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鬱るんです
躁鬱病の元ITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、派遣のエンジニアをやったり小さなIT企業でほそぼそと働いたり、Web制作事業を立ち上げようとしたりしたが、今は就労継続支援B型事業所でリカバリーを頑張っている毎日。

カテゴリー:就職活動

失業してから1年と2ヶ月足らず。
ようやく就職が決まった。

紆余曲折だらけであった。

私が新卒で就職した会社の新人研修で言われた言葉がある。

「これだけは誰にも負けない、というものを一つでいいから持て。これに関しては日本中で自分の右に出る者はいない、というものを」

私はエンジニアとしては凡庸だったが、たった一つ、非常にピンポイントではあるが、それこそ

「これに関しては、おそらく世界中の誰よりも詳しい」

というものを実は持っている。それに関するスキル、知識は誰にも負けないと自負している。

そして、中小企業ではあるが、そういうニッチなスキルを求めている会社を見つけ、応募してみた。病気のことはありのままに伝えて、である。

その結果、採用された。私の病気に関しても理解を示してくれて、特に午前中に調子が悪いことが多い、フルタイムは無理そう、ということにも配慮してくれて、月~金、15時~19時という変則的な勤務で働かせてもらえることになった。契約社員という雇用形態で、時給制である。

一日4時間と勤務時間は短いが、前のところより時給はよく、この給料と、私と妻の障害年金をあわせたら、何とか貯金を切り崩さずに生活していけそうである。あくまでもコンスタントに出勤できたら、であるが。

今日は契約手続きを済ませてきた。来週の月曜日から出勤である。また働ける喜びをかみしめるとともに、ちゃんと継続して勤務できるかどうか、不安も大きい。契約期間はとりあえず6月末まで。それまでの様子をみて契約の延長が決まる。最初の一ヶ月が勝負である。とは言え、無理は禁物。

ま、当たって砕けるしかないか。

先々週くらいは少し調子が上向いてきていたのに、先週からいまいちである。先週の日曜日は母の四十九日で、実家の大阪へ帰っていたが、ちょっと体がつらかった。横浜へ帰ってきてからずっと寝たきりである。

明日から新年度だが、引き続き失業中。とりあえず体調が回復するのを待つしかない。

いつの間にか3月か。母が亡くなってからもう2週間。つい昨日のことのようだ。
季節は春であるが、まだ空気は冷たい。自分の体調もいまいちな状態が続いている。

今の健康状態では、フルタイムでの勤務はちょっと無理そうなので、パートタイムのような勤務から徐々に様子を見て仕事量を調整するといった働き方から始めたい。そういう融通が利く就職先はないものだろうか。

1ヶ月後、自分はどうしているだろう。

iPadを買って遊びまくる夢を見た。夢のなかでめっちゃ興奮していた。目が覚めたら悲しかった。夢の中に戻りたかった。

今の経済状態では、iPadなんか買う余裕はない。昔の自分なら真っ先に飛びついていたかもしれないのだが、今は障害年金の収入と貯金をあわせて、あと何ヶ月この生活がもつかを計算し、財政破綻する前に仕事を探せるかどうか、という状態である。しかし体調は安定しない。今週の水曜日に就労支援センターに職業相談の予約を入れていたのだが、体調が思わしくないのでキャンセルした。もう少し様子を見よう。様子を見よう。様子を見よう。

いつまで様子を見ればいいのだろうか。いつになったら仕事探しができるのか。

たとえ障害者枠で仕事に就けたとしても、実際に暮らしていけるのか。どうしてどこも時給800円くらいなんだ。なまじっか働くより生活保護で保証されている最低生活費の方が額が大きいというパラドックスが生じたりして、あえて働かずに生活保護に頼る人もいるという実体も、ネットで情報を集めてると見えてくる。そうはなりたくない。そこまで人として落ちぶれたくはない。

どこかに突破口はないか。

昨日、上大岡の就労支援センターに行ってきた。ほぼ精神障害者専門で、他の就労支援センターよりも就職率が高いここで、なんとか仕事を探したい。

 

今回は三度目の職業カウンセリングである。カウンセリングは少しずつ進み、今回は実際にどういうような仕事がやりたいか、どういう仕事ができるのか、どういう求人があるのか、過去の例を中心にいろいろ紹介してもらった。

 

自力で探してもあまり見つからなかったような求人もあるものだ。企業側でハローワークに出すより先に、こちらの就労支援センターに求人票を出す場合もあるらしい。こちらの方がほぼマンツーマンで相談者を見ているため、マッチングがうまくいきやすいそうだ。

 

もうSEとかエンジニアの仕事は無理だろうけど、単純な事務職なんてやりたい人いっぱいいて競争率高そうで、でも今までの経験やスキルを活かした仕事がしたいなあ、そんな感じの話をした。そうすると、いろいろと求人はありますよ、そう言っていろいろなケースを紹介してくれた。

 

実際に事務職を希望する人は多いが、現場サイドの話を就労支援センターの人が聞くと、単なる事務だけでなく、プラスアルファを求められることも少なくないという。中小企業で多いらしいが、たとえば情報システム部というようなきちんとしたものがなく、あちこちの部署でそれぞれ「それなりにPCに詳しい人」がなんとか作ったようなシステム(多分Accessとかそのレベルだと思われる)があるが、他の部署のシステムと連携がとれてなく、そこをどうにかしたいが専任の人を雇うほどでもないとか、前任者が作ったものがメンテナンスできないとか、そういう感じのものである。

 

そういう仕事だけでなく、単なるデータ入力の仕事もあるという。これはどちらかというと人と向き合うのが苦手(病気によってはそういう人もいる)なタイプの人向きで、昔はそういう人は清掃くらいの仕事しかなかったのだが、最近はデータ入力というのが時間の融通もきくし、精神障害者向きの仕事らしい。

 

最大の難関は、現場サイドでどれだけ病気に理解があって、会社がどれだけ配慮をしてくれるかだ。障害者枠での募集なので、通院に対する配慮はたいていのところはある。しかし、精神障害者の場合は体調に波がある。だから私のように遅刻や休みが多くなってしまう人が多い。そこが企業にとっても一番難しいところで、自分自身、そういう人に仕事をアサインするのはやりにくいというのはよくわかっている。

 

いろいろと情報をもらって、なんとなく今後について見通しも出てきた。とにかく体調が安定してくれないと困るのだが、例年だと春先に調子が安定することが多い。話をしていて、調子が安定した頃に就職活動を本格的に行い、どこかの企業である程度働いて自分のスキルを認めてもらえたら、また調子を崩しても、遅刻や欠勤には多少目をつぶって雇い続けてくれるかもしれない。そう話すと、職業カウンセラーもその線でいくのがいいと思う、と同意してくれた。

 

とにかくどこかへ潜り込む。そこで気に入られる。前の職場はそれでうまくいった。運がよかったとしかいいようがない。上司をはじめ、職場の人たちはとてもいい人ばかりだったから。

 

そう言えば、以前誰か(確か妻のお姉さんだったかな?)と話をしていて、前回の失業中だったと思うのだが「今後社会復帰してやっていけるか自信がない」というようなことを言ったら、

 

「はまーさんなら人柄がいいから、どこへ行ってもやっていけるわよ」

 

と言われた。そのときは

 

「人柄で飯が食えるかあああ!!」

 

と内心思ったのだが、よくよく考えると気に入られるためには「人柄がいい」というのも重要な条件である。前の職場では、私のような勤怠のめちゃくちゃな派遣社員なんていくらでもチェンジできるのに、契約解除もせずに何回も契約更新をしてくれていた。自分の人柄がいいとか悪いとかは自分ではわからないが、気に入ってもらえていたのかなあ。テクニカルなスキルなどもあるが、やはり人柄も大事なのだなあ。ひょっとしたら自分、人柄で飯が食えていたのかもしれない。

 

まあ、実際に就職先の現場の人たちとの相性などもあるだろうし、こればっかりは入ってみないとわからないし、企業側も雇ってみなければわからないところだろう。とにかく今は自分のできることを一つずつやっていくだけだ。