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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日は21時半に寝た。多分寝つくのに30分くらいかかったと思う。夜中もぐっすり眠れたのだが、8時に目覚ましで起きたら体がだるい。「あ、こりゃだめだ」と今日は休もう、というか今の状態では休まんといかんと思ってまた寝た。2日間半日勤務にしたが、体調は回復していない。今週いっぱい様子を見よう。土日に疲れが出ているようだったら、来週からも半日勤務だ。いや、しばらく休むことにした方がいいのかな。しかしこれだけ体の不調が続くのは珍しい。メンタルの不調の場合はまず睡眠が乱れるが、夜はぐっすり眠れてるからメンタルではなく身体の不調なんだろうけど、それなら体を休めればたいていは回復するのに。そんなこんなで9時起床。

午前中はとにかく休もうと思って体を横にしていたが、なんだか納得できない。ただ横になっているだけで回復するのか?メンタルな不調から脱する場合は体を動かした方がいいが、身体的な不調の場合は休めた方がいいとは思う。だがいくら横になっても体調はよくならない。「体を休める」というのはただ横になればいいというわけでもない気がする。事実、先週の土日はずっと寝ていたが、それで回復したわけではない。では横になる以外にどういう方法がある?それを見つけてWRAPに放り込みたい。今のところは効果があるのか定かではないが、なんちゃって太極拳くらいしか思いつかない。あとは呼吸か。「鬱の呼吸 壱の型 心身脱力迷走」。なんだか弱そうだ。

13時くらいに起きてお昼ごはんを食べて、その後テレビで録画しておいた番組を見ていた。その時はあまり調子悪いという感じでもなかったのだが、1時間くらいで疲れてきて、こういうときに太極拳(もどき)を試そうと思って、10分くらいやった。何分くらいやったらいいんだろう。その後またテレビを見ていたが、いまいちしゃっきりしない。結局夕食まで1時間くらいまた横になっていたが、ちょっと困ったなあ。

昨日は21時半に寝た。前日は20時目標だったのだが、昨日は夜に友達と電話していたら遅くなってしまった。と言っても平日の定時であるが。2時間も話していたのだが、そんなに長かったという気はしない。話が弾むと時間を忘れてしまう。いろいろな世間話をして気が軽くなったような気がする。ふだんは決まった人、それも福祉関係、医療関係の人としか話をしていないのでどうしても話題が偏る。まあ、あんまり焦らないことだな。いざというときは開き直ってずっと休めばいい。最終的に4月から働けるように帳尻を合わせればいいのだ。そういう気分になった。

朝は今日も8時起床。7時だとつらくてつらくてたまらないのに、8時だと楽に起きれる。この1時間の差はなんだ。単に今日は体調が少し上向いて楽に起きれただけだろうか。

9時前に家を出て作業所に出勤。今日のお仕事は封入。定期的に来る福祉関連の実務者研修のDM。よく見たら今回から自宅学習となっている。リモートになったのか。こういう業界も大変だな。大学はオンラインで授業だとか聞くが、専門学校などはどうしてるんだろう。実技を伴うようなものはリモートでは無理だしなあ。

数はそんなになかったので封入は11時半には終わってしまった。残りの時間は隙間の仕事で箱を折る。昨日も今日も午後は箱折りだった。今週は午前中だけで帰ることにしているので、午後の仕事が箱折りだと早退するのも気が楽である。明日は仕事があるのだろうか。ボスが今日何かもらってきたかな。

帰りは久しぶりに中華料理が食べたくなって、商店街の中華料理屋に行った。チャーシューとニラの玉子炒めを食す。卵がふんわりしていてうまかった。

チャーシューとニラの玉子炒め

帰ってきて少しほっとしたら、ちょっと疲れが出てきて、14時頃におとなしく横になって午後は過ごした。半日勤務でこれなのか。まだ体調は戻ってないと考えたほうがいいだろう。とりあえず今週末に疲れが残っているかがどうかを1つの判断目安としよう。焦るな自分。急がば回れ。

昨日は20時15分に寝た。体調を取り戻すためにとにかく早く寝ようとした。最初は20時の予定だったのだが、メンタルクリニックに寄って帰ってきて、長いブログを2本書いて風呂に入って全身に薬を塗っていたら少し予定時刻をオーバーしてしまった。

早くするのは寝る時間だけではない。目覚ましは8時にセットした。今まで7時だったが、遅くしたというのはこれも体調調整のため。以前はできるだけ早く起きようと、少し前までは4月からの通勤を想定した訓練として6時45分にしていた。つい最近7時に戻したところだが、今は訓練以前の問題で、とにかく体を休めて体調を戻さないといけないので、20時から8時まで12時間寝る、という計画を立てた。どうせコロナのせいで朝早く行く訓練もできなくなったから、8時に起きても作業所には十分間に合う。

という感じで寝たのだが、寝つけない。1時間経っても眠れないのでいったん起きて牛乳を飲み、妻と少し話をした。その後しばらくしてまた寝た。結局眠れたのは22時頃だったか。眠りが浅く、たびたび目が覚めて寝てるのか起きているのかわからない状態が多かった。朝は7時過ぎには目が覚めていて、もう起きてもよかったのだが8時までは布団の中にいた。朝の時点では疲れはなく、大丈夫そうだと思ったが、そこから急転直下のときも多い。

打てる手は全部打つ。どういう手があるか、自分の頭をフル回転させて考える。自分のWRAPを見返すと、「○○に電話する」というのがある。学生時代からの友達で、今でもたまにLINEでやり取りをしていて、自分のこともよくわかってくれている。去年はお互いに相談事があったりして、いっときは毎日のようにLINEをしていた。今の自分は周りにいる妻や医者、作業所の人や福祉施設の人たちの中だけで話をしているが、たまには他の人と話をしたら、全然別の視点でものが見れて「あ、そっか」と思うようなことがあったりするかもしれない。という意味でその友達と電話で話すのが自分のWRAPに入っている。単に自分が不安定なときに話を聞いてもらいたいということもある。LINEでもいいのだが、いざというときには電話のほうが手っ取り早い。

それからしばらく作業所を午前中だけの勤務にすることにした。最初からしんどかったらその日は休みにするが、途中でしんどくなってもやめられないからである。これは根本的な解決法ではない。本当なら「しんどくなったらやめられる」ように自分を変えるのが筋である。問題の先送りでしかない小手先のテクニックだが、いま短期間で根本的な解決をするのは難しい。昨日主治医も「無理しないで休めばいい」と言ったし、とにかく体調を回復させるための手段である。いっそのこと回復するまでずっと休んでもいいのだが、毎日朝起きて作業所に行く、というリズムは崩したくない。

そういう方針を決めて、作業所に行った。ボスに事情を話して、とりあえず今週は午前中いっぱいで帰りますと言うと、「それでいいですよ。ここに来て帰るだけでも生活のリズムが整うと思うので、やれる範囲でいいです」と言ってくれた。理解があるのでありがたい。行ってみてしんどかったらすぐ帰ろう。

というわけで午前中だけキャラクターグッズの仕事と箱折りをして帰ってきた。今日の昼の時点ではそんなに疲れを感じてはいなかったが、ここで「もうちょっとやれるな」と欲張るとあとから痛い目にあう。おとなしく帰ってきた。

途中で郵便局に寄って、喪中なのに間違って届いた年賀はがきの1枚で切手シートが当たっていたので引き換えてきた。牛かと思ったら鶴と亀。なんと丸い切手である。右下には「LUCKY」の文字が。なんかいつもと違う。妻は「作業所で大入袋をもらったのかと思った」と言うが、大入袋そのものだよな。

お年玉切手

しばし休んだあと、15時過ぎに家を出て内科クリニックへ。もともと今日の帰りに寄る予定だった。今日は定期通院だが、内科にはこの1ヶ月に4回も行ってしまった。血圧がちょっと高くて、上が140台で下が90台。先月も上は140台だったが、下は80台だったから様子見。80台でも高いような気がするが、今日みたいな値が続くのなら薬が増えるかもしれんなあ。寒いからかもしれないが。

夜になったら友達に電話してみよう。一応昨日LINEはしてある。

昨日は20時10分に寝た。こういう調子が悪い時の武器の1つが「早く寝る」なので、20時に寝ようと思っていたのに、PCに向かっていたらいつの間にか20時を過ぎてて慌てて寝た。寝る直前までPCの画面を見ていることもあまりよくないんだけど、それはやめられない。最近寝付きは良かったのに昨日はなかなか寝つけず、1時間経ってから起きてきてココアを飲んで、妻と少し話をした後、眠気が来ないのでYouTubeで「眠くなる動画」を見ていた。催眠術みたいな動画なのだが、他にも似たような動画がないか検索したら見つかったので、それを見ていた。

まさに催眠術だが、見てたら本当にまぶたが下がって眠くなってきた。いや、単純に眠剤が効いてきたのだと思う。おもしろいからまた今度眠れないときに見てみよう。

その後はよく眠れた。眠るときに「絶対に7時に起きてやる」と強く意識していた。7時の目覚ましが鳴った瞬間、目覚ましを止める反動で跳ね起きた。やっと7時に起きることができた。そのまま気を抜くとまた落ちそうなのをぐっと我慢し、両手足をグーパーする。末端を起こしてやらないといけない。そうやって呼吸を整え、立ち上がった。大丈夫、疲れはない。大丈夫、今日は行けるさ。自分に言い聞かせる。1週間の体調を占うには月曜日の朝が勝負だ。ここから気をつけないといけないこと。それは「飛ばしすぎない」ということ。自分の悪い癖である。久々に朝の時間をゆっくり過ごし、今日は午前中は某福祉施設でプログラムなのでいつもより遅く9時半に家を出た。

プログラムが予定時刻を20分オーバーして終了し、第3作業所のカフェで昼食を食べて作業所へ。着いたらなんだか体がしんどくなっていた。だめだ、まだ元に戻ってない。できるだけ体を緩めるように気をつけて、13時まで休む。

午後からの作業は箱折り。自分のペースでやればいい楽な仕事だ。急ぎでもないし、ゆっくりやればいいのだが、つい癖で全力でやろうとしてしまう。ふとある言葉が頭をよぎった。「取り戻そうとしなくていい」である。ずっと前にもそんなことを思った記憶がある。どこかに書いてあったのか、誰かが言っていたのか、自分で思いついたのか。記録を調べたら、2003年1月のカウンセリングでカウンセラーに言われていた。ちょうど18年前だよ。よく頭に浮かんだな。

ゆっくりやればいいものをつい急いでしまう。それはそのペースでやるのが癖になっているからでもあるが、ずっと調子が悪くて先週も休んだり早退したりして、最近自分の中に「何かが遅れ気味」のような感覚がある。そしてその「何か」を「取り戻そうとしている」自分がいる。これは4月からの勤務まで3ヶ月を切ったこの時点で体調を崩してしまったという焦りから来ているのだと思う。できるだけ「もう3ヶ月もない」ではなく「まだ2ヶ月以上ある」そう考えることにしよう。一番取り戻さないといけないものは「体調」であるが、そのためにも冷静にならなければならない。

15時で作業が終わってメンタルクリニックに通院。調子を崩して戻らない、体の不調かメンタルから来ているのか自分で区別がつかずに困っている、そういう話をしたら、体が疲れてるのだと思いますよ、と言われた。年末年始に体調を崩したのが尾を引いてると思うし、かなり寒くなったのもあるかと思います、とのこと。うん、寒くなったせいなのは大いにあるだろう。もともと私は寒さに弱いし冬場に調子を崩すのは当たり前だった。

しかし今はそんなこと言ってられない。今調子を崩すのは非常にまずいのだ。主治医は「無理しないで休めばいい」と言う。ああ、やっぱりそうなのだ。当たり前のことだができてない。朝の時点でしんどかったら休んではいるが、仕事をしている途中でしんどくなったときに「途中でやめて帰る」ということがなかなかできない。つい頑張ってしまう。先週の金曜日もそうだ。明日から「しんどかったら帰る勇気」を持つことを意識しよう。ボスに最近こういう体調だということを話しておいたほうがいいかもしれない。

メンタルクリニックの後は、ルーティーンとなっているカレー屋に寄って、いつもは徒歩だが今日は調子が悪いのでバスで帰ってきた。珍しく昼食も夕食も写真を撮り忘れた。それほどおなかがすいていた、というわけではなくぼ~っとしていた。調子が悪い証拠である。今日も早く寝よう。

今日は某福祉施設でリカバリー系のプログラムだった。テーマは「いい感じの自分」。このプログラムが目指すところである。メンバーはファシリテーターと常連3人、そしてはじめての方が1人いた。常連だけの場合は最初の「こいつはそもそもなんぞや」というところをすっ飛ばして本題に入るのだが、今日ははじめての方がいるので、久しぶりに基礎からおさらい。基本的な考え方とは、道具箱とは、6つの管理プランとは、5つのキーコンセプトとは、というところである。

今日は久しぶりに付箋のワークをやった。付箋を3枚使い、1枚目には自分の「いい感じ」をオノマトペ(擬態語、擬音語)で書き、2枚目には「いい感じ」をキープするために毎日やっていること、3枚目には時々やっていることを書き、模造紙にみんなが書いたのをペタペタ貼って1人ずつ自分が書いたのをみんなに説明していく。自分の頭の整理、発見にもなるし、他の人のも参考になる。

私は1枚目には「たんたん」、2枚目には「朝食を食べる」、3枚目には「自律訓練法」と書いた。「たんたん」は「すいすい」と迷ったのだが、自分は調子が悪いときはじっと同じところに停滞してしまうし、調子が良すぎたらぴゅーっと先走りすぎてしまうので(実はそれは調子がいいと言えないのだが)、たんたんと物事を進めるのが一番いい感じなのかなあと思った。でもよく考えたら「たんたん」はオノマトペではないかもしれない。

「朝食を食べる」というのは、「食生活を整える」と言うより「生活のリズムを整える」という意味合いがある。ギリギリまで寝ていて作業所に行くときも、必ず朝食は食べる。遅刻しそうだから食べないということはせずに、遅刻してでも朝食は食べることにしている(実際に朝食を食べて遅刻したことはないが)。それは朝起きてから活動を始めるのにワンクッションおかないと、調子が悪いまま突っ走ってしまうのでそうしている、という感じである。特に朝遅く起きるということは調子が悪い時なので、そういうときこそ「一呼吸置く」みたいな感じで朝食を食べる。

「自律訓練法」は誰か知ってるかな、と思ったが誰も知らなかったので少し解説をした。ドイツのシュルツという精神科医が考案した、自己催眠を用いて自律神経のバランスを整える方法で、これをやると体がリラックス、リセットされる。私はこれを病気になる前からやっている。最初に教わったのはボイストレーナーから。これは自分の心身の状態を整える効果があるから音楽家やスポーツ選手なども取り入れている、と言われてレッスンのはじめに必ずやらされた。病気になっていろんな療法などを調べていたら、これがいろんなところに出てきて、はあそんなメジャーなものなんだ、と思った。その辺の話もした。

その後にディスカッションしていて、「声楽を習っていたということですが、「歌を歌う」のは「やること」に入ってないのですか?」と聞かれたが、いや~言われるまですっかり忘れていたが、思いきり入っているよ。こういうの、ぱっと思い出せないんだよな。「なんの曲が一番好きですか?」と聞かれて、ちょっと困って「フォーレのレクイエムの「Libera me」が」と答えたらきょとんとされた。まあそうかもしれない。「まあ、クラシックです」と話すと「どんな曲ですか?」と聞かれたので、最初の1小節だけ歌ったらびっくりされた。合唱活動をやめた今、私が人前で声楽の発声で歌うことはめったにない。スマホでEvernoteに書いてある自分の道具箱を見ると「フォーレのレクイエムのLibera meを歌う」とちゃんと曲名が指定してある。「カンニングしないとわからなかった」と言うと、ファシリテーターに「カンニングしてもいいんだよ」と言われたが、自分の管理プランってそもそもカンニングするためのものだよな。

そんなこんなで今日のプログラムは終わった。私が出られるのはあと2月と3月の2回だけなのだが、来月からあるのだろうか。前回の緊急事態宣言のときはプログラムは全部中止になったのだ。今回はどうするんだろう。今日が中止でなかったので、やるのかなあ。