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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:その他諸々

昨日の「今日の動画」で書いた鉄拳のパラパラ漫画「振り子」。著作権の関係で削除されて見れなくなっていたのだが、誰かに勝手にアップしていた。多分そのうちまた消されるかもしれないが、感動的なので今のうちに載せておく。何回見ても泣いてしまう。

 

昨日タウンページが入っていた。タウンページなんて使ったことないけど、みんな使ってるのかな。お店とか病院とか調べるときはネットで探すけど。ネットを使わない人は使うのかな。ネットに情報が載ってないような小さなお店とか特殊なお店を探すのにはいいのだろうか。

タウンページ

「防災タウンページ」というのもあった。はじめて見たような気がするが、今までもあったかな?

防災タウンページ

お、公衆電話のかけ方が載っていた。先週十数年ぶりに使ったところですよ。

公衆電話の使い方

近頃の若者は公衆電話の使い方を知らない、というのはときどき聞くが、やはりその対策としてこういうのを載せてるのだろう。しかし4年前に私が入院したときに、公衆電話が使えるといいだろうと思って妻がテレホンカードをコンビニで買おうとしたら、置いてなかったという。テレカって今どこで売ってるんだ?

そして今まで疑問に思っていた、というかなんでこんな紛らわしいんだ、と思っていたやつも載っていた。

119番と#7119

救急、消防は119番だが、そこまで緊急でもない、どうしたらいいか迷ったときは#7119である。

110番と#9110

そして事件なんかは110番だが、こちらは緊急でもないときの番号は#9110である。

どっちの頭に#7をつけるのか#9をつけるのか、どうしても覚えられない。どうして統一してくれないんだ。ぷんぷん。

今日家に帰ったら横浜市プレミアム付商品券の購入引換券が来ていた。増税にともない、低所得者と小さい子どものいる世帯にお小遣いをくれるというものだ。「20,000円で25,000円分の商品券が買える」という制度なのだが、商品券が使える店は限られてるし、使用可能期間が今年の10月から来年の3月までと半年だけなので使いきれるかどうかわからない。買うのはばくちだなあと思っていたら、ちょっと違った。まとめて25,000円分買わなくてもいいらしい。

どういうことかと言うと、この商品券は500円の券が10枚綴りになった5,000円分で1冊になっており、それを4,000円で買える。それを最大5冊まで買うことができるので、20,000円で25,000円分買える、ということになる。ここまでは前の案内でわかっていたのだが、今回の案内ではこれを最大5分割して買えると書いてある。たとえば、とりあえず最初に1冊(5,000円分)を4,000円で買って10月から使い、それが12月中にはなくなって、3月末までにもう5,000円くらいいけるな、と思ったらその時点でまた5,000円分買い足す、ということができるらしい。それなら計算してうまくやれば使い切れて得できるかもしれない。

ちょっと計算してみた。実際にこの商品券が使えるお店で自分が普段お買い物するのは、商店街のまいばすけっととドラッグストアくらいである。たとえばまいばすけっとで500円以上のお買い物を週2回する場合、1週間で1,000円。半年=25週で25,000円。おお、ぴったり使い切れるではないか。妻いわく500円を週2回なら余裕で買い物しているし、他にドラッグストアでも買い物もする。たまに中華料理屋も利用する(そこでも使える)。25,000円以上いけるかもしれない。うちは2人だから50,000円まで買えるのだ。

作業所で話していて、どうせ使い切れないから申し込まなかったという人もいたのだが、5分割で買えるということを最初の案内に書いてあれば申し込んでいたかもしれない。予め申し込んでおかないと購入引換券は送られてこないのだ。前の案内は不親切だったなあ。いや、今回の案内も不親切だ。どのお店で使えるか書いてない。ネットで調べないとわからない。商品券を購入できる場所がそごうとかビブレとか大きな店で数も少ないのだが、そこまで行けば商品券が使える店舗の一覧の冊子を配布しているという。でもどの店で使えるか確認してから、商品券を買うかどうか決めたいと思うんだけどなあ。

横浜市プレミアム付商品券

いつの間にか記事数が4,500を超えていた。2001年から日記を書いてきて、途中2年くらいブランクはあったものの、よくもまあこんなに書いたな。たくさん書けばいいというわけではないが。目指せ5,000。目指せ20年。

万城目学「偉大なる、しゅららぼん」読了。琵琶湖に授けられた能力を云々という摩訶不思議なお話。むっちゃおもしろかった。この不思議な世界観と特殊能力系は「鴨川ホルモー」と同じ匂いがするなあ。なんというか、「くにゅっと曲がったおもしろさ」というか。これじゃ伝わらんか。「しゅららぼん」ってなんだろう?と思って読んでいたが、擬音語であった。物語で出てくる「聞くに堪えないものすごく不快で形容しようもないある音」を強引に例えると、そうなるらしい。こういう話は映像化しにくいだろうなあ。

大阪で育った自分にとって琵琶湖は懐かしい場所である。遠足で琵琶湖にほど近い石山寺に行ったり、大学のサークルの新歓合宿で琵琶湖のほとりの宿へ行ったり、友だちとドライブで琵琶湖まで行ったり。琵琶湖は関西の水源で、滋賀県の人が大阪の人にdisられたときに、よく「琵琶湖の水止めたろか」と言うのを思い出す。

ところで、この小説に「かわらけ投げ」が出てきてとても懐かしかった。かわらけとは小さな丸い素焼きの陶器で、かわらけ投げとはそれを遠くに投げることで厄除けを行うというものである。私は1回だけやったことがある。大学の1回生のときに、サークルの同級生ともみじ狩りに行った。京都の紅葉はそれはそれはきれいである。それを見に、あれはかなりの人数がいたな、同級生15~16人くらいの大所帯で高雄山(高尾山ではない)の神護寺というお寺に行った。そこで「かわらけ投げ」をやった。高台にあったこのお寺から、谷底へかわらけを投げる。遠ければ遠くまで飛ぶほどいいとかいう話だったと思う。

紅葉を楽しみながらてくてくと歩き、河川敷でお昼ごはん。女の子たちがお弁当を作ってきてくれたのだが、開けてびっくり。みんな気合い入りまくりで、母親に手伝ってもらった子もいたとは思うが、とにかく豪華なのである。男性陣は目を丸くしていたのだが、あれは女性陣のアピールタイムだったのかもしれない。量が多くて誰かが作ってきたポテトサラダが大量に余りそうになったのだが、残したらかわいそうだと思って友人Kが頑張って全部食べた。そのあと山の中を夕方まで歩いたのだが、食べすぎて苦しいのかそのKは「疲れたよ~、おぶってよ~」と言い出した。もちろん冗談なのだが、それがおかしかったので彼はその後数年間「おぶってよ~」とからかわれることになる。

山道を数時間歩き、地上に降りてきて最後はJRのどこかの駅(保津峡だったかな?)で記念撮影し、その後は山陰線で帰ったのを覚えている。あれは楽しかったなあ。お目当ての子が来てなかったのが唯一残念だったのだ。懐かしい記憶がまた掘り起こされた。