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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

先週の月曜日、県営住宅の二次審査に行った日以降、ものすごく体調が悪い日が続いている。会社もずっと休んでおり、今週もかなり調子が悪いので、まるまる一週間お休みをもらった。

 
情けないというか悲しいというか、実は一昨日の日曜日は母の一周忌だったのだが、行くことができなかった。お盆にもお彼岸にも体調が悪くて実家に帰れなかったので、一周忌にはなんとか行かないと母に申し訳ない、そう思っていた。しかし、しんどくてしんどくて、またしても行けなかった。
 
横浜と大阪を往復すると、けっこうな金がかかる。最初は片道4000円くらいの格安夜行バスで行こうと思って予約したが、この体調で夜行バスはきついと思ってキャンセルし、土曜日に調子が回復したら新幹線で行こうと思っていた。結局、しんどくて無理だった。
 
思えば今年に入ってから、自分に喝を入れるがごとく、自分の体をひきずるように会社に行っていた。なんとか自分をコントロールできる方法が身についてきた、と錯覚していたが、それは「無理をしている」以外のなにものでもなかった。その反動が一気にきた。今は毎日しんどくてしかたがない。
 
ところで、会社の先輩に「お正月は実家に帰ったの?」とか、大阪の友達に「こっちに帰って来ないんか?」と聞かれたりする。そういうとき、「ああ、この人は自分とは完全に金銭感覚が違うんだなあ」と思う。聞いてくる人は、私がこういいう状況で、経済的に非常に苦労しているということを知っているはずなのだが、やはり対岸の火事なのであろう。
 
毎月貯金を切り崩して来たが、県営住宅に引っ越すのにざっと計算したところ、50万円くらいは初期費用がかかる。引っ越したらもうあとがない。貯金がそこをつくまでの時間がかえって早まった。落ちるところまで落ちて、最後の手段に出るのも時間の問題である。

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