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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日も調子はいまいち。夜はちゃんと眠れて朝も割と早く起きたような気がするが、もう一度寝てしまって、起きたら昼頃。その後はずっとソファに横になってテレビを観ていた。明日からまた会社で仕事だが、ちゃんと会社に行けるのだろうか。会社に行って仕事できるのだろうか。調子が悪ければ「行きたくないよ〜」と言いつつ、体が動くうちにさっさと家を出てしまおう。

追加した安定剤が効いたのか、今日はそれほど調子は悪くない。朝もわりと早く起きた。7時過ぎだっけ?

9時前に彼女と近くのスーパーへ日曜朝市へ買い物に行った。以前はアイス・冷凍食品の4割引にものすごく人が群がっていたのに、今日はそうでもない。アイスの需要が減ってきたのか。

昼前くらいから昨日ビデオに撮っておいたフジテレビの4時間の特番「日本の歴史」を観た。途中で昼食を挟んで続きを観ようとしたが、疲れてきて眠たくなったので、ビデオをとめて寝てしまった。「眠たくなるかもしれません」と医者が言っていたので、安定剤のせいかなあ。吸い込まれるように寝てしまったのだ。

その後はテンションはいまいち。まあ、焦らなくともまだ明日も休みだ。ゆっくり体調を整えよう。

今日になっても調子は悪い。鬱が抜けない。

私が通院している病院は土曜日の午前中も診察しているので、急遽病院へ行き、状態を話す。人事部からこういうことを言われてから、ちょっとパニック気味で、と話すと「病気だから社員を解雇するってのは、法的にはだめなはずだけどねえ」と言う。本当かなあ。

とりあえず今日は安定剤を追加された。それを昼食後にデパスと一緒に飲んで、午後過ぎから少し落ち着いた。「眠くなるかもしれません」と言われたが、本当に眠くなって夕方寝てしまった。

これからどうなるのか、相変わらず波瀾万丈。

6時40分起床。割とよく眠れたかと思う。サンライズクロックの明かりで目が覚めた。
軽い朝食をとったあと、なんだかまだ眠たかったので、まだ時間はあるしもう一度布団に潜り込んだ。

9時を過ぎても起きれなかった。久しぶりに錯乱状態に陥った。これも鬱のひとつの病態か。昔デイケアに通ってた頃によくあった症状で、「体が動かない」とか「うつ状態がひどい」というのでなく、心理的に「いやいや」が強くて、もう完全に逃避モードに入っているのだ。それで何も考えられなくなるし、何もできなくなる。かつては毎日そんな日々を過ごしていた。調子がよくなって会社に復帰してからは、この状態に陥ったのははじめてだ。多分昨日の解雇宣告が効いているのだ。とりあえず今日は会社を休んだ。首の皮一枚でつながっているので休んでいる場合ではないのだが出社できる状態ではなかった。勝手に4連休にしてしまった。

7時起床。朝方に2回くらい目が覚めて、喉が渇いたので冷蔵庫をあけてコーラを飲んだ記憶がある。朝は調子はまあまあ。気温は昨日より低いかもしれないが、蒸し暑さを感じる。

今日は9時半から東京本社で人事面接だった。今週の月曜日に主治医に書いてもらった診断書を持っていった。内容はわかっている。とりあえずあと3ヶ月は残業を見合わせた方がよい。それを人事部はどう受け止めるか。

ところで、うちの会社は裁量労働制である。正確に言うと労働基準法38条の3で規定されている「専門業務型裁量労働制」で、それは

「業務の性質上、その遂行の方法を労働者の裁量にゆだねる必要性が高いため、その労働者が実際に何時間働いたかにかかわらず、労使協定で定めた時間働いたとするもの」

という制度である。つまり、一日何時間働こうが毎日一定の時間残業したとみなされる。

ところが私は今残業を禁止されている。これはうちの会社の社内規定にある特例で、傷病によって医師から「残業禁止」の診断書が出たときに、最長6ヶ月まで残業禁止を命じることがある、という事項が適用されている。残業禁止については今まで「定時勤務」と書いてきたのだが、裁量労働制のうちの会社では、それはすなわち「短縮勤務」とイコールなのである。(いや本当はイコールではないんだけどね。勤務時間が短くてもちゃんと成果を出せばいいわけだから。私の場合、人事の扱い上短縮勤務ということになる、ということ)

そして上に書いたが、それはあくまでも期間限定な特別な措置で「最長6ヶ月まで」なのである。それを過ぎてなお医者から残業禁止の診断がくだされたらどうなるか。それはやはり会社の社内規定にしたがうことになる。

「精神または身体上の障害のため、業務に堪えられないと認められるとき、職員を解雇する」

ということだ。

私が職場復帰したのが4月25日。それから9月いっぱいまで定時勤務(=短縮勤務)であった。通算5月強である。そして今「さらに3ヶ月の残業禁止」という診断が医者から下された以上、最悪の場合、上の解雇要件に該当する。しかし、6月いっぱいまでは仮出社という形で、正式に復職したのは7月1日付けである。そこから起算すると、10月から12月までの3ヶ月は猶予があるということになる。が、仮出社の期間を上記の「最長6ヶ月まで」の短縮勤務に含めるかどうかは、人事部でもグレーゾーンらしい。そこを確認した上で、今後のことについてまた改めて連絡します、と言われ、人事部をあとにした。

相変わらず首の皮一枚でつながっている。何とかセーフだったとしても、10月以降にまた調子を崩すようだと、今度こそ本当にアウトだろう。自分はどこへ転がっていくのか。電車で横浜に戻って職場に戻っても、何をどうしていいやらさっぱりわからない。今回振られた仕事自体がものすごく手探り状態で何をどうやっていいやら、さっぱりわけわからんという状態なのだ。

昼頃に7月までいたチームの同期が内線で電話をかけてきた。私が作ったところについて問い合わせてきたのだが、久しぶりに昼飯でも食うか、と言って一緒に昼食を食べた。今回の新システムのOA基盤の移行の仕事について、実は同じような仕事を彼が先にやっているのだ。それで、何をどう進めたらいいかさっぱりわからないから教えてくれ、と話したのだが、自分もさっぱりわからずに手探りで進めた。途中で「そんな話聞いてない」ということが何回もあった、と言うのだ。とにかく資料も何にもないのだ。

基盤部隊は揃っていてそれぞれ役割を持っているが、ネットワークに関しては誰、OA基盤に関しては誰、サーバに関しては誰、と全部ばらばらで、まあ担当が分かれているのは当然なのだが、問題なのはまとめ役がいないこと。全体を串刺しで見れる人がいなくて、わからないことを担当者ベースで個別にヒアリングするしかない。しかし今は何がわからないかもわからない、何を調べればいいのかわからない、そんな雲をつかむ状況なのだ。だから全体を見渡せる人を誰かアサインしてほしい、とうちのチームの上司が打診したのだが、他の仕事で手一杯で人を出せないという。昼飯を一緒に食べた同期から、こんなところで苦労したとか、何については誰々に確認しておいた方がいい、とかアドバイスをもらったが、肝心の内容については、彼の担当した顧客とは業務要件が違うのでそれ以上のことは自分で調べないとわからない。

わからんわからんと言い続けてもしかたがないから、わかるところからどんどん進めていけばいい。その中でどんどん課題を出し、課題管理表を埋めていって、それをどんどん解決していけばいい。上司はそう言う。まあ、そうやって手探りで進めて行ってはいるのだが。一番の問題は、自分のクビがつながるかどうか。ある時点で私が突然消えてしまったら(突然ということはないだろうが)、そのあと誰が進めるのか。まあ、私一人消えたくらいでどうにでもなるだろうが。