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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2009年11月29日

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お勧めの本がありましたぜ~。何せ「霊トレ」ですから。
間違いなしです。

なんなんだ、この本?

今日は久々に合唱団の演奏会を聴きに行った。一応私も幽霊団員として所属している、学生時代に入っていた合唱団のOB合唱団の関東支部が母体となった合唱団P2である。一応、今のところ合唱団P1、P2、Tと3つの合唱団に籍を置いているものの、全て幽霊団員という状態だ。

ある程度内部事情を知っている自分にとっては、今日はとてもいい演奏会だったんじゃないか、と思った。なんせ月1回の練習なのである。それでもみんなが揃うというわけではない。私は2年前にちょこっとだけ顔を出して、川崎市民合唱祭に出演したけど、その頃からだいぶ人数が増えた。

それにしても「ブルックナーのモテット」「北極星の子守歌」「フォーレのレクイエム」とすげーステージだ。ブルックナーのモテットは私が1回生のときに定演で歌ったのだが、一緒に聴きに行った友人Kは「ブルックナーってこんなに難しかったっけ?」と言っていた。あの頃は何もわからずに歌っていたなあ。

ブルックナーとフォーレでは、求められる音の性質がぜんぜん違うと思う。ブルックナーには重厚で何かを凝縮したようなパワーを秘めた音が必要だが、フォーレにはそれと違って天使のように透き通った清潔感のあるクリアな音がふさわしいと思う。なかなか善戦していたのではないだろうか。それでもってアンコールである。「Ave verum Corps」辺りで済ますのかと思いきや、なんと「ラシーヌ賛歌」であった。ぶっ飛んだ。なんてチャレンジャーなんだ。でもよかった。私も一緒に歌いたかった。

終演後はロビーで同窓会状態。なんせ母体が大学のOB合唱団である。出演者にしろ来場者にしろ、懐かしい顔ぶれがたくさんで、中には10年以上ぶりの人もいた。古巣の関西からわざわざ来た人もけっこういてちょとびっくり。団員の人はみんな「お前も歌いに来いよ」と言う。別に演奏会に乗らなくてもいいから、遊びにおいでと言う。そうだなあ、今日の演奏会を聴いて、やっぱり「歌いたい」と思った。歌ってこそ歌である。聴くだけじゃもの足りない。

帰りにCDショップに寄って、今話題の「スーザン・ボイル」のCDを買った。数日前にテレビで紹介されているのを観たときにすごく気に入って、「これは買いだな」と思っていたところである。さっそくこの日記を書きながら聴いている。うん、とてもいい。これからも音楽とともに生きていくんだなあ、自分。