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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年10月14日

昨日は22時半に寝たのだが、30分経っても眠れない。最近はすぐに眠れることが多いのでちょっと珍しい。いったん起きて牛乳を飲んでチーズを食べた。それからPCを起動して何か動画でも見ようかと思った。

ふと思い立って、朗読の上手な読み方を解説している動画がないか探してみた。今やっている朗読の会は指導者がいるわけではなく、単なる素人の集まりのサークルである。みんな自己流で読んでいる。よりうまく読むコツなんてものを誰か動画で公開している人がいるに違いない、と思ったらすぐに見つかった。朗読の指導もあるが、同じ人が声の出し方や発音の方法なんかを解説している動画などいろいろあり、よくみたらボイストレーニングのシリーズ動画だった。「これはこれで参考になる」と思っていくつかの動画を見ていたら、いつの間にか23時半。慌てて寝た。夜中はぐっすり眠れた。それにしても発表会が終わってから今頃朗読にはまっている。昨日は1日中なんでもかんでも朗読調で読んでいた。

朝は7時40分に目が覚めた。全身がだるい。昨日寝る前よりもしんどくなっている。はあ、どうしたものやら。今日の予定は全部キャンセルだな、と落ち込む。今日はそごうに行ってプレミアム付商品券を買い足し、天下一品祭りが今日までなので天一に行ってスピードくじを引き、元町に行って英国近衛軍楽隊の演奏を聞く予定だったのだ。なんで調子があがらないかなあ。1週間の疲れが出ただけだったら、昨日ゆっくり休んだから回復しているはずなのに。

やっぱりタイミング的に考えると、台風の直撃が体調に響いたか。いつもそうだから、やっぱ今回もそうなのか。「休んでも調子が上がらない、むしろ悪化する」というのは内因的なものでこの病気ではよくあることだが、台風といった外的要因も大きくからむ。それにしてもできることは全部やっているつもりなのに、調子が上がってこないというのは困りものである。今日は祝日で作業所が休みだったのが幸いしたが、出勤日だったら休んでただろう。そしてまた落ち込むのである。

こういうときのリカバリープランというのに「声を出す」というのがある。利用している福祉施設の面談で「朗読の会で声を出したら調子がよくなりました」と話したら、声を出すのがいいというのは医学的に証明されていると言われた。落ち込んでないで、何か声を出して読んでみようと思って、妻の持っている村上春樹の「1Q84」を朗読調で読んでいったが声が出ない。ちゃんと喉を開けて発声しようとすると、グーグーガンモみたいに(わかるかなあ)裏返ったようなガラガラ声になる。これは喉が荒れているのか。ということはこの不調は単に風邪のせいだろうか。自分でもよくわからない。しかしそれにしても、村上春樹の文章は読みやすい。ちょっとした発見である。昨日はニュースを音読してみたのだが、「安倍晋三首相も出席した」で噛み噛みだった。ちょっとした早口言葉みたいである。

そんなことをちょこっとやりつつ、今日は1日ほとんど横になっていた。しんどいしなんだか熱っぽい。やっぱ単なる風邪かなあ。ただ計っても熱はない。

体温計

ここのところ2週間くらいの周期で上がったり下がったりを繰り返しているよ。困ったなあ。自分のクライシスだ。ここからどうやってリカバリーしようか。とりあえず、今まで成功した方法は「早く寝る」だ。今日もできるだけ早く寝よう。

今日の動画。特にネタはないな。1Q84からの連想で、山崎まさよし「月明かりに照らされて」。2つの月が出てくる物語だからである。間歇性外斜視の私の目には常に月は2つに見える。