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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日は寝るのが遅くなってしまった。確か23時頃に寝たのだが、布団に入って彼女となんだかんだ話していると0時になってしまった。確か追加眠剤は飲まずに牛乳だけ飲んで寝た。夜は久々に熟睡できて、明るくなるまで一度も目が覚めなかった。7時に起きたのだが「まだ眠いのに〜」とぶつぶつ言いながら「でもトイレ行きたいし」と自分に言い聞かせてトイレに行って、ついでだから顔も洗って、ついでだから朝ご飯食べて…、などとついでだから、ついでだから、と自分をだましだまし起きていた。最初から「あれしてこれして、あれもあれも全部しなきゃ」と思ってしまうとやる気が萎えてしまうというか、自分で自分にプレッシャーを与えてしまって動けなくなる。目の前のものを一つずつ片づけていく。それが大事なのか。

とか何とか書いて余裕こいてたら、いつの間にかソファで眠ってしまった。やはり昨日遅く寝たからか。「いかん、起きなくては」ではなく「いかん、寝るならちゃんと寝なければ」と思って布団に潜り込んだ。そして気がつくと9時を過ぎていた。う〜ん、何かしんどい。やめやめ、今日は遅れて行こう。今無理して体を動かしても一日つらいだけだ。そう開き直って会社に電話。結局10時に出社した。この際だから水曜日は10時から18時半の勤務にさせてもらうことにした。毎週水曜日は、新しいタスクの週例が16時半から行われることになり、1時間で終わるとは限らないから残業が発生するかもしれません、と上司と部長に断ってある。でも残業したら人事部から部長にチェックのメールが来るし、そうしたら私が「この日はこういう理由で何時間残業しました」とか書いて出さないといけなくて、それはそれで部長も自分も面倒なので、水曜日は1時間ずらしてもらった。

しかし、新しいタスクは何をどうやっていけばいいかよくわからない。今のところお客さん向きの対応は別のメンバーが、基盤部隊向きの対応、調査は私が担当しているのだが、本当に何をすれば自分でさっぱりわからない、五里霧中な状態だ。なんとか前に進めるために、いろんな人に相談しなきゃ。

明日は9時半に大手町。人事部と面接だ。いつもより早く出ないといけない。それもつらいが、まだ暑いのにスーツを着ていかないといけないのもつらい。ちゃんと起きていけるかなあ。

8時過ぎ起床。朝はあいかわらずつらい。なんとか起きたものの、体を動かすのがとても億劫でつらい。なんでこんなにしんどいのに毎日毎日毎日毎日会社へ行かないといけないのだろう。「もう会社なんかやだ〜〜〜〜」思わず口に出して、いやいや準備をして家を出た。

するとなぜだろう、不思議と心が軽くなった。仕事が終わって会社から帰ってきて、もう4年くらい前にカウンセリングで言われたことを思い出した。「あなたの頭の中は、自分が本当は何がしたいとかしたくないとか、そういう自分の欲求が封印されていて、全て『〜ねばならない』で動いてます。(いわゆる超自我の説明である)自分は本当は何をしたいのか、それに気がついて、それを受け入れて、そしてその上で自分の気持ちと折り合いをつけられるようになったら、楽になるでしょう」

それが今日、少しだけわかったような気がした。「起きなくては、動かなくては、行かなければ」そう必死に思えば思うほど体は動かなくなる。でも今日「もう嫌だ〜」そう口に出して言って、それを自分で認めて、そして少し気が楽になったような気がする。もっと自分の生の声に耳を傾けよう。自分の思いをもっと吐き出すと、もっと楽になれるかもしれない。

昨日は23時くらいに寝た、と思う。ついつい選挙結果が気になって遅くまでテレビを観てしまった。朝は8時10分くらいになんとか起きた。ちょっとやばいところだった。先週末から調子は少しよくなったものの、朝はしんどい。

会社へ行って仕事をする。新しいタスクを始めるにあたって、とりあえず何をどうやっていいやら見当もつかないので、基盤メンバーに資料がないかメールで投げておいた。とりあえずファイルサーバのこの辺りの資料を漁って読んでください、とメールが来ていたので、漁って読んだ。が、自分の知りたいことが書いてある資料がなかなかない。顧客向けのレビューの資料ならあるのだが、それだけでは不十分だ。私は基盤がどうなっているのか、クライアントPCやらサーバやらネットワークやらドメインやら、その辺りの詳細がわかる方式設計書がほしいのだ。

そんなこんなやっているうちにエマージェンシーでトラブルフォローの手伝いが舞い込んできて、あちこちに電話しまくって、ふぅ、疲れたのだ。結局教えてもらったフォルダとは全然別のところに方式設計書はあった。PDFファイルを画面で読んでいたが、やはりこういう資料は紙に印刷しないと読みにくい。160ページくらいあったが、2ページを1枚に収める割付印刷で半分の枚数で印刷した。それでもけっこうな量で、ちょっと読んだところまででタイムオーバー。

病院ではここ2週間ほどの状況を説明した。低空飛行で早退や遅刻などもあり、波はあるがなんとか会社に行けている状態。6月に書いてもらった診断書が「3ヶ月残業を見合わせた方がよい」と書かれてあり、9月いっぱいまで定時勤務、残業禁止ということになっているのだが、その続きの診断書を今日書いてもらわないといけない。「今の状態では、もう3ヶ月くらいは残業はしない方がいいでしょうね」そう言われた。言われなくても自分の体がじゅうぶんわかっている。今の状態でいっぱいいっぱいなのだ。問題は、それを人事部に出して私がどうなるか、ということだ。復職はしたものの、医師の診断により今は裁量労働が適用されず、定時勤務ということで勤務時間が制限されている。これは「必要があれば、一時的にそのような勤務を命ずることがある」と就業規則にもはっきりと書いてある。しかし、それは最長何ヶ月まで、という制限がついている。私は仮出社のときからカウントすると、もうアウトである。その辺の微妙な判断を人事がどう判断するかわからない。今までいろいろ大目に見てくれているので、多分それで自分のクビがどうのこうの、ということはないと思うのだが。

昨日は久々に長々と日記を書いていたら夜遅くなってしまって、寝たのが23時過ぎになってしまった。その後も寝つけず、0時くらいに追加眠剤と牛乳を飲んだような気がする。

その後はけっこうよく眠れて、5時半に目が覚めたものの、休みだしまあいいや、と思ってずっと寝ていた。8時過ぎに起きただろうか。

午前中はなんだかんだ頼まれごとをPCでやっていて、11時半頃家を出て横浜へ。ほしい本が2冊あったのだが、バスで西口のへんぴな所についたので、とりあえずそこから近いダイヤモンド地下街の有隣堂へ行った。が、ここはどこに何が置いているかわかりにくくてすぐに探すのをあきらめてしまった。コーナーごとにいくつもの店に散らばっているし、ちょいとわかりにくい。

それよりもお腹がすいたので先に昼食を食べることにした。東口まで移動して久々にポルタのペッパーランチでペッパーライスを食し、ルミネの有隣堂へ。ここは広くてゆったりとしていて私のお気に入りの本屋である。わかりやすいところに検索機も置いてある。最近はこういう便利なものができたので、目当ての本をいちいち探し回ったり店員に聞いたりしなくても、その店に在庫があるか、どの場所にあるかがわかって便利なのだ。結局そのお店には欲しい本は2冊ともなかった。

次はそごうの紀伊国屋へ行ってみた。ここもけっこう広いのでとりあえず検索機で探してみる。1冊目、在庫なし。2冊目、在庫あり。と言うことで1冊だけ買った。しかし、やはり本屋の醍醐味というのは、ぶらぶらブラウジングして、ふらふらふら〜っと何気なく手にとって、ぱらぱらぱら〜っとページをめくってちょっとおもしろそうじゃない、と思ってはっと気がつくと5冊の本を抱えてレジに並んでいる自分に気がつく、というところだろう。と言うわけで本を5冊買ってしまった。残りの1冊はまた7&Y辺りで注文しよう。

その後電車で移動していつもの散髪屋へ。しばし待たされて頭をすっきりさせ、近くのユニクロへ。チラシに載っていた秋物の長袖のシャツをゲットし、ついでにズボンも1本買ってしまった。裾直しに40分くらいかかるというので、しばしスタバで読書。と言っても今日買った本ではなく、まだ「積ん読」状態の本の1冊。本は放っておけばどんどん溜まっていくものなのだ。また今日増えてしまった。

ズボンを受け取ったらもう夕方だった。バイトが終わった彼女と待ち合わせて夕食を食べて帰ってきた。今日は一日を通して割と調子はよかったのだ。ちと暑かったが。これから涼しくなってくれるのかなあ。

7時半起床。会社に行って仕事をした。今日はそんなに疲れてない。

新しい仕事が始動した。そもそも今のチームに移るときに、「この辺を手伝ってほしい」と言われてた正に「この辺」が昨日のミーテングで遅ればせながらようやくキックオフし、今日から動き出した。きっちり期限が決まってあって、11月下旬。お客さんのシステム環境を新しくするのに、今までは新しいサーバでの新しいシステム構築が進められていたのだが、いよいよクライアントを入れ替える。サーバ環境での新システム始動が11月下旬で、このスケジュールはもうFIXして動かせない。それまでにクライアントを全部入れ替えないといけない。

入れ替える、と言っても簡単な話ではない。共通基盤部隊が作り上げた共通仕様基盤の上に、うちの独自のアプリやらパッケージを載せてキッティングし、一斉にクライアントPCを入れ替えるという、こう書いてしまったら何だか簡単なようで実はかなりややこしい仕事だ。私は内部対応で、共通基盤チームと一緒にアプリを載せるところを進める。まずは共通基盤というのがどういう仕様なのか、PCやらネットワークやら全部環境が変わってしまうので、それを知らないといけない。今はOSがXPのSP2になるよ、とか大雑把な外部仕様しかしらない。来週から大変になるかも。

会社が終わった後、生命保険のお姉さんと会って話を聞いた。実は毎月の生命保険料がけっこう高くて家計も苦しいので、保障を減らして保険料を減額するか、あるいは他の保険会社で今よりも安く組めるところがないか検討していたのだ。しかし、今の状態で保険に入れるのか。内科的な病気ではないにしろ、入院を3回、延べ日数にして11ヶ月くらいしているのだ。しかも現在も通院中である。しかもしかも、去年の人間ドックの結果は最悪で、軽度肝機能障害とか出ている。

しかしまあ、話を聞いてみないことにはわからないから、とりあえず他の保険会社に話を聞いてみることにした。今の保険の契約内容と、直近の健康診断の結果を持ってきてください、というからコピーして持っていった。はたして結果は、完璧NGだった。まず、保険に入れたとしても、同じ保障内容だと保険料は今よりも確実にあがる。これはその契約をしてから7年経っているから、というのもあるし(これは予想していた)、利率が大きく変わっているから私の「利差配当付終身保険」では今の方が不利になる、というダブルパンチだと言う。

それはそれとして、そもそも生命保険に入ること自体難しい、と言われた。いろんな人に言われたが、やはりそうなのだ。当然告知しておかないといけないことなので、うつ病で4年も会社を休んで、その間入院もして今も通院している、と言うことを話すと、もうその時点でNGだと言う。やはり保険会社の人はプロで、病気のことには詳しい。内科的な病気じゃないし、という見方はしない。オブラートに包んだ言い方だったが、保険会社としてはうつ病は「自傷行為や自殺を誘因する、死に至らしめる可能性の高い病気」だと言う。さすがリスクを買って商売しているだけあってうつ病のことにも詳しかった。

それから、検診の結果も2つひっかかる。1つはやはり肝機能。軽度とはいえ「肝機能障害」とはっきり書かれている。こう書かれていると、まずガンなどの3大疾病保障などは入れなくなる。かなり高額な保険料を払えば入れなくもないが、それでは保険料を安くしたい、という目的とははずれて本末転倒である。それからもう一つが高血圧だ。実は去年の検診のときから血圧が高い。最近自宅用にも血圧計を買ってときどき計っているのだが、血圧が高いのだ。その検診のときには、上が140を超えていた。まずこれがまずい。それから下が90を超えている。実は上の数値より下の数値の方が重要らしく、これが90を超えているという時点でやはりアウトらしい。鬱とあわせてトリプルパンチである。今日も夜計ってみたが、やはり下が90を超えている。まじでこれは病気と隣り合わせだな。

生保のお姉さん曰く、この状態ではおそらくどこでも無理ではないか、と言うことだ。「今はこのままこの保険を解約せずに大事にした方がいいですよ」と言ってくれた。まあ、とりあえず乗り換えるのは無理そうだから、減額について今の保険会社に相談するか。しかし、今の保険の担当のおばちゃんも、何度も入院してそのたびお世話になったし、なかなか切り出すのもメンタル的なハードルがあるなあ。そういう話をしたら、そのお姉さんは「しかし、義理は2年まで、と申しますから」と言う。そうか、義理は2年までなのか。この世界ではそれが共通のルールなのか?それとも他の保険会社から乗り換えさせるときに使う常套句なのだろうか。