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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:音楽

今日はGSOの演奏会に出演した。私は合同ステージのみの参加だったのだが、けっこう疲れた。朝は6時半に目覚ましをかけたのに起きれず、7時に起こされて時間ぎりぎりに出ていった。しかし、9時集合だったのだが発声は9時半からで、それをみんなちゃんと計算して9時過ぎに来る人が多かった。8時50分頃着いた私はけっこう待ったのだった。あんなあわてて出て行く必要なかった。ちっくしょい。

打ち上げはいつも通り盛り上がっていたが、私はかなり疲れていたので1時間くらいで中座した。みんな2次会3次会に行ってるのだろうが、自分はこういう状態なので我慢するしかない。ああ、むちゃくちゃやっていたあの頃(どの頃?)が懐かしい。

今日は朝起きると昨日ほどの鬱ではない。しかし、なんだかぐったりして朝から疲労感を感じる。調子がいいときはそんなことはなかった。まだ少しテンションは低い。

一日だらだらとネットしたりして過ごす。調子が悪いと受動的なことしかできない。

夜は19時から21時、そして21時から22時までお笑いの番組を観た。最近またお笑いブームみたいだ。テレビを観ているときは何も考えずに笑っていられるが、テレビを見終わって現実世界に戻ったとき、そこにいる自分が悲しくなる。見つめなければいけない現実世界が迫ってくる。ああ、テレビを観ているときは現実逃避できたのに。昨日は鬱がぶり返してかなりショックだった。そのショックからは少しずつ立ち直りつつあるが、しかしこれから自分はどうなるんだろう、そう考えるととても悲しくなる。順調にいくことを前提にして、会社とも復職に向けて話を進めていたのに、それもまた白紙に戻りそうなのだ。もうリミットが残り少ない。どうやって生きていったらいいのか。昨日も書いたっけ。家庭の事情で実家に戻ることもかなわない。うちにはもう一人障害者がいるのだ。

「みんな現実逃避してるのかも」彼女はそう言った。そうかもしれない。お笑いがはやっているというのは、私だけでなく、日本全体が暗いニュースに包まれ、「この先どうなってしまうんだろう」という状態になっているからかもしれない。だからみんな現実逃避に走るのだ。

明日はGSOの演奏会だ。明日は思い切り現実逃避してこよう。これが終われば私の合唱の、いや合唱を含めたヴォーカルアンサンブルの活動もしばらく停止する。悲しいことだ。決断したのは自分だが、やはり悲しい。だが、いつ調子を崩して本番に乗れなくなるかわからない身である以上、本番を前提とした活動をするグループに身を置くわけにはいかない。もっと気楽にできるところや、ソロで活動することにしよう。歌うことは自分から切り離したくないから。

今日は忙しかった。

昼前から電車に長時間揺られてジョイントコンサートの合同練習に出る。13時から始まって終わったのは16時半くらい。歌うときは集中するのでけっこう疲れたのだ。

その後ひさびさに歌仲間と飲みに行った。相変わらずテンションが高くて、こっちまでつられてテンションがあがってしまった。

夜は彼女と、それから彼女の友達と3人で飲みに行く約束をしていたので飲み会は中座して渋谷へ向かう。週末の渋谷は久しぶりだが、やっぱこの人混みはこたえる。おいしい鳥料理の店で22時半くらいまで粘っていた。けっこう盛り上がって楽しかったが、それで疲れたということはなく、むしろ疲れはとれていた。彼女いわく、渋谷で合流したときはテンションが高めだったらしい。先ほどの飲み会の影響だろう。でもその後は落ち着いてきたようなので、テンションがあがりっぱなしになるということはないようだ。よしよし。

帰ってきたらもう日付が変わりそうだった。こんな遅くに帰ってきたのは久しぶりだよ。

1週間ぶりの外泊だ。家の方が居心地がいいし、調子が悪かったので先週の日曜日は病院に戻りたくなかったのだが、戻らないと大変な事態になってしまう。少なくともしばらくは外泊はできなくなってしまうので、やっとの思いで戻った。

 先週は調子が悪かった。外泊から戻った次の日の月曜日は割りと調子がよく、朝から作業療法でエアロバイクを漕いだりしていたのだが、火曜日からどうも不調になって、少なくとも午前中は寝ていることが多かった。夜中に5回も6回も目が覚めるので、眠りが浅く、それで寝不足な気がする。金曜日は彼女が面会に来てくれて午後はずっと一緒に話したり、病院内の敷地を散歩した。

どうも3〜4日おきくらいに好調と不調を繰り返している感じだ。まだまだ安定しない。今回の入院は今までよりも安定するのに時間がかかっている。退院までいったい何ヶ月かかるのだろう。彼女に会えないのもつらいし、さっさと退院したいのに、そう思って焦るとよけい逆効果なのだ。いったいこの病気は治るのか。金曜日に主治医と面談し、月曜日から薬が変わることになった。アナフラニールからアモキサンに変更。薬がうまく効いてくれるといいのだが、抗鬱剤は効き目が現れるまで2週間くらいかかるくせに副作用はすぐ出るというやっかいものだ。しばらくは辛抱かもしれない。それから、寝る前にリーマスという薬を追加してみます、と言われた。催眠作用があるので睡眠障害の改善になるでしょう、と言われたが、家に帰って薬の本で調べたら「抗躁剤」と書いてある。躁状態を抑える炭酸リチウムらしいのだが、そんな薬飲んで大丈夫なのだろうか。「薬の効果の出る量と副作用の発生する量とがあまり離れていないため、厳格な管理が必要な薬です」などと脅し文句が書いている。怖いなあ。

土曜日、9時過ぎに病院を出て日吉の散髪屋に向かう。頭がいいかげんにぼさぼさになっていたのですっきりしたかったのだ。13時からボーカルアンサンブルのジョイントコンサートのの合同練習が都立大学であるので、途中で寄るのにちょうどよかった。12時前に散髪屋を出てから都立大学へ移動し、マックで昼ごはんを食べたあと、駅前で誰かを待ち伏せする。練習会場の名前はわかるのだが、病院から直行なので地図をプリントアウトできず、どうやって行くのかわからなかったので、ここで待ってたら誰か来るだろうからついて行こうという算段だったのだ。ほどなくしてボーカルアンサンブルAのYちゃんが来たので練習会場へ。久々に合唱の練習をした。発声練習からまじめにやったのは何ヶ月ぶりだろうか。予習不足だったが、まあなんとかなった。今回新たに参加したS-Wafnaの人たちはとても頼もしい。彼らがいなかったら今回の合同演奏はかなり苦しかったろう。

16時頃に練習を終えて駅前でお茶する。17時過ぎになってみんな飲みに移動するようだったが、私は疲れたので家に帰ってきた。彼女はバイトが18時までの予定だったが、他のバイトの人が体調不良で帰ってしまったので急遽20時までになった、とメールがあったので急いで帰る必要はない。横浜でぶらぶらして松屋の「豚めし」を食べて、ヨドバシで単3電池を買い込んで帰ってきた。

家に帰ってきたらやることがいっぱいたまっていた。まず大量のレシートやメモ書きを家計簿につけていく。できるだけ正確に家計簿をつけるようにしているのだ。病院ではそんなにお金は使わないが、それでも節約をこころがけなくては。

入院してから2週間が過ぎた。今ははじめての外泊で、自宅に戻っている。

今回の入院ではかろうじて通信環境は確保できた。電波の入り状態が悪く、何回かトライしてやっと接続できるが、なんとかメールのやり取りはできる。しかし、病棟内での充電ができないため、PDAを頻繁に使うことはできない。前は毎日細かく日記をつけていたが、今回の入院では1日2回のメールチェックのみをやるだけにして、できるだけバッテリーを温存してきた。それでも2週間でもうバッテリーが残りわずかだ。まともに使おうとしたら毎日充電しなければならない。

そういうわけで日記も更新できずにいたが、これから毎週末は家に帰ってくるので、1週間おきの更新になるだろう。外泊のたびにPDAとシェーバーと携帯電話とポータブルCDプレーヤーを充電して戻らないといけない。CDプレーヤーは別に乾電池でも動くのだが、まあ電池節約である。一日中CDを聴いているとあっという間に電池もなくなる。

今回で3回目の入院となるが、今までで一番回復が遅い。なんせ、つい3日前までずっと寝たきりだったのだ。なかなか調子があがってこなかった。特に午前中が具合が悪い。これはまあ、いつものパターンでありうつ病患者の典型的な症状ではあるのだが、本当に午前中はずっと動けなかった。前は散歩したりチャリ漕ぎをしたりオカリナを吹いたり、午前中にもいろいろ活動はしていたのだが、それが全くできず、朝食をなんとか食べた後はまたベッドに倒れこむ状態であった。午後は日によって動けたり動けなかったり、というところだった。

今日はボーカルアンサンブルの練習が昼からあり、それに出るつもりでいったん家に帰ったのだが、さすがに2週間もあの田舎ののんびりした病院にいると、外へ出るだけで疲れる。練習に行くつもりで外泊したのに、調子が悪くて結局練習には行けなかった。こんな調子で6月のジョイントコンサートのコンサートに乗れるのだろうか。今回は単独ステージにも乗る、と決めてしまった以上、私が乗ることを前提に選曲もして練習が進められている。当日動けなくなるのはもちろんやばいが、それに加えて数少ない練習にもきちんと出ないと追いつけない。なんせ全部新曲をやるのだから。トライトーンの4thの音は難しい。

今回の入院はどれくらいになるのだろうか。入る前は、1ヶ月くらいでさっさと退院したい、と思っていたのだが、2週間を過ぎてまだこんな調子である。少なくとも2ヶ月くらいはかかりそうだなあ。とほほ。彼女に会えないのもつらいし、毎日公衆電話から電話してるのだが電話代もばかにならない。

早くよくなって退院したい。でもあせると逆効果なのはわかっている。わかっちゃいるけどやせられない。もとい、やめられない。