TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2011年1月16日

おもしろかったので貼っておこう。ええ、動画ですとも。公告がうざいので右上の×で閉じて、コメントがうざかったら右下の吹き出しをクリックしてくださいな。動画が見れない人は、http://www.nicovideo.jp/watch/sm13239779で直接見れまする。それにしても、インド映画ってなんで踊るんだろうなあ。

昨日、上大岡の就労支援センターに行ってきた。ほぼ精神障害者専門で、他の就労支援センターよりも就職率が高いここで、なんとか仕事を探したい。

 

今回は三度目の職業カウンセリングである。カウンセリングは少しずつ進み、今回は実際にどういうような仕事がやりたいか、どういう仕事ができるのか、どういう求人があるのか、過去の例を中心にいろいろ紹介してもらった。

 

自力で探してもあまり見つからなかったような求人もあるものだ。企業側でハローワークに出すより先に、こちらの就労支援センターに求人票を出す場合もあるらしい。こちらの方がほぼマンツーマンで相談者を見ているため、マッチングがうまくいきやすいそうだ。

 

もうSEとかエンジニアの仕事は無理だろうけど、単純な事務職なんてやりたい人いっぱいいて競争率高そうで、でも今までの経験やスキルを活かした仕事がしたいなあ、そんな感じの話をした。そうすると、いろいろと求人はありますよ、そう言っていろいろなケースを紹介してくれた。

 

実際に事務職を希望する人は多いが、現場サイドの話を就労支援センターの人が聞くと、単なる事務だけでなく、プラスアルファを求められることも少なくないという。中小企業で多いらしいが、たとえば情報システム部というようなきちんとしたものがなく、あちこちの部署でそれぞれ「それなりにPCに詳しい人」がなんとか作ったようなシステム(多分Accessとかそのレベルだと思われる)があるが、他の部署のシステムと連携がとれてなく、そこをどうにかしたいが専任の人を雇うほどでもないとか、前任者が作ったものがメンテナンスできないとか、そういう感じのものである。

 

そういう仕事だけでなく、単なるデータ入力の仕事もあるという。これはどちらかというと人と向き合うのが苦手(病気によってはそういう人もいる)なタイプの人向きで、昔はそういう人は清掃くらいの仕事しかなかったのだが、最近はデータ入力というのが時間の融通もきくし、精神障害者向きの仕事らしい。

 

最大の難関は、現場サイドでどれだけ病気に理解があって、会社がどれだけ配慮をしてくれるかだ。障害者枠での募集なので、通院に対する配慮はたいていのところはある。しかし、精神障害者の場合は体調に波がある。だから私のように遅刻や休みが多くなってしまう人が多い。そこが企業にとっても一番難しいところで、自分自身、そういう人に仕事をアサインするのはやりにくいというのはよくわかっている。

 

いろいろと情報をもらって、なんとなく今後について見通しも出てきた。とにかく体調が安定してくれないと困るのだが、例年だと春先に調子が安定することが多い。話をしていて、調子が安定した頃に就職活動を本格的に行い、どこかの企業である程度働いて自分のスキルを認めてもらえたら、また調子を崩しても、遅刻や欠勤には多少目をつぶって雇い続けてくれるかもしれない。そう話すと、職業カウンセラーもその線でいくのがいいと思う、と同意してくれた。

 

とにかくどこかへ潜り込む。そこで気に入られる。前の職場はそれでうまくいった。運がよかったとしかいいようがない。上司をはじめ、職場の人たちはとてもいい人ばかりだったから。

 

そう言えば、以前誰か(確か妻のお姉さんだったかな?)と話をしていて、前回の失業中だったと思うのだが「今後社会復帰してやっていけるか自信がない」というようなことを言ったら、

 

「はまーさんなら人柄がいいから、どこへ行ってもやっていけるわよ」

 

と言われた。そのときは

 

「人柄で飯が食えるかあああ!!」

 

と内心思ったのだが、よくよく考えると気に入られるためには「人柄がいい」というのも重要な条件である。前の職場では、私のような勤怠のめちゃくちゃな派遣社員なんていくらでもチェンジできるのに、契約解除もせずに何回も契約更新をしてくれていた。自分の人柄がいいとか悪いとかは自分ではわからないが、気に入ってもらえていたのかなあ。テクニカルなスキルなどもあるが、やはり人柄も大事なのだなあ。ひょっとしたら自分、人柄で飯が食えていたのかもしれない。

 

まあ、実際に就職先の現場の人たちとの相性などもあるだろうし、こればっかりは入ってみないとわからないし、企業側も雇ってみなければわからないところだろう。とにかく今は自分のできることを一つずつやっていくだけだ。