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鬱るんです
躁鬱病の元ITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、派遣のエンジニアをやったり小さなIT企業でほそぼそと働いたり、Web制作事業を立ち上げようとしたりしたが、今は就労継続支援B型事業所でリカバリーを頑張っている毎日。

月別アーカイブ: 2010年8月

今日はメンタルクリニックに通院であった。予想通り薬が増えた。これで状態が改善されるといいのだが、さてどうなることやら。

クリニックをあとにして、かかりつけの調剤薬局に行って処方せんを渡し、薬をもらう。ここの薬剤師のおばさまは「体調はいかがですか?」などと気遣ってくれたりする。何年も通っているから顔見知りである。ちょっとした世間話をすることも多い。

今日は眠剤も増えていたので、

「夜はあまり眠れませんか?」

と聞かれた。それに

「寝付きが悪くて、なかなか眠剤を飲んでも眠れないのに、昼間に眠くなってぼ~っとしちゃうんですよね」

と答えたところ、

「まあ、お仕事はどうされてるの?」

と聞かれたので、

「今は仕事はしてないんですよ」

と正直に答える。すると今度は

「そうなの、休職してるの?」

「いえ、今は失業しているんです」

この辺りから余計なおせっかいになってくるのだが、

「じゃあ生活はどうしているの?」

「障害年金と失業給付金と、あとは貯金を切り崩しながらなんとか今はやり繰りしています」

そして次に信じられない言葉を耳にする。

「しばらくはそれでやっていけるかもしれないけど、

今後あなたどうするの?」

・・・・・・・・。どうするのか、どうなるのか、こっちが聞きたいくらいである。余計なお世話である。

ここの調剤薬局に来る患者は、おそらくメンタルクリニックの患者が100%だろうから、メンタルな病気のことについて、あるいは患者との接し方について、薬剤師もよく知っているかと思っていたが、こんなこと言われたら、病状によってはそれだけで鬱に落ちてしまうかもしれない。無神経である。悲しいことに、これを言ったのは一番ベテランの薬剤師なのだ。

「今は体調が不安定で働くのが難しい状態なのですが、それよりも就職活動そのものがままならい状態なんですよ。だから、体調が安定してくれるのを待っているんですけど、なかなか安定してくれなくて」

と、とりあえず、今の状態を話したのだが、

「そうねえ、働いて大丈夫かどうか、お医者様ともよく相談された方がいいでしょうしねえ」

と会話は終わった。この人は医者が働いても大丈夫と言ったら、すぐに働き口が見つかるとでも思っているのだろうか。

この薬剤師は、今の世の中が大変な不景気で、私のような病気でない健康な人でも職につけない人がたくさんいる、ということを知らないのだろうか。何十年(おそらく)も薬剤師をやっていて、この手の病気の人間が職につくことがどれだけ大変なことか、ちっともわかってないのだろうか。

なんだかなあ。虚しくなった。メンタルな疾患の治療に関わっている人ですら、この程度の認識なんだなあ。うつ病やらメンタルヘルスという言葉を最近しょっちゅういろんなメディアで目にするようになったが、世間一般の人はどれだけ正しく問題を認識していることやら。

夜明けは遠い・・・。

いかん、またこの日記が止まってしまっていた。あんまり何も書かないと、死んでしまったかと思われるかもしれないので、ときどき生きているということだけは書かなくては。

それにしても、ずーーーっと調子が悪い。一日中寝ている。起きていても意識が朦朧としていることが多い。多分前回の診察で追加された薬のせいだ。明日の通院で主治医に相談してみよう。

以下は数日前にAppleから来たメールである。

iPod nanoをお使いのお客様へ

初代iPod nanoのバッテリーが過熱するというごく稀なケースについて、日本のお客様からご指摘を受けました。
ご使用に際して不安を感じられる場合、本件に関する最新の情報をAppleのサポートサイトでご確認ください。

Apple Inc.

これだけである。最後に「本メールに掲載された記事を許可なく複製、転載する事を禁じます」って書いてあるけど、あまりにもタカビーで「こいつ何様?」と思ったのでここで晒す。「ご心配をおかけして・・・」みたいな謝罪の一文もない割に「ごく稀な」という「ハズレに当たったお前が悪い」みたいな文言を入れてきやがる。

アメリカではこんなものなのか?

相変わらずしんどいが、今日は通院日なので、曇った頭のまま重たい体をひきずって、なんとかメンタルクリニックへ行って帰ってきた。眠れないのでまた薬が増えた。

診察と2週間分の薬の会計はあわせて2420円。障害者自立支援法の適用を受けているので自己負担は1割だが、それでこの金額である。これが3割負担だと思うとぞっとする。妻も同じくらい病院代がかかっているし、私は糖尿病とアトピーで内科と皮膚科にも通院しているので、月の医療費は1万5千円近くかかる。(メンタルクリニック以外は3割負担)

働きたいのに体調が安定しなくて求職活動もままならない。焦っているうちに体調はますます悪化して薬が増えて医療費も増えて、ああ早く働かないと、仕事を見つけないと、と焦って・・・。

悪循環。負の連鎖。鬱のスパイラル。抜け出せる契機が全く見えない。どうして体調が安定してくれないのだろう。

どこかにあるというユートピア。
作っても作っても天に届かないバベルの塔。
幸せだって叫んでくれよ、シャングリラ。