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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

朝7時頃目が覚めたものの、しんどくて起きれない。8時に目覚ましが鳴ったが、やはり起きれない。そして9時に彼女に起こされて、ようやく起きた。8時から9時までは眠っていたわけでなく、「起きないと〜起きないと〜」と思っていたのだが、なかなか動けなかった。職場復帰したら、遅くとも8時までには起きないと間に合わないのに。朝がつらいのがこの病気の特徴だが、そんなこと言ってられない。

光療法を試してみることを考えた。光療法とは、太陽の光を浴びることによって脳内のセロトニンの分泌を促すという療法で、主に冬季に調子が悪くなる「季節性うつ病」に効果があると言われている。季節性うつ病は日照時間が短い北欧などで多く、その辺りでは光療法はけっこう行われているという。しかし日本ではあまり認められていなくて医者も勧めない。そもそも私は季節性うつ病ではないし。しかし、崖っぷちの今はなんとか希望がありそうなものにすがりつきたい。悪徳商法や宗教はこういう心の隙間をねらってくるのだろうなあ。

光療法について調べたが、専用の機器は10何万円もするうえに、「午前中に機器の前に座って照射される光を2時間浴びてください」という、ちょっと無理がある療法だ。とにかく目覚めをよくするために他に何かないか調べたら「サンライズクロック」と言うのを見つけた。設定した時刻の90分前(設定で60分、30分も可能)から徐々に明るくなって、時刻になるとアラームが鳴るという照明器具だ。いきなり目覚ましが鳴ったり明るくなったりするのでなく、少しずつ光を照射することによって交感神経の働きを徐々に活性化していき、自然に体が目覚める効果がある、と書いてある。そう言えば会社の嘱託医もそういう製品がある、と以前話していた。値段は2万円ちょいなので何とか手が届く。安く売っているところを探したがなかなか見つからず、楽天市場で1件だけ扱っているショップがあって、送料込みで18000円くらいだったので注文した。

最近食が細くなった。夕食も軽めなのだが、朝と昼も少ない。一昨日の朝食はスティックパン2本、昼食も同じくスティックパン2本。昨日の朝食はロールパン2個、昼食はインスタントラーメン(具なし)。今日も朝食はロールパン2個、昼食はインスタントラーメン(具なし)と昨日と同じ。間食はしてないが、あまりおなかはすかない。いいのか悪いのか。体重は少し落ちた。

ナスと挽肉のカレーをまた作ってみた。今回は玉ねぎを徹底的に炒めてみた。先週は飴色になるくらいまで炒めてから煮込んだのだが、今日は飴色になってから、さらに半分焦げるくらいまで炒めてみたら、かなりおいしくできた。手間はかかるが、その分だけおいしいものが食べられて幸せである。

さて、明日は診察日だ。主治医に職場復帰のための詳細な診断書を書いてもらうようにお願いしなければならない。ご機嫌を損ねないようにうまく話をもっていかなくては。

8時頃起床。一日を通して調子はまあまあ。ちょっと低めの時もあるが、そのときは無理せず休んでいる。

22日に病院へ行って、詳細な診断書を急いで書いてもらうためにどうすればいいだろう。どう話を持っていったらいいのか色々考えたが、とにかく緊急で崖っぷちであることを説明して、土下座してでもお願いするしかない。口頭で依頼するだけでなく、きちんとした書式で書いた紙を依頼書があった方がいいだろうと思い、ワードで作成した。なんとか理解してもらって診断書を書いてもらうしかない。

8時前に起床。7時頃に目は覚めていたのだがなかなか布団から出られない。朝はちょっと低めのスタート。薬を飲み、効いてくるのを待つ。が、低い状態が続く。今日は効き目が悪いのか。昨日ばたばたして疲れたから、回復が遅いのか。それで薬の効き方も変わってくるのだろうか。

午前中ネットで調べ物をしていた。自分の持っているPDAシグマリオン3ではモバイル用の接続にPHSカードを使っているのだが、実際はほとんどモバイルをすることはない。PHSはもう解約してしまって、その代わり外でネットする必要があるときはFOMAに接続してやろうと思っている。だが、シグマリオン3用のFOMA接続ケーブルは8000円以上もするのだ。なんでケーブル一本でそんなにするの?と言うことで純正品以外で、安いけど動作確認が取れているものがないか、あるいはオークションで安く出てないか、あちこち調べ回ったが情報が見つからない。どうやら純正品を買うしかないようだ。でもまあ、今はほとんどモバイルすることもないから、別にいいかあと思ってあきらめた。

とかなんとかやっているうちに、ちょいとしんどくなってきた。朝は低めだったのだが、PCの前に座ってあれやこれややっていると、しんどいのを忘れてしまった。しかしここが間違い。11時半くらいに疲れを感じて横になったら、2時間くらい寝てしまった。う〜ん、こんなことでは復職できないぞ。できなくても無理矢理するしかないのだが。もう少し休み休みやるとか、できるだけ疲れをためないようにしなくては。

先週知人が入院した、という知らせを聞いていたので、13時半頃に家を出てお見舞いに行った。山岳会でずいぶんお世話になった人なのだが、私は活動にも集会にもぜんぜん参加していない幽霊会員だったので、ほんとご無沙汰だった。他にもお見舞いに来ていた懐かしい会員と再会し、18時の病院の夕食の時間までみんなで喋っていた。個室だったので気兼ねなく話ができた。仲間っていいなあ。

7時半頃に起きた。朝は少し低い。今日は人事部との面接である。
そしてその面接で思いもよらない事実が発覚した。なんと私の休職のリミットは、自分が思っていたよりも3ヶ月早かったのだ。具体的には7月4日と思っていたのが、実際は4月4日だったのだ。つまりもう目の前で、嘱託医と相談して決めた「5月復帰」では遅いのだ。なぜそんな重大なミスが起きたのか?それは「休職期間のリミット」と「職場復帰のリミット」が3ヶ月ずれている、ということを認識してなかったのだ。

それはどういうことか、なぜそういう間違いが起きたか、日記として改めて書くのはもうしんどいから、帰ってきてからまとめたその面接メモを匿名にしてそのまま転載してしまおう。
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人事部Wさんとの面接記録

・自分よりWさんに、去年の復職の話が流れたとき以降の自分の状態について、レジメを元に説明。

・Wさんから見た第一印象
去年面接したときに比べて、会って話した印象がずっとよくなっている。前回は「本当に復職して大丈夫だろうか」と心配だったが、今日の様子を見ていると大丈夫ではないかという印象を受ける。

・復職までの手続きについて

仮出社期間を3ヶ月とし、その間の給料は本給のみ支払われる。仮出社期間に欠勤したらその分だけ引かれる。

仮出社までの手続きは、以下の通りである。
 主治医に「職場復帰判断のための診断書」を書いてもらい、会社の嘱託医へ郵送してもらう。
 それに嘱託医が目を通し、自分と面接を行って仮出社の可否を判断し、仮出社の開始日を決定する。

・仮出社期間について

仮出社期間中はフレックスでなく、8:40〜17:10での勤務となる。通院による遅刻または欠勤は認める。

仮出社期間はあくまでも休職期間の一部である。したがって、休職期間が満了する7月4日の3ヶ月前、4月5日が仮出社開始のデッドラインである。この点について自分の方で誤解があり、嘱託医も把握していなかった。

自分の認識:仮出社期間は休職期間のカウントがストップすると思っていた。残り2ヶ月の時点で仮出社したら、休職期間のリミットが2ヶ月先延ばしになると思っていた。

つまり「5月から職場復帰(仮出社開始)」というのは本来ならば既にアウトだが、そこは会社側で配慮をするとのこと。できるだけ早く仮出社を開始して、休職満了の7月4日までの期間を仮出社期間とする。

・経過観察期間について

仮出社期間を過ぎれば一応復職ということになるが、その後は経過観察期間となる。(期間は1ヶ月〜3ヶ月。厳密には確定していない)経過観察期間中もフレックスではなく、残業も禁止。まだ様子見の段階である。経過観察期間中を無事過ごせば、他の社員と同様のフレックス勤務となる。

実は、過去の嘱託医との面接の中で経過観察期間の話は出てきたが、自分は仮出社期間のことと混同していた。

経過観察期間中に欠勤した場合、通常なら残っている休職期間の1日を消費したという扱いになる。(この説明は去年自分が聞いたはずだが、これを仮出社期間のことであると解釈していたため、仮出社期間中は休職期間のカウントがストップすると誤解していた)

しかし自分の場合、休職期間が満了した上での経過観察となるため、欠勤に充当する休職期間はない。つまり、経過観察期間中は一日も休むことが許されない。
それにもかかわらずこの期間中に欠勤した場合の扱いは、現段階では人事部でも明確に取り決めはない。今までではこのようなケースはなく、休職期間が満了した上で復職を試みるのは自分がファーストケースである。この点については人事部側で今後検討する。

今後のスケジュールとして、
3/22 通院し、主治医に「職場復帰判断のための診断書」を書いてもらうように依頼。
3/24 嘱託医と面接。この時点までに主治医の診断書が間に合っていれば、その時点で仮出社の開始日を決定
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というわけで、いきなりピンチを向かえてしまった。今の主治医も3月いっぱいで病院を変わるというのも非常に痛い。22日の通院で「職場復帰判断のための診断書」という、詳細な診断書を書いてもらうように主治医にお願いしなければならない。この診断書というのが、たとえば「会社側としてどういう点に配慮すればいいか」など、記入してもらう項目がものすごく細かいのだ。当然「その場で書いてください」というのは他の外来患者も待っているので無理があるため、通常は用紙と一緒に会社の健康管理室宛の封筒を渡し、書いて会社に送ってください、ということになる。

しか〜し、そんな悠長なことは言ってられないのだ。次に健康管理室へ行って嘱託医と面接するのは24日。2日後である。事情を説明して「明後日の午前中取りに来ますから、それまでに書いておいてください」と主治医に頭を下げてなんとか書いてもらい、木曜日に受け取ってそのまま健康管理室へ行くしかない。主治医も病院を移るので相当忙しいはずなのだが、そこをなんとかごり押しで頼み込むしかない。

あ〜〜〜〜〜〜、なんでこうなったのだろう〜〜〜〜〜〜。コミュニケーション不足であったことは否めない。くぅ。

とりあえず小康状態を保っている。やはりデパスが効いているようだ。不安定でもデパスを飲むと30分くらいで落ち着くが、4〜5時間くらいして切れてくると不安定になる。

今日は部屋の片づけをちょこちょこやったくらいか。明日の人事部との面接に備えて、とりあえずこれまでの経緯をまとめてプリントアウトする。とは言え明日は何をどう話せばいいのか。一番のポイントは、復職できるか、退職せざるを得ないか、その判断をどの時点でどういう条件でもって下せばいいのか。復職できたとしてもその後の労働条件など不安な点はいくつもあるが、とりあえず「復職できるかどうか」が一番の問題だ。

会社の嘱託医からは「調子が良くても悪くても、ぎりぎりになったらいったん復帰してみるしかないですね」とは言われている。しかし去年に復職の相談を人事部としたときは、「完全によくならないと復職を認めない」という厳しい条件を提示された。「週5日、1日7時間半(8:40〜17:10)勤務可能な状態でないといけない。週に1日休みを入れるとか、1日の労働時間を6時間など短縮した状態から開始することは認めない」という。これはちょっと厳しい。少なくとも「調子が悪くてもとりあえず出社」ということは到底無理だ。いったいどうすればいいの?