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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2013年1月26日

ここ2~3日くらい、ちょっと調子が悪い。体調に波があるのはしかたがないが、自分の自己管理もなってない。悪い時に、さらに悪い方向にいかないようにしなければいけない。悪循環を続けてはいけない。

再来週の日曜日は母の三回忌である。先日の日記では、事情があって行かない、と書いたのだが、思い直してやはり行くことにした。去年、自分は母からもらった大切な命を粗末にして捨てようとした。母が生きているときのみならず、死んでからも親不孝をするところであった。挙句の果てに、自分の勝手な都合で母の法要に行かないなど、人としてどうか、と自分で思い直した。

というわけで、再来週の土曜日に新幹線で地元大阪へ帰り、2泊して月曜日に横浜へ戻ってくることにした。せっかく久しぶりに大阪に帰るのだ。この機会に関西の友だちに会っておきたい、と思った。今回を逃すと、今後はしばらく大阪に帰る交通費も捻出できなくなる可能性が高いのだ。

学生時代に所属していた合唱団の同期メーリングリストに「再来週に大阪に帰るので、誰か会ってくれませんか」という連絡を急遽流した。みんな仕事に子育てに忙しいうえに、再来週の週末は三連休である。こんな直前に言われても予定が合わない人もたくさんいるだろう。でも、会える人には会っておきたい。

ただ、自分はあいかわらず体調が不安定である。どんなに頑張っても、しんどくて行けないかもしれない。去年の一周忌も行けなかった。でもまあ、これは自分のために集まるわけではないので、行けなくても「おかん、ごめんな」で、家族も「調子が悪いんだったらしかがたない」で済む。

法事のような集まりならそれで済むが、今回のように自分が「みんなに会いたい」といって友だちを集めておいて、でも行けないかもしれない、というのは自分的には非常に心苦しい。「約束を破る」のが嫌なのだ。約束を破ってしまうたびに、強い自己嫌悪に陥る。その結果、ここ数年は「誰とも約束しない」状態が続いてきた。そして人付き合いは減っていき、会話をするのは妻と医者だけ、という状態になっている。

幸か不幸か、去年ODしてしまってから、たくさんの人が自分を心配してくれていることを改めて実感し、いろんな人と久しぶりに電話で話したり、家に来てもらったりした。やはり、会えるときには会いたい、という気持ちが強くなってきた。

今回、「この機会を逃すと次はいつになるかわからない」という思いから、メーリングリストで声をかけた。ただ、集まるにしても、どこかお店を予約して、ということは自分にはできない。自分が行けない可能性が高い以上、自分で幹事ができないのだ。

そこで、勝手ながら誰かに幹事をお願いしたい、と書いたところ、友だちの一人が快く引き受けてくれた。誰か、といいつつほとんど指名したのだが、「こういうときは彼女の出番」というような、我ら同期の中心的存在である。持つべきものは友だちだと、何回この日記で友だちに感謝したことか。

みんな予定がいろいろあるだろうが、少しでも会えるといいなあ。そのために「体調よ、2週間後の週末は安定してくれ」という変なお願いを自分にしている。

再来週に向けて、自己管理を徹底しよう。