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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2014年2月4日

今日も体調はまずまず。1日で沈没したらどうしよかと思った。それはさておき、本題に移る。

最近の働き方で、クラウドソーシングというものがある。Webサイトで、仕事を頼みたい人や会社が「こういう条件でこういう仕事をいつまでにやってくれる人募集」という募集を出し、仕事をしたい人が、応募して契約が成立したら、仕事を受注するというもの。これを仲介するWebサービスが、いくつかある。このメリットは、PC一つあれば、在宅でできるということだ。

クラウドソーシングのサイト「クラウドワークス」というのに以前から登録はしていたのだが、体調がいまいちだったり、募集案件が自分には向いてないものが多かった。プログラミングはやっていたけど、知識が古い。最近はWebアプリや、スマホ向けのアプリ開発の案件が多いが、そういうものには手も足も出ない。

自分の専門は、サーバやネットワークの構築・設定といった、ITでもインフラ関連なのだ。この手の仕事は在宅にはあまり向かない。外部からセキュアなネットワークで接続して作業、という手もあるだろうが、どこの誰ともわからないような個人にこういう基幹部分を依頼することはあまりないし、そもそも実機が目の前にないとできないことも多い。

そういう方面ばかり見ていたが、簡単な入力の仕事くらいはないかなあ、一応タイピングは速いほうだと思うし、単価が安くてもチリツモだろう、と探してみたら、まあ、あるはある。しかし簡単なだけあって、確かに単価は安い。

試しに、

【即採用!初心者歓迎、20人以上募集】簡単レシ-ト打ちこみ300枚

というのに応募してみたのだが、ナシのつぶて・・・。「即採用」て書いてるのに。よく見ると、今朝出された募集なのに、「現在の応募者数:60人」て、既に60人も応募者がいるではないか。「20人以上」と書いているので実際何人に依頼するのかはわからないが、「即採用」で「20人」だとすると、あっという間に締め切られてしまう。

ところが、同じ依頼者が出しているちょっと前の募集を見たら、「納期1/31」と既に過ぎたものが、まだ締め切られてもいない。なんだこりゃ?そういう仕組みなのか?

早い者勝ちなんだろうな、こういうのは。そもそも、「5~6時間でできる仕事です」と書いてあって、報酬は1,000円、と言ってもサイトから手数料を引かれるので実際は800円。5時間でやったとしても時給160円。ちょっと泣けてくる。しかも、報酬はサイトに登録した銀行口座に、毎月の締め日に累計が1,000円を超えていたら振り込まれるのだが、楽天銀行以外だと振込手数料が525円かかる。楽天銀行だと105円で済む。なんかバカバカしいけど、楽天銀行への口座開設手続きをしてしまった。

こういう依頼が毎日あるわけではないし、調子が悪いときには、たとえ在宅だろうが仕事なんてできない。塵も積もれば、と思ったが、頑張っても積もるほどの塵はなかなか集められそうにないのが現実のようだ。