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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2012年5月1日

窓を開けると虫の声。4階とはいえ、虫は容赦なく飛んでくる。そろそろ網戸の季節だな。

しかし、この団地を最初に下見したときに、「網戸もないのかよ・・・」と落胆した。

調べたら、網戸はけっこう高いし、既成品はサイズが合うものがないし、そもそも網戸レールもないし、どうすればええねん。サッシに穴をあけてはいけないし、窓の内側にレールを取り付けて、網戸屋さんにオーダーメイドでお願いするしかないのか。そうしたら、最低でも15,000円くらいするらしい。うちには窓が3枚あるので・・・・・・・。
 
ということを以前ブログに書いたら、突っ張り棒式の網戸もあるとの情報をコメントで頂いた。調べてみたら、どうやら玄関用の網戸らしく、それなら5,000円くらいで買えるようだった。玄関のドアの内側につけるタイプである。安いへなちょこのものなら1,000円くらいだが、網戸というより薄っぺらいカーテン。それはちょっとなあ。そのときは、まあ、網戸は急がないから、そのうち考えようと思っていた。
 
ところが、団地をぐるっと一周してみてみると、みんなちゃんと窓の外側に普通の網戸をつけている。おりょ、どうやってるのかな。と思っていた矢先に、先日書いた団地周りの草むしりがあった。そのときに、ほかの住人にどうやってるのか聞いてみた。
 
話によると、網戸屋さんに任せたから詳しくはわからないけど、レールを増設したりはしなかった、とのこと。そう言えば取り外すときに、いちいちネジを外さないといけないとか、とも言っていた。ネジ?サッシに穴を開けてはいけないはずなのだが。
 
調べてみたところ、どうやら、網戸に「コンクリートサッシ用取付金具」というものをとりつければ、新たにレールを取りつける必要もなく、サッシに穴を開けなくても取り付けられることがわかった。穴を開けるのは網戸の方だけらしい。
 
とは言え、既成品の網戸ではサイズが合うものがないことには変わりはない。網戸屋さんに頼むとなると、結局高い金がかかる。なんとか安く調達するすべを、またまたネットで調べまくった。
 
すると「組立網戸」という、自分の好きな大きさに網戸を作れるキットを発見。

 
組み立て網戸
 
組み立て網戸
 
こういうものである。
 
 
 
組み立て網戸
 
ネットは別売り。
 
 
組み立て網戸
 
金具がこれ。
 
 
まずは実測した長さを元に計算した長さどおり、アルミの桟を糸鋸で切る。縦横2本ずつと真ん中の桟で5本。これが2枚分なので、10本切った。しんどかった。長すぎても短すぎてもだめで、直角に正確に切らないといけないので、体力も使ったし、神経も使った。
 
組み立て網戸
 
 
切れました。
 
組み立て網戸
 
 
切ったら次は角のジョイント部分にはめて、
 
組み立て網戸
 
 
枠が完成。
 
組み立て網戸
 
 
真ん中の桟と取っ手をつけました。
 
組み立て網戸
 
 
網を張るのだが、これがまた神経を使う。ピンと貼ってたるまないように注意しつつ、網を破らないようでに気をつけないといけない。
 
組み立て網戸
 
 
網戸はほぼ完成。結局、一番上の桟の辺りが少したるんでしまったが、近づいて見ないとわからないくらいで、使用するのに特に支障はないだろう。
 
組み立て網戸
 
 
端に「虫止め」をはめ、「コンクリートサッシ用取付金具」を取り付けて、
 
組み立て網戸
 
 
窓に装着!完成!わかりにくいが、右側が網戸である。
 
組み立て網戸
 
 
やっぱり正確には切れなかったようで、つなぎ目部分に少し隙間が・・・・。
 
 
 
でも同じ部分を外側かから見たら、それほどでもない。虫がここから入ってくることはないだろう。
 
組み立て網戸
 
 
ちょっと立て付けが悪くなってしまい、開閉がスムーズにはいかないという結果になってしまったが、別に網戸を動かす必要はなく、内側の窓を開け閉めすればすむことだ。なんとか使い物になりそうだ。
 
 
 
組み立て網戸
 
網戸越しの風景
 
 
今まで組み立てた物の中で、難易度は一番高かったかもしれないが、電動のドライバーやドリルがあって助かった。曲尺とかヤスリのセットとか、こいつを作るために工具をいくつか買っておいたのだが、全部役に立った。なんかDIYに目覚めそうである。
 
自分で作ると楽しいなあ。満足感いっぱいである。でもまだあと2枚ある・・・。
ひとつひとつの工程がけっこうしんどいので、ちょっとずつ作業しよう。
続きはまたのお楽しみにとっておくのだ。