TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:健康

無事入院した。明日はカテーテルアブレーションという心臓の手術である。ばたばた忙しい。9時に手術開始で、昼前には終わるらしい。その後、明日はHCUという部屋で1日寝たきりで過ごす。あさって普通の病室に戻る。

荷物はロッカーに入れるのだが、貴重品は明日の朝妻に預ける。あさっては妻は来ない予定で(そもそも面会は禁止)、貴重品が手元にないので、あさっては動き回れるのに財布もスマホもない。自販機には行けるように千円札を忍ばせて、妻に公衆電話から連絡できるようにテレホンカードも忍ばせた。よくテレカなんか財布に入っていたな。

せっかく勉強しようとiPadにネットワークの本を入れてきたのに、まあいいや。この辺でゆっくり休めということか。じゃあゆっくり休もう。

心臓を手術するというのに、なんだか他人事なのだ。

昨日は20時前に寝た。眠剤を飲み忘れて体がなんだかおかしくなっていて、もう早めに寝た。しかしなかなか寝付けず、1時間経ってからいったん起きて牛乳を飲んで、少しだけPCで動画を見てまた寝た。21時過ぎだったと思う。今度は眠れたが、夜中の2時、4時くらいに目が覚めて、5時過ぎから断続的な眠りに変わった。眠りが浅い。6時を過ぎると眠れなくなって、6時40分に起きたのだがいまいちすっきりしない。

昨日はずれてしまった歯の詰め物、というか被せものを元に戻してもらいに歯医者に行った。どうやらその歯医者で詰めたものじゃないらしい。じゃあ相当古いや。かなり劣化してるという。

そして歯を診てもらったら、なんとその被せものが取れた歯が虫歯だという。しかもけっこう広がってる。レントゲンを撮ったらぎりぎり神経までは達していない。被せものの下に虫歯ってできるの?そんなの普通どうやって見つけるの?

とりあえす治療開始。そこを削って、仮の詰め物を詰めた。普通ならその前に型を取って、次回に本物の被せものをはめるところなのだが、今回はけっこう深いので、染みたり痛くならないかを先に仮の詰め物で試すらしい。大丈夫そうだったら次回に型を取ると。大丈夫でなかったら、どうなるんだっけ?神経を抜くのか?その治療はやったことがない。昔は虫歯知らずだったのだ。面倒なことが増えてしまった。

しかしまあ、ここで虫歯が見つかったというのはある意味よかったと言えよう。神経まで行って痛くなってからだともっと困っただろう。今回の治療は4月にかかってしまうが、それまでに潰せるところは潰しておける。この際4月までに治せるところは全部治すのだ。

作業所に行って今日も小さなものの封入。お昼になって鼻水が出てきたと思ってマスクをとってみると、なんと血が付いている。何これ?と思ったら職員に「鼻血出てるよ!」と言われた。うお、なんてこった。いつの間にかどこかから鼻血が出ていた。あらあらあらあら、ということでティッシュで拭いてしばらく押さえて鼻にティッシュを詰めていた。上を向いたら、上を向いちゃだめと言われた。喉に流れるから上を向いたらだめで、そのまま押さえていればいいらしい。自分の常識は古かった。

鼻血なんて久しぶりに出た。なんでどこかから鼻血が出たのか。歯医者は関係あるか?麻酔したがそれは関係ないだろうし。血液をさらさらにする薬を飲んでいたらこういうときに止まりにくくなっているのだろうか。

今日のお昼ご飯。セブンイレブンの五目あんかけ焼きそば。海老とイカがぷりぷりで旨かった。

五目あんかけ焼きそば

その後15時までお仕事をして掃除機をかけて帰ってきた。掃除当番もこれが最後だ。

帰ってきたらくたくた。こんなので大丈夫かな。しかし今の仕事は同じ姿勢で細かいことをずっとやっているから疲れるので、4月からの仕事だとかえって疲れないかもしれない。何をやらせてもらえるのか楽しみだが、それは明後日の配属先の人とジョブコーチとの面談である程度わかると思う。おそらく、自分の経歴でこのセクションに回されたということは、募集要項に書いていた書類整理やらシュレッダーやらの単なる事務補助だけでなく(それもあるかもしれないが)、私のスキルを活かせる何かの仕事だと期待したい。その方が疲れないかもな。

作業所は来週の火曜日までだからあと1週間だ。あっという間だったなあ。4月まではあと23日。はや~い。光陰矢のごとし。今年に入ってから早かった。

昨日は21時半に寝た。寝付くのに30分くらいかかっただろうか。夜中はよく眠れて、6時に妻の目覚ましが鳴って目が覚めた。そのまま起きていたが、6時半に自分の目覚ましが鳴って布団から出た。今日は爽やかで気分がいい。昨日、一昨日とあんなにしんどかったのに、本当にわけのわからない病気だ。毎日こんなに爽やかだといいのになあ。

朝からちょっと久しぶりにプログラミング。ExcelのVBAで、とある表を集計するのにいろいろな情報を付加して表示、というのを作っていた。別に集計だけならピボットテーブルを使えばいいのだが、それ以外にいろいろ付け加えたかったのでマクロにしてしまった。今日は頭の中がクリアである。

11時半頃に家を出て、バスと電車とバスを乗り継いで手術をする病院へ。大きくてきれいな病院である。いろんな人に話をしたが、みんな知っていた。私は今まで知らなかったが、けっこう有名な病院らしい。評判通りである。

特別なルートで紹介されて来たので、総合受付にまず行ってくださいと言われていたが、行っても最初は話が通ってないと言われた。初診だが紹介状もない。いらないと言われていた。循環器内科に確認してくれて、「たくさん検査が入ってますね」と診察券を発行してくれた。カルテのない患者の検査の予約をどうやって入れたのか。というか1回も病院に行ったことがないのにカルテを作ったんだな。

発行されたばかりの診察券を再診受付機に通すと、だーっと長いレシートみたいなのが出てきた。これが本日の外来受付票。1から7まである。

1.循環器内科 検体検査(採血)
2.循環器内科 画像診断 一般撮影
3.循環器内科 画像診断 CT
4.循環器内科 生理機能検査 心電図
5.循環器内科 診察
6.循環器内科 生理機能検査 心エコー
7.循環器内科 循内内服処置

まずは採血だったが、プロのナースの技を見た。普通は血管を確認して、慎重に針を刺していくのに、一瞬のうちに針が血管のうちに滑り込んでいた。すごいスピードである。試験管みたいなのに6本も血を取られたよ。

その次は医師による診察。それまで待合室で待つ待つ待つ。待っている途中にナースが来て、造影剤を使うのでその同意書を読んでサインし、簡単な問診票を書く。

1時間くらい待ってやっと呼ばれ、造影剤を使うのにアレルギーがある人は薬を使うとか説明を受けた。質問はないか聞かれたので、19日に手術して21日に退院の予定だが、それが延びることはないか尋ねてみたら、出血が止まらないとか不測の事態があれば延びることはあり得るが、よほどのことがない限り大丈夫みたいなことを言われた。

その後は処置室に移動して検査着に着替え、点滴を10分くらいかけてやった。喘息を持っているのでその発作を抑える薬だとか。そして心臓CT。息を吸ったり止めたり。造影剤が入ってきたら体中が熱くなった。そういうものらしい。そして心臓のレントゲン。

フロアを移動して、心臓のエコーと心電図検査で検査は全部終了。16時を過ぎていた。待ち時間が長かったが、それは想定の範囲内である。

最後の心電図が終わったあとに検査室で服を着替えていたら、奥の方から話し声が聞こえた。「S先生が外来枠を1つ空けとけって言ってたやつですかね。」ああ、やっぱり特別枠でねじこんでくれたのかな。クリニックで私が手術を急いでやりたいと言ったときに、「うちの病院に来てもらったら早くできます」と言ったのでお願いしたのだった。それにしても、患者の聞こえるところで話すんじゃないよ。

検査のあとは入院予約。これも医師がある程度話を通しておいて仮予約みたいな格好になっていた。「S先生の指定では、「大部屋が空いてなければ個室でも可」となっていますが、「大部屋が空いてなければ入院日をずらす」というのもあります。どうされますか?」と聞かれた。「個室っていくら…」と尋ねたら18,000円という。そんなに高いの?4日入院する予定だから、ああもうそんな金額計算できない。「大部屋のみでお願いします」と言ってしまった。

入院の案内

その後、お会計してやっと解放された。待ってる時間が長いと疲れる。待つだけで具合が悪くなる患者もいるだろう。予想くらいのお金がかかった。2万円は覚悟してたから、まあこれくらいで済んだか、という気分だ。

病院の領収書

帰りのバスの中で、大部屋のみにしたのは失敗だったと気づく。私が受診したクリニックの診察中に、その先生が自分の手帳を広げて、その場で空いている日を手術予定日にしてくれたのだ。これは日程はずらすわけにはいかない。もしその日に入院できなかったら、今日まとめて検査をねじ込んでくれた意味もないし、4月までに手術を終わらせておきたいという私の野望も崩れる。

お金がかかってもしかたがない。個室もありにしてもらおう、そう思ってバスを降りてから病院に電話したが、17時を過ぎていたのでだめだった。明日9時以降に電話しなければ。今日が4日だから、今から入院予約して18日に入れないというのは考えにくいが。期間も4日だけだし。

お腹がすいていたので、駅前のてんやで夕ご飯。てんやは久し振りである。オールスター天丼がうまかった。ホタテや鮭の天ぷらは初めてかもしれない。

オールスター天丼

電車とバスで帰ってきたら疲れた。この病院ははじめて行ったけど、アクセスはいいと言えばいいのだが、うちからはちょっとめんどくさいな。家に着いてシャツを脱いだら、両手に包帯。

右腕の包帯

左腕の包帯

右腕は点滴のあと。左腕は採血のあと。採血のあとはシールみたいのを貼るだけの病院が多いが、ここではがっちりと締め上げてくれた。

疲れたのでご褒美。自分にご褒美ばかりで甘いような気がするが、ローソンの甘い生ショコラミルクレープ。おいしかった。420円で2個入ってこのクオリティーだと、その辺のケーキ屋で買うよりいいな。

チョコレートミルクレープ

昨日は19時半とめちゃくちゃ早く寝た。調子が悪いときのプランの1つが早く寝ることなのだが、すぐには寝付けずに45分くらい経っていったん起きて牛乳を飲み、妻と少し話をしてまた寝た。その後は眠れたのだが、何回か目が覚めて、「だいぶ寝たな」と思って時計を見たら23時台。さすがに早く寝すぎてまだ日付も変わってない。それから眠れるのかいな、と思ったのだが、すんなり眠れた。

朝の目覚ましが鳴った。動けない。しかも昨日と違う。今日は頭のモヤモヤと体の違和感。鬱である。離人感がする。困ったな、なんでこんな大事な時に。全く動くことができず、ああ朝の薬を飲まないといけないのに、と思いつつ横になっていた。時間がどれだけ経ったかわからずに、ふと時計を見たら9時半を過ぎていたので慌てて作業所に欠勤連絡をした。13時間くらい寝たのにこれでもだめ?

はあ、どうしたらいいのやら、と頭を抱えていたが、しばらくしたら「動けそう」という感覚になってきた。体がしんどいときは1日しんどいことが多いが、鬱の場合は日内変動で上がってくることがある。ちょいと不思議だが、そういう病気なのだ。作業所に連絡してから出勤した。

作業に11時から合流。今日はマスクの仕事。1時間仕事してからお昼ご飯。今日はローソンの豚骨魚介混ぜそばにした。

豚骨魚介混ぜそば

たまには混ぜそばもいいのだ。

午後もマスクの仕事の続きだったが、それが終わったので横浜市の仕事。え?この仕事?という、我々障害者には馴染み深いものの仕事。黙々と仕事をする。少ししんどいけどどうしよう、と途中思ったが、やってるうちに疲れは抜けてきた。なんとか最後までもった。ではだめなのかな。少しでもしんどいと思ったら帰った方がいいのだろうか。

終業後は皮膚科へ通院。皮膚科は来月からどうしたらいいのかなあ。今の病院は暫定的に通っていて、市役所とは反対方向にある。4月から通院は基本的に仕事の後になるが、勤務地がどこになるかわからなかったので、とりあえず作業所の近くの病院に通っている。市役所の近くか、通勤ルートの近くの病院に移る予定なので、病院を探さないと。皮膚科はどこへ行っても混んでるが、今の病院はわりとすいていて、それでいていい先生なので、頑張って今のところに通うという手もあるな。30分余計に待つより、30分移動する方が精神的に楽かもしれない。

皮膚科のあとは、ルーティーンとなっているマックへ。4月からこのルーティーンも変わるのだろうか。あと29日だが、その間にたくさんのことが詰め込まれている。

マック

いつもはバスで帰るのだが、今日は歩いて帰ってきた。バスで3つ目の停留所まで行ってそこから歩くよりも、タイミングによってはショートカットする道を通る徒歩のほうが早いかもしれない。歩ける時は歩け。

駅前のバスのりばの案内看板がSDGsぽい。

バス停案内看板

明日は病院で5つも検査がある。めんどくさいし、何よりもたくさんお金がかかりそうで涙目である。いっそ4日でなく1週間くらい入院してその間に検査もやってくれたら、検査も入院も手術も1つの高額療養費でまとめられたのに。

昨日は21時に寝た。30分くらい経っても眠れないと思ったが、その頃に何故か咳が出てきた。喘息も出てなんだか苦しい。起きてステロイド剤を吸入した。その後コーンフレークを食べて寝たら眠れた。

目が覚めて時計を見たら5時50分。6時半までもう少しある。でももう一度寝たら起きれなくなるかもしれない。何ヶ月か前に、目が覚めたタイミングで起きてしまえ、ということをやったが、とりあえず今日はもう一度寝た。その後6時15分にも目が覚め、「あと15分」ということで寝て、6時半の目覚ましでなんとか起きた。眠たくてしかたがない。5分くらい正座した姿勢で固まっていたが、なんとか動き出せた。眠くて空気の中を泳いでいるようだ。しかし6時半に起きれたのは快挙である。

これだけ早く起きたらたっぷり時間がある。いろいろ遊んでから作業所へ。今日の作業はおとといの続きの封入。たくさん残っていると思っていたが、職員がけっこう終わらせていたので午前中の途中で終わり、その後は折りの仕事。横浜市からの仕事だ。分厚い大きな紙を折って折るとポケット付きのパンフレットになる。今日はずっとその仕事をしていた。力がいるので肩が凝った。

今日のお昼ご飯は作業所の企画ランチでハヤシライス。福利厚生の一環として無料。おいしゅうございました。マッシュルームが旨い。うちの職員は腕がいい。

ハヤシライス

終業後は循環器内科へ。また心電図の検査をしたら、今日は心房細動は止まっていたとのこと。このまま抗凝固剤の治療を中止してもいいかもしれませんなどと、え?そうなの?とそれはそれで怖いことを仰る。今たまたま止まってるだけかもしれない、ホルター心電計で24時間のモニタリングをしたりしなくてもいいのですか?と尋ねたら、それはした方がいいかもしれませんが、となんとも頼りない。

発作性の心房細動がどうたらこうたら話して、結局その若い女医さんに、ちょうど水曜日の午後だけ来てる不整脈専門のお医者様を紹介してもらい、その先生と話してカテーテルアブレーションをやることになった。カテーテルを通して心臓の一部を焼き切る手術で、根治する確率が高い。

心房細動の治療としては抗不整脈薬を服用する方法もあるが、それは根治にはならなくて心房細動の頻度を減らすだけのものだし、薬だから副作用も当然ある。そういう説明を聞いた後、いくつかの治療方法の選択肢があるなかで、根治する確率が高い治療法があるならはじめからそれを選択したい、と自分が希望したからである。

いつ頃がいいですか?と聞かれて、早ければ早いほど、事情を話して3月中にできればベストということを話したら、その場で病院と日程が決まった。その先生がふだん勤務している総合病院に3月18日入院し、19日に手術、21日には退院といったところ。心臓の手術なのにそれだけで済むんだ。作業所は3月19日に卒業しますとボスに話したが、16日にしよう。明日話したらびっくりするだろうな。

おおそうだ、3月4日に心臓のCT検査をすることになったのだが、横浜市の就業前の事前説明が3月上旬にあるんだった。まだいつなのか連絡が来てない。今週で2月も終わりなのに。明日朝イチで連絡して、手術をすることになったことを話して、事前説明が4日だと行けないからずらしてもらわないと。みんな一斉にやるのでなく、配属先の人と個別にやるそうだから大丈夫だろう。4月まであと36日。それまでに面倒なことが片付きそうでよかった。

それはそうと今日も医療費が7千円以上かかった。涙目である。来月も入院して手術したら当然めっちゃかかるが、高額療養費制度があるのでその範囲内で済むだろう。それにしても何回目の入院よ。どうやら10回目らしい。ちょっと多くね?