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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

だめだった。
行けなかった。
一日中、ふとんをかぶって寝ていた。
デイケアもカウンセリングもすっぽかした。
認めたくない現実から目をそむけるがごとく、午後からはアイマスクをして寝ていた。カーテンの隙間からさす薄明かりが自分を非難しているような気がして、真っ暗闇に逃げ込みたかった。

自分は本当は何がやりたいのか。デイケアに行くのがめんどうなのか。カウンセリング行くのが怖いのか。人と係わるのが怖いのか。単に外に出たくないだけなのか。その場から動くのが嫌なのか。自分で何をどうしたいのかわからないまま、ただひたすら逃避行動に入る。鬱という免罪符を片手に、現実から目をそらしているようだ。鬱ではない。少なくとも今日は。ただの引きこもりだ。なぜ逃げるのか。何から逃げているのか。「マタヤッテシマッタ」自分で自分をひたすら責める声がする。「コノナマケモノ」そうだ、怠け者なのだ。すっかり自分の殻に閉じこもるのが癖になってしまっている。本当の鬱で動けないときも確かにある。でも今日は明らかに違う。それを自分でわかっていながら目をつぶっている。現実から目をそむけている。この世から消えてしまいたいという思いに駆られる。最初から自分なんて存在しなければよかったのに。毎日つらい思いをしてあとどれだけ生きなければいけないのだろうか。


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