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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は22時半に就寝。寝つきは割とよかったと思う。ただ、夜中1時頃目を覚ましたのをはじめ、2〜3回目を覚ました。少し眠りが浅いのか。朝は6時過ぎに起床。今日も鼻水がじゅるじゅるだ。どうも朝だけそういう状態が続いてる。とりあえず葛根湯を飲む。今の時期、風邪をひくわけにはいかない。

朝一番でハローワークに行き、昨日主治医に書いてもらった「主治医の意見書」を出した。そこで障害者担当のお姉様(と一応書いておこう)に2次面接を昨日受けた旨を報告し、いろいろと話をした。そこで、ぜんぜん知らなかったのだが明後日の木曜日に「2006よこはま障害者合同面接会」というのがある、ということを聞いた。それについて説明してもらい、案内の分厚い冊子をもらった。

これは、全部で110もの会社が13時から16時の3時間で、1社につき30人まで面接をする、というものらしい。案内の冊子には各企業の応募条件や業務内容、賃金などの情報が1募集ずつ掲載されており、対象とする障害者は「肢体障害」「車椅子」「内部障害」「聴覚障害」「視覚障害」「知的障害」「精神障害」に分類され、各募集ごとにどの障害者が対象かが書かれている。障害別のインデックスもついており、さっそく見てみた。

去年は精神障害者を対象とした企業は3社しかなかったらしいが、今年は数えてみると28社もある。おお、これはやはり障害者雇用促進法の改正による効果か。ハローワークのお姉様は「私たちががんばったんだから」と仰る。そうだろうなあ、最初にハローワークに行ったときも言っていた。「精神障害者でも働けるんです、ということを啓蒙してまわってる」と。ありがたい話だ。

今は既に求人に応募して2次面接まで行った身だ。これはもう行く必要はないですかね、と言うと「あら、行ってみたらいいわよ」とのこと。同時に何社も受けてみるのは別に普通のことだし、こちらにだって選ぶ権利はある、とのこと。まあ、それはそうなのだが。

とりあえず家に帰って、じっくり精神障害者を対象にした募集を一つずつ見ていった。しかし、なかなかこれは、というものがない。なんつーか、一般事務てのは思ったより多くない。いや、まあ全体の中では一番多い方だが、パートとか一日4〜5時間というのが多い。ある意味それは精神障害者の募集としては正しい。精神障害者は疲れやすい。だからフルタイムではきついが、時間を短くすれば働ける。そういう人を想定しているのだろう。

しかしながら、まあそれらの仕事では収入があまりにも少ないので、やはりもう少し、せめて契約社員とかそういうのを含めていくつかピックアップしてみた。が、昨日面接した会社より自分にマッチした、というのはない。1社の例外を除いて、である。その例外とは「パソコンのセットアップ、ヘルプデスク業務」である。それも契約した他の会社のヘルプデスク、というわけではなく、

「会社が購入したパソコンについて会社仕様への初期セットアップ」
「従業員のパソコンのOSやアプリケーションに関するサポート業務(ヘルプデスク)」
「その他パソコンに関する不具合対応」など

というものである。社内の人間だけが相手だと、いいのか悪いのかよくわからないが、ヘルプデスクって大変かなあ。私が前に勤務していた会社の場合、ヘルプデスクは何時から何時まで、って時間が決まっていたし、残業もあまりないかもしれない。

しかしこの会社、これまたいいのか悪いのか、前の勤務先の隣のビルなのだ。どうしよっかなあ。

昼前に外出し、髪を切りに横浜へ出ている妻と落ち合って昼食を食べ、ダイエーの「大きなサイズコーナー」でスーツを買った。実は太ってしまったので今まで持っていたスーツは全部入らなくなり、新しいのを作った、のが去年のこと。今着れるスーツはその1着だけなのだ。去年まで勤務していた会社はカジュアル通勤だったので、それで十分だったのだが、今後就職活動を続けたり就職できたりしたときのことを考えて、もう1着は必要だと思ったのだ。次着たときに汚れてしまってクリーニングに出すはめになるかもわからないし。

で、私は腹だけ異様に出ているという、いびつな体型になってしまっているので、普通の吊しのスーツではウェストにあわせると上はぶかぶか、ということになってしまい、去年はイージーオーダーで作った。ちょっとお金がかかった。しかし、先日この「大きなサイズコーナー」で、スーツの上下がばら売りされているのを見つけたのだ。種類は4つくらいしかなかったが、それぞれ自分に合うウェストのパンツと自分に合うジャケットを組み合わせて買えばいい。割と安く済んだ。

その後はムービルで映画「マイアミ・バイス」を観た。けっこうおもしろかった。もう長くなってしまったから感想は省略。それにしても久々に大雨が降ったよ。風邪をひきそうだ。今、風邪をひくわけにはいかない。

昨日は早く寝ようと思いつつ、なんだかんだやっているうちに気がついたら23時。やばいよ面接前日だってのに、と思って焦って寝た。ブラームスを聴いているうちに追加眠剤を飲まずに眠れたが、寝つくまでちょっと時間がかかったかと思う。そして夜中たびたび目を覚まし、6時前に起きた。また今日も鼻水がじゅるじゅる出る。昼と夜の気温差が激しくて困る。葛根湯を飲んで予防するべし。

今日はいよいよ2次面接の日。スーツに身を包み、バスに乗って就職希望先の会社へ行った。面接まではちょっと、というか結構緊張していたが、いざ始めてみると割と落ち着いて話したいことをちゃんと話せた。ただ、相手が今度は2人くらいかと予想していたのに4人もいたのでちょっと驚いた。

その会社には、他にも私と同じようなキャリアでやはりうつ病の人もいて、うまくソフトランディングできている人もいるし、もうちょっとかな、という人もいる、ということだった。既に実績を作ってくれている人がいるというのは、ちょっと心強い。

「事務職・庶務を希望とのことですが、ゆくゆくは今までのキャリアを活かせるような仕事をしたいとは思っていますか?」という話から、今日の面接の核心に話は進んでいった。もちろん自分が培ったスキルを活かせるなら活かしたい。しかし、それによって自分にかかるストレスやプレッシャーなど、心身にかかる様々な負荷が大きくなり、またつぶれてしまうのは避けたい。「どこまでやれるか、それはやってみないとわからない、今の段階では、そう申し上げるしかありません」と言うと、まあそうでしょうね、と納得してくれた。

「最初は本当に簡単なコピーとりとか簡単な書類整理とか、そういう仕事になると思いますが、それはプライドがちょっと、ということはありませんか?」と聞かれたのだが「いや、むしろその辺りから始めさせていただきたい、できるだけ慎重にいきたい、というのが正直な気持ちです」と答えた。一瞬面接官の方もほっとしたような表情を見せた、ような気がする。

面接は40分くらいで終わった。けっこう好感触だったと思う。「結果はできるだけ早く伝えます」と言われたが、できるだけ早くってどれくらいだろう。

いったん家へ帰って日記の続きを書いたりネットしたりして、16時頃家を出た。今日は通院日。先週が祝日だったので3週間あいてしまった。病院はめちゃくちゃ混んでいた。3週間あいたというのもあるだろうが、ひとりひとりが長い。季節の変わり目で調子を崩している人が多いのか。それにしても今日は最長記録だ。3時間待った。ほんと、待ちくたびれた。私のあとにもまだ待合室には10人以上待っている人がいたのだが、みんなゾンビみたいだった。

診察では、最近はずっと好調が続いていること、ハローワークへ行って求職活動を始め、とんとん拍子に行って今日2次面接を受けたことなどを話した。最後にハローワークに提出する「主治医の意見書」というのを書いてもらった。前回の診察でも「失業給付金の受給資格延長解除」のために似たような書類を書いてもらったところなのに、求職の申込みにハローワークへ行ったら「精神障害の場合はこれも書いてもらってください」と渡されたのだ。それなら前の紙と一緒に最初から渡してくれればいいのに。全くもう、お役所はお役所仕事だなあ。

それにしても、また再来週の月曜日がハッピーマンデーで休みである。だからまた3週間あいてしまう。なんでハッピーマンデーばかり増やすかなあ。月曜日だけ減ってしまって、学校とか病院とか、困っているところは多いだろうに。3連休を増やして経済効果を期待するのだったら、バランスを考えてハッピーフライデーにしてくれたらいいのに。就職して通勤しながら通院することを考え、次から金曜日に変えてもらった。あ、13日の金曜日だ。

昨日は22時半に就寝。ブラームスのモテットを聴きながら寝た。どれくらいで眠れただろう?しばらくは聴き入ってしまったのだが、多分1時間もかからずに眠れたと思う。朝は7時前に起床。うわ、ちょっと寒い。また鼻水がじゅるじゅる出る。今、風邪をひくわけにはいかない。とりあえず葛根湯を飲む。体調管理にものすごく気を遣う季節だ。

今日は私が所属していた(今でも所属しているつもりだが)合唱団の演奏会を聴きに行った。いつもながらの濃い選曲。よくもまあ歌いきったものだ、と感心する。久しぶりにメンバーや、聴きに来ていた先輩や後輩に会えて楽しかった。学生時代に所属していた合唱団のOBがなぜか多いのだ、この合唱団。元々はぜんぜん別の大学のOB合唱団なのだが。

見ていると自分も歌いたくなるが、まずは普通に生活して仕事ができることが先決だなあ。しかし、この合唱団はレベルが高く、練習でもかなり神経を使う。本番前になると特別練習(本番の指揮者の練習)がばんばん入ってかなり大変なのだ。やっぱちょっと無理かなあ。

しかしまあ、久々の遠出である。横浜から上野まで行って演奏会を聴いて帰ってきただけで、かなり疲れてしまった。明日は2次面接だ。今日は早く寝よう。

昨日は22時半にに寝ようとしたが、久々に寝つけず23時半過ぎに起きて追加眠剤を飲んだ。その後、そうだブラームスを聞けば前は眠れたよな、と思ってブラームスを聴きながら寝ようとしたが、それでも眠れない。なんで眠気が来ないかなあ。ずっと聞き入ってしまっている。眠れないので0時半くらいにもう一度追加眠剤を飲んだ。でも眠れない。もういいや、と思ってヘッドホンを外して普通に寝ようとしたのが確か1時頃。ちゃんと眠れたようだ。

それでも朝が起きれなかったらどうしよう、と心配だっのだが、ちゃんと7時前に目が覚めて起きることができた。うぅ、朝早く起きることができるなんて、なんてすばらしいんだ。神様ありがとう。いつまでもこの調子が続きますように。ほんと、毎日「起きたら鬱になってたらどうしよう」とびくびくしながら寝ている。

午前中はExcelの本を復習したりしていた。昼食後、今日は歩いて横浜まで行った。35分くらい。ビブレのユニクロへ行って、チラシに載っていた6足990円の靴下を買う。靴下は消耗品だから、こういうときに買いだめしておくのだ。その後ヨドバシをぶらぶらして、帰りはバスで帰ってきた。調子はいいが、無理はしないことにしよう。明日は私が所属している、いや今となっては「所属していた」というべきだろう、合唱団の定期演奏会があり、上野まででかけるのだ。台風が心配だったが逸れていきそうなので大丈夫そうだ。

昨日は22時半に就寝。寝つきはよかったかと思う。夜中もぐっすり眠れた。5時半くらいにいったん目が覚めたけど、その後また寝て7時に起床。気分は上々。

今日は妻の通院日で、10時の予約だったのでついていった。最近ウォーキングに精を出しているので、今日も歩いて行ってみよう!ということで妻と二人で9時過ぎに家を出て病院まで歩いた。45分くらいで着いた。ちょうどいいくらいかもしれない。

しかし、明日の土曜日が祝日ということもあってか、病院は大混雑。山小屋のように人が互い違いになって寝ている状態。(一部嘘あり)1時間以上待たされて妻は呼ばれ、3分くらいで戻ってきた。そして会計も待たされ、薬局でもこれまた待たされて、13時くらいにやっと昼食にありつけた。

その薬局で待っているとき、面接を受けた会社から携帯に電話が入り「2次面接を行うので来てください」とのこと。

よっっっっっっっっっっしゃああああああああ。

これで第2関門は突破した。あ、ちなみに第1関門は書類選考。ここで自分の病歴や主張したいことを型破りな職務経歴書でぶっちゃけたのだが、普通だったら「うつ病、精神障害者」という時点で書類で落とされるところだろう。

しかしそこはさすがに特例子会社だけあって、私の病気と熱意を理解してくれて、面接してくれて、さらに2次面接までしてくれるというのだ。この会社は非常に理解がある。精神障害者は他に5人いるらしいが、「たった5人」でなく「5人も」いるのである。世間のレベルと照らし合わせるとそういうものなのだ、精神障害者の扱いは。

え〜と、とにかく来週の月曜日が2次面接である。前は人事担当の人との面接だったが、今度は実際に仕事をする現場の人との面接である。現場の人は親会社の人で、どれだけ私の病気を理解してもらえるかわからない。しかし、受かりたいがために、できそうもないことを「できます」と言うことはしない。それは結局自分の首を絞めることになる。正直に、誠実に、今自分ができることとできないことをきちんと区別して話し、あとは自分の熱意を汲み取ってもらえればいい。理解のない上司の下で働くのはもうごめんだ。

がらりと話は変わるが、以前エアコンがカビ臭いので「高圧洗浄」なるものを業者にやってもらった、と書いた。あれはえ〜と、そう9月1日のことであった。あのときは実にクリーンなエアーを存分に堪能したのであった。

しかし、それから数日経って、また少しエアコンから出る風がカビ臭くなったことに気がついた。もういい加減古いから、高圧洗浄とやらをやってもしかたがないのかな、と思っていた。それから涼しくなってエアコンをしばらく使わない日が続いたが、また最近暑くなってエアコンを入れるようになった。すると、かび臭さが日に日に増してきて、また「フィルタ」ランプが点灯しているのである。フィルタはきれいなのに。完全に元の状態に戻ってしまった。

これはいくらなんでも納得いかないというか、なんなんだろう。もう一回やればきれいになるのか、それとも一回やってだめだったら、もうこのエアコンは使い物にならないということなのか、とにかく業者にもう一度電話して状況を話してみた。すると、担当に連絡して、今日中に来て様子を見てくれるという。なんとかなりそうだったらもう一度洗浄します、もちろん無料で対応します、とのこと。おお、良心的な業者だ。プロはそうでなければならない。何はともあれ、電話してみるものだ。

そして夕方、業者がやって来て様子を見た。「カビは取れたけど、匂いだけが染みついて残っているのかもしれません」と言う。でも、フィルターはきれいなのに「フィルター」のランプが点灯している、と指摘すると、「完全にきれいになるかは保障できませんが、もう一度高圧洗浄することもできなくはないですが…」と少し消極的なニュアンスで、でもどうしてもというならやりますが、という感じのお答え。「お願いします」と言ってやってもらったところ、黒い液体がじょぼじょぼじょぼ。業者のお姉様も少し驚いたようで「けっこう残ってましたね、すみませんでした」とのお言葉。無料でやってもらった上にクオカードまでいただいてしまった。なにはともあれ、良心的な業者でよかった。