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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年7月14日

昨日は寝たのが0時近くになってしまった。目覚ましはかけずに寝たら、6時に目が覚めて、早いからまた寝たら次は7時半に目が覚めた。よし起きようと思ったのに、次の瞬間には9時になっていた。なんでだろう。睡眠は90分サイクルといわれているが、最近の研究では個人差がけっこうあって80分だったり110分だったりするらしい。自分のリズムを見つけるのが大事だと医者のブログで読んだが、私の場合はきっちり90分のようだ。

自分が登録しているいろんなサイトのパスワードをチェックして回っている。最近に登録したパスワードはサイトごとに変えているのだが、以前から登録してあるサイトは使いまわしのパスワードが多い。それを変えていっているのだが、未だに8文字までだとか12文字までだとか記号が使えないとかふざけた制限がついているのが多い。12文字なんか短いっちゅうの。DBの設計上の問題かもしれないが、それ以前にセキュリティ上の仕様設計の段階でおかしいと思わないかな。せめて64文字くらいまでOKにしてほしいのだ。同じパスワードを使いまわしていてリスト攻撃にあったら何文字あっても足りないが、8文字だとブルートフォースにやられるかもしれないし、短すぎてサイトごとに違うパスワードも設定しにくいのだ。サイトごとに違うといっても自分の中では法則がある。

松岡圭祐「千里眼の瞳」読了。おもしろい。とてもおもしろかった。今までのシリーズは漫画みたいだとか書いていたが、これは深い。北朝鮮の拉致問題やらスパイの話だが、日本の歴史や精神面やその他について深く掘り下げている内容が興味深かった。こういう小説ではたいてい政治家とかの名前はフィクションなのだが、小泉総理とか田中真紀子外相とか(その時代だったのね)実名で出てくる。実際にあった政治的や社会的な事件、できごとがフィクションと絡み合い、最後は9.11にまでつながる。

今日は雨だったので読書の日。続いて湊かなえ「リバース」も読んでしまった。友だち間の微妙な心理。自分がどう思ってるか、相手がどう思っているか、まわりの人達がどう思っているか、わかっているようでわからない。難しいなあ。男女間の関係の機微を描いた話は多いが、これは男同士(とは限らないのだが)の友情の機微を描いた作品。そういう親友というのは自分にはいないなあ。自分はあまり自分の立ち位置とか考えなくて、そういうことには疎いと思っていたのだが、昔入院中に受けたロールシャッハテストの結果で「人間関係に繊細で傷つけやすい」と言われた。その時は「そうかあ?」と思ったが、最近ではそういう気がしている。ところであのテストはみんなが思っているよりもずっと大変で、3時間半もかかった。めっちゃしんどかった。ああ話題がそれた。それにしても、この話はすごい。最後の最後の1ページで、それまでの話が全部ひっくり返ってしまった。やられた。

今日の動画。ドラマ「リバース」主題歌、シェネル「Destiny」。ドラマを観ていた妻に聞くと、結末はドラマと同じだが、原作にはない人物が出てきて重要な鍵を握っているとかいないとか。ドラマとか映画ではよくある話だ。