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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

7時20分起床。昨夜も2時半、5時、6時と中途覚醒があった。眠りが浅いかもしれないと気になるが、昨日の疲れは残っていないようだ。

今日はレンタルビデオに行ったくらいで、ゆっくり体を休めた。調子がいいからといって無理しすぎてもいけない。復職するまでに、少しでもペース配分に気をつけられるようにならなくては。

夜は借りてきたDVD「バイオハザード2」を観た。テレビは特番ばかりなのだが、なぜか特番に限ってつまらない。

最近中途覚醒が多い。昨夜も3時半、4時半に目が覚めた。眠りが浅いのか?復職を前にして興奮しているためだろうか。5時半にも目が覚めて、もう一度寝ようとしたけど眠れなかったので5時40分くらいにいったん起きた。ごみを捨てに行って戻ってきたらあくびの連発。もっと眠ろうと思って再び布団に潜り込んだが、そうすると眠れない。結局6時過ぎにまた起きてきた。

今日はいろいろ動き回った。9時半頃家を出て彼女と三ツ沢公園に桜を見に行った。今年の桜はあっという間に満開になったので急いで花見に行った、という感じだ。満開の桜を見ていると春を感じる。

バスで横浜駅まで戻り、久しぶりに一風堂のラーメンを食べる。そのあと、ビックカメラとヨドバシをまわって、おうちでカラオケ用のマイクとマイク用アンプを買ってきた。昨日、リビングをカラオケボックスにしたのだが、マイクがないのでやっぱり感じが出ないのだ。ビックカメラとヨドバシのポイントがどちらもけっこう溜まっていたので、全部ポイントで精算できた。

家に帰ってきてさっそくカラオケ。映像はPCの画像をテレビに写し、カラオケの音はUSBオーディオ機能でコンポから出る。そして、マイクをアンプを通してテレビのLine-inにつないで、これで完璧にカラオケボックスと化した。近所迷惑にならない程度にやってるつもりだが、大丈夫かな。まあ、うちのマンションはかなり防音がしっかりしていると思う。先日エレベータでベビーカーを押したお隣さんに会ったのだが「いつも夜中にこの子が泣いてすみません」と言っていた。しかし、赤ん坊の泣き声なんか聞こえたことはない。赤ん坊の泣き声ってけっこう響くものだと思うけど、それが隣まで聞こえないくらいだから、まあ大丈夫かな。

そして15時前に近くの整形外科へ行った。実は2週間くらい前から、右足の裏が痛むのだ。土踏まずからかかとの辺りが、じっとしていると何ともないのだが、歩くと痛い。ちょうど右足に体重がかかって、右足のかかとを上げようとした瞬間に痛むのだ。めちゃくちゃ痛いというわけではないのであまり気にしてなかったのだが、さすがに2週間くらい続くと心配になって病院に行ってみた。

とりあえずレントゲンを撮ってみると、なんか、かかと辺りの骨が出っ張ってるらしいのだ。今までレントゲンを撮っても骨に異常があったことはないので、これにはちょっと驚いた。「これが下の筋肉を圧迫しているんでしょうね」と医者は言う。そこの骨は普通は出っ張ってないらしいのだが、私の場合はちょっと人とは違うようだ。その骨自体はどうすることもできない。問題は、それが足の裏に負担をかけているということ。「何か激しく運動をしたりしましたか?」と聞かれたが、思い当たる節はない、と答えた。

すると今度は「急に体重が増えたりしましたか?」と聞かれた。思い当たる節は大ありだ。実に単純なことだ。太ったから、体重を支えている足の裏の筋肉が悲鳴をあげたのだ。とりあえず湿布と軟膏を出してくれたが、それだけでなく、できるだけ衝撃を吸収するクッションになる靴を履いたほうがいいとのこと。確かに靴を履いてないと、体重をもろに受けるのでめちゃ痛い。しかし愛用しているスニーカー、ナイキのエアーを履いたら痛くない。そしてよく履いているカジュアルな靴を履くと痛む。会社にスニーカーを履いていくわけには行かないから、足に優しい靴をさっそく買いに、今日2度目の横浜へ。

できるだけ衝撃を吸収するようなカジュアルな靴がないか、靴屋に入ってまず店員に聞いてみた。「この辺の靴がウォーキング用でいいですよ」と案内されたコーナーを見た瞬間、目に飛び込んで来た靴。それが一目で気に入ってしまった。「ラスト1足」と書いてある。そこに置いてあるので最後なのだ。しかし、サイズが合わないと当然履けないし、サイズが合っても足への負担がかかって痛むようでは意味がない。試しに履かせてもらったら、これがサイズがぴったりで、足踏みしても痛くない。ゴアテックス加工で防水もしっかりしているので値段はそれなりに高かったが、いい買い物をしたような気がする。しかしまあ、足の痛みの根本的対策は、体重を落とすことだろう。

夜はDVDで「スウィングガールズ」を観た。去年映画を見に行って、とても気に入ったのでパンフまで買ってしまって、そしてDVDが出たらそれも買ってしまった。気に入ったものは本物を持っていたいものなのだ。

5時45分起床。昨日も4時40分に起きて、一日行動して途中で寝たりしなかったのに、今日もまたなぜか早起きだ。しかし、夜中に何度か目が覚めたのが気になる。3時頃、4時頃に目が覚めた。中途覚醒はあまりなかったのだが。

少しまだ眠たいなあと思いながら新聞を読んだりテレビを観ていたりしたが、眠気が増してきて結局8時から9時くらいまでまた寝てしまった。これはいかん。早く起きるのはいいが二度寝はいかん。やはり睡眠が足りていなかったのだろう。早く目が覚めたからと言って起きるのではなく、起床時刻まできっちり寝るようにしよう。

ドコモショップから、シグマリオン3専用FOMA接続ケーブルが入荷したという連絡があったので、横浜まで出て、ケーブルを買ってPHSの契約を解約した。平日の昼間というのにえらく混んでいて、40分も待たされた。帰ってきてさっそくシグマリオン3の設定をしてFOMAでモバイルしてみた。おお、さすがFOMA、速い速い。まあモバイルでネットすることはほとんどないのだが、あればあるで便利だろう。

4時40分起床。やけに早い。今日は病院へ行ってから会社の人事部に面接へ行く、大事な日である。昨日あちこち歩き回って、帰ってきてから料理もしたのでけっこう疲れていた。「明日は寝坊できないぞ」と思ってさっさと22時頃寝たのだ。ぐっすり眠って目を覚ますと2時半。ありゃ、まだこんな時間か。そう思って寝たがまた3時半に目を覚ます。そしてまたまた寝たが4時半に目を覚まし、それ以上眠れなくなったので起きてきた。

7時半頃、予定より早いが家を出る。今の主治医は今日で終わりで、別の病院へ移ってしまう。この際だから私も病院を移ることにした。そもそも今の病院は家からも会社からも遠い。以前は近くの病院に通っていたのだが、入院が必要だということで、精神科の入院施設のある今の病院に移ったのだ。復職もできそうだし、また家から近い病院に移ろう。

診察では調子がかなり安定して、鬱や不安、慢性疲労といった症状がなく、朝もちゃんと起きられるということを話した。主治医は「今回は私も勉強になりました」と言った。デパスは本来、抗不安薬であり、抗鬱剤ではない。抗鬱剤ばかりあれやこれや変えてみたが、最終的にデパスで安定したというのは意外だったようだ。私の周りではうつ病でデパスを飲んでいる人、けっこういるけどなあ。

次回から通院する病院への紹介状を書いてもらい、病院をあとにした。この病院に来ることはもうないかもしれない。あるとすれば、再び入院が必要になったときだ。そんなときは永遠に来なければいいが。

15時からは人事部の人と面接。まず復職までの段取りについての説明があった。いきなり復職ということではなく、最初の3ヶ月は仮出社期間。給料は出るが、人事上はまだ休職扱い。この期間は8:40から17:10までの定時勤務。毎日この7時間半ちゃんと勤務できると、正式に復職ということになる。

最初からフルできつい仕事を与えられるということはないと思うが、ただコピーを取ったり、ということでもない。少なくともエンジニアとして一定のアウトプットを出せる仕事をアサインされる。IT業界で4年というブランクはあまりにも長いが、そこは当然考慮するということなので、焦らずにもう一度地道にやろう。

仮出社期間が終わった時点で「OKです」「だめでした」ということを判断するわけではなく、その2週間前くらいに、上司、人事部、嘱託医と面接して復職可能かどうかが決まる。この時点でアウトだと、残念ながら退職せざるを得ない。また、復職できたとしても、その後にまた調子を崩して休みが続いたりするようだと、二度目の休職はないので、その時点で退職しなければならない。人事部の人は済まなさそうに話してくれたが、そんなことは当然覚悟している。

復帰先の部署も仮決定していたので、人事部から部長へ話は通っているそうだ。復帰の時期に関しては「こちらとしては別に明日からでもかまいません」と伝えた。あとは部長と面接して、現場での受け入れ態勢が整い次第、職場復帰となる。会社からの連絡待ちである。おそらく今月半ばくらいから復帰できるだろう。

長いトンネルだった。やっと戻れる。やっと社会復帰できる。嬉しくて帰りの電車で泣きそうになった。今まで何もかもが不安でしかたがなかった。調子が悪くて動けなくなり、家で寝ていると「何でこんなに辛い思いをしないといけないのだろう」といつも思っていた。何度首をつろうと思ったかわからない。割と調子がよくて外出しても「みんなが一生懸命働いているのに、自分は仕事もしないでお金だけもらって遊んで食って、いったい何をやっているんだろう。同期の連中は管理職になっているというのに」と負い目を感じることもしばしばあった。ずいぶん回り道をしたけど、これからはまた無理をしない範囲で仕事をして、労働の対価として収入を得て、贅沢でなくてもいいから彼女と助け合って2人で暮らしていこう。

7時27分起床。目覚ましに3分勝った。いや、別に勝ち負けとかないんだけど。今日は朝から調子がいい。いい傾向だ。新聞を読んだりメールを書いたり洗濯物を干したりしているうちに時間は過ぎ、9時半頃にスーパーに買い物に行った。朝からテンションが高めだが、テンションをあげすぎると今度は反動が来るので注意しなくては。

昨日、肉屋で牛すじ肉を買った。牛すじの煮込みを食べたいと前から思っていたのだが、彼女が牛すじを食べたことがないというので、ここはいっちょ自分で牛すじの煮込みを作ってみることにした。

ネットでレシピを検索し、材料をそろえて昼前から調理に入る。牛すじ肉は長時間かけてじっくり煮込むのがコツなのだ。と言うのは何かの本で読んだ受け売りなのだが、まあとにかくレシピ通りやってみた。

しかし、できあがったものは「なんじゃこりゃ?」という、不思議な味の物体であった。少なくとも私が知っている「牛すじの煮込み」ではない。それはそれで、まあおいしければいいのだが、これが何とも微妙な味なのだ。どちらかと言えばモツ煮のような味なのだが、だからと言ってうまいわけではなく、正直言ってまずい。いや、珍味が好きな人などは好んで頼むかもしれないが、いったいなんでこうなったのだろう?レシピ通りやったのだがなあ。これはこういう料理なのか、何か失敗したのか。どうも砂糖が多いようだ。水を足して味を薄めて、七味を大量にかけて食べたら、まあ食べられる味にはなった。

調子が割といいので踊ってみた。いや別に家で独りで踊っているわけじゃなく、いや独りで踊っていた。昨日ビックカメラで買った「アイ・トーイ・プレイ・フリフリダンス天国」というゲームをやったのだ。ビックカメラのポイントがけっこうたまっているので、それでゲームくらいは買えるなあと思っていたのをふと思い出して買ってしまった。プレステ2のUSB端子に接続されたカメラでテレビに映し出される自分を見ながら、音楽に合わせて踊るのだ。ダンスダンスレボリューションみたいなものだ。けっこうな運動になる。調子が悪い時期に寝てばかりいたのでだいぶ体力が落ちている。体力を回復するのにちょうどいいかもしれない。