを大切にしよう。そばを食べても気分は落ち着かず、おとなしく家に帰って寝た。昨日から鬱が続いている。

昼過ぎから持ち直してコンビニに行ったりした。夕方からはけっこう調子良かった。が、夜になって急に不安定になってきた。突如として不安感が襲ってきた。言いようのない不安感。自分の人生はこれからどうなってしまうのだろう。いつまでこんな暮らしを続けるのだろうか。ぐるぐると不安ばかりが自分を襲い、体がぶるぶると震える。そのまま落ちてしまいそうだったが、深呼吸を繰り返し、ヨガの体操をいくつかじっくりやると、かなり落ち着いた。なんとか自分をリセットできた。どこででもできるわけではないが、今回はひどくなる前に自分でコントロールできてよかった。

結局デイケアは先週からぜんぜん行ってない。今日は行けそうだと思ったのに、まあしかたがない。落ち込んでも前には進まない。明日は祝日だからゆっくり休もう。

一日とんでしまった。

昨日は一日中ゲームをしたり寝たりしていた。寝ていた時間が多かっただろうか。惰眠をむさぼるのは心地よいが、そこから抜け出せなくなりそうになる。「夢は眠りの守護神」と言ったのはフロイトだったろうか。夢の世界から戻って来れないようになりそうな気がする。

そして夜になり21時半ころ、不意に眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまった。風呂にも入らず歯も磨かず日記も書かず、そのまま横になってねてしまった。

そのまま朝まで眠れればいいのだが、午前1時頃目が覚める。今まで何回もこういう経験はあったが、ここでちゃんと眠剤を飲まないと眠れなくなる。ということで眠剤を飲んでまた寝てしまった。

今日はまた朝からずっと寝ていた。今日はボーカルアンサンブルの練習なので11時半頃に家を出なければならない。それまでには起きるつもりだった。10時半ころ、メンバーのN氏から電話がかかってきた。「今日の練習は来れそうですか?3人になりそうなのですが」誰か欠席するようだ。「今日は行けそうです」そう答えたものの、また寝てしまった。

そして夢が始まった。現実世界を模倣して自分を欺く夢が。体が動かない。しまったこれから練習に行かないといけないのに。でも体がどうしても動かない。もう時間になった。しかたがないのでN氏に欠席連絡をする。なぜかN氏は「来てください」といつになく強い口調だ。しかたがなく必死で起きようとする。しかし体が動かない。

そういう夢を見ていた。そして目が覚めたら13時過ぎ。練習はもう始まっている。今度こそ本当に欠席連絡を入れる。現実のN氏は「ゆっくり休んでください。お大事に」と言ってくれた。そしてまた寝てしまう。ここで気がついたが、今日は久しぶりにはっきりわかる鬱だ。起きようとしてはじめてわかった。自分を襲う闇の感覚。自分が自分でないような、自分の魂が自分の体から遊離したような、なんともいえないイヤ〜な感覚。横になりながら必至にその感覚に耐える。

少し体が動くようになったのでパンを買ってきて食べる。そしてまた寝てしまう。鬱の感覚は少しましになったが、まだどことなくだるさが残っている。

そして夕方。少し元気が出てきたのでスーパーに行って買い物をした。おでんセットとほっけの切り身を買い、おでんを温めてほっけを焼いて食べる。

夜はなんとか元気が出てきてCD-Rのフォトアルバムなんかをせっせと作っていた。今までデジカメで取り溜めた写真がかなりたくさんあるので、サムネイルからスライドショーを閲覧できるHTMLファイルをツールで作成し、CD-Rをドライブに入れると自動的に起動されるようにした。Autorun.infには実行ファイルしか指定できないことを知らず、ちょいと苦戦したが、HTMLファイルを指定すると規定のブラウザを開いてくれるツールを探してきてうまくいった。

明日は月曜日かあ。あまり調子が良くない状態が続いているが、明日はどうだろうか。また「断眠療法」を試すつもりはないが、明日の朝どうにか体が動いてほしいものだ。

今日もデイケアに行かなかった。しかし昨日までと違って、今日はあえて行かなかった。「気分が乗らない」自分を素直に認めて「行かない」と決めて寝たり遊んだりしていたのだ。

思えば前に悪循環に陥ったときにも、そうやって自分で「行かない」と決めて行動したことによって頭がリフレッシュされ、かえって後から体が動くようになったことがあったのだが、それをすっかり忘れていた。また悪循環に陥っていたのに、それに気づいていなかった。「前ほど調子は悪くないのになあ」そう思いつつ動けないのはなんでだろう、なんでだろうとばかり考えていたが、そうぐるぐる考え続けることがすでに悪循環に陥っている証拠だということになかなか気づかなかった。

この悪循環を断ち切るためには思考パターンや行動パターンを変えなければならぬ。前はゲームにはまって徹夜、勢いで通院、という偶然のようなパターンの変え方をしたが、「あえて行かないで様子を見る」というパターンの変え方が以前功を奏したことをすっかり忘れていた。おかげで気分もなんだか晴れやかだ。明日は何も予定がなくて明後日はヴォーカルアンサンブルの練習。この週末を乗り切って来週にまた調子を取り戻せるだろうか。

そう言えば前回徹夜して調子が戻ったときに、そのことを診察時に主治医に話したら「うつ病の『断眠療法』というのもあるにはあるんですが…、あまりやらないですねえ」と言っていた。うつ病に関してはいろいろな本を読んだが、「断眠療法」というのははじめて聞いた。荒療治だが自分の場合はそれが有効なのかもしれない。あまり無茶はしたくないが、また悪循環に陥ってどうにもならなくなったときに試してみようか。

今日は通院だった。13時半の予約だったが、デイケアに行けたらデイケアに行ってから診察を受けようと思っていた。しかしまたしても行けなかった。13時半に間に合うようには行けず、結局14時から診察の彼女と一緒に行った。

外へ出れば何とか今日は動けたが、遠くの病院まで行って疲れた。帰りに横浜で買い物をしたが、人込みの中を移動するだけでかなり疲れてしまう。帰ってきたらぐったりだった。体力が落ちてしまっているのか、ダイエットのせいで力が入らないのか、鬱の症状なのか。