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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

もうすぐAPEC首脳会議が開催される横浜みなとみらい、その周辺はいよいよ厳戒態勢で、全国から応援のために警察官が送り込まれている。特定の県からまとめて応援をよこすとその県の警察が手薄になるからだと思うが、北から南までいろいろな県から来ている。そしてそこかしこに警官が立っていたり巡回していたりする。日本はアメリカのFBIのような全国をまたいで活動する警察がないため、そういうことになるのだろう。ネットでは、

All Japan
Police
Expo &
Conference

などと揶揄されてもいる。

先週の「バンキシャ」でやっていたが、今回のAPECは非常に警備が難しいらしい。サミットが行われた洞爺湖のように山と湖に囲まれていたりする田舎、というのであればテロリストが入り込む余地が少ない。しかし、今回の会場であるパシフィコ横浜は、上空からの映像を見ると、テロリストやらスナイパーやらが隠れやすそうな高層マンションや商業ビルに囲まれており、反対側は東京湾である。千葉県の方から何かが潜ってくる可能性もある。なんつーか、「狙ってください」と言わんばかりの丸裸な状態なのだ。

しかも横浜は思いっきり観光地で、普段からいろんな国の観光客もたくさんいて国際色豊かである。どういう人が歩いていても違和感はない。そういうわけで、人海戦術なのか、とにかくあっちには宮崎県警、こっちには山形県警、なんて感じで警官だらけなのである。

そしてかわいそうなのが、今日も二度目撃したが、

「道を尋ねられて、尋ねた人と一緒に地図を広げて考え込んでいる応援警察官」

である。一人は胸に「長野県警」、もう一人は「山梨県警」であった。見知らぬ土地で道案内。APECの警備に来たのだから、近くの交番の場所を教えて自分は警備に集中すればいいのに、と思うのだが、やはりそこは「警察官は市民の味方」という警察官のプライドなのか、それとも「○○県の警察官は不親切だった」と思われたくないというプライドなのか。

なにはともあれ、平和ボケしたこの横浜でなにごともなくこの重要な国際会議が終わってくれることを願っている。私がうつ病の療養で入院していた2001年の9月11日。ちょうどその日、自分が当時勤務していた会社の優秀な社員が二人、国際会議に出席するために世界貿易センタービルにいた。その二人の命はテロリストによって奪われた。私は病棟のテレビの前で、崩れ落ちるビルの映像を見ながら何もできない自分の無力さを感じた。

警備が難しいと言われる今回のAPEC。絶対にテロリストに付け入る隙を与えてはならない。全国から集結した警察官に託すことにしよう。


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