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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年6月4日

今朝は7時5分起床。昨日は23時と少し早く寝たのが良かったか。いい調子だ。朝の時間を有効に使ってから9時に家を出て作業所へ。

今日の作業はまた細かくて神経を使った。布製の製品に30センチくらいのリボンがついているのだが、そのリボンに不具合があったらしく、それを全部取り外す、ということをした。まずは裏返してからミシンで縫われた糸を5センチくらいの間隔でリッパーで切る。もちろん下の布地を傷つけてはいけない。めっちゃ神経を使った。なんせ老眼が進んでいるので、細かい作業が難しい。メガネを外して目を思い切り近づけて慎重に作業をした。肩がこる。マジメにハズキルーペの購入を検討したほうがいいかな。でも高いのだ。1万円以上するので、ちょっと試しに、というわけにはいかない。妻は買ってもいいよ、と言うがどうしよう。文庫本を読む時にも重宝しそうなのだが。

1時間弱くらい作業した時点で、私はもうひとりのメンバーと一緒にパン販売へ。毎週火曜日はパンを出張販売するのだ。メンバーが順番に行くことになっているのだが、私の番がまわってきた。パン販売のデビューである。作業所で作ったサンドイッチやサラダを車に積み、他のメンバーの運転する車でまずは第1作業所へ(うちは第2) 。そこでまた追加のパンを積み込んで少し離れた地区センターまでドライブ。そこでパンを売った。

パン

今日はあまり売れなかった。いつもはもっと売れるそうだが、いっぱい余ってしまった。車で作業所まで引き上げてきた。戻ってきたら12時半。午後の作業は30分ずらして13時半から合流。

この作業所に入って驚いたことは、メンバーが作業のために車を運転していることである。病気の種類や程度によっては、精神障害者は免許が持てない(双極性障害も一応制限はされているが、医師の判断による)。私なんかは大丈夫だが、それでも利用者が作業所の車を運転するというのは意外。今日聞いた話によると、前は別の作業所で働いていたけど、うちの作業所が車の運転ができる人を探していて引き抜かれたらしい。もちろんアセスメントはしているんだろうけど、そんなことってあるんだ。

午後からの作業は午前中の続きで、今来ている分の糸切りが全部終わったので、今度は表に返してリボンを外していく。地道な作業である。でもここまで細かい作業はどこの作業所でもできるわけではなく、うちの作業所みたいに「できる」ところでないと請け負えないらしい。もっと障害の重い人ばかりが集まって、本当に簡単な仕事しか請け負わない、という作業所もたくさんあるらしい。そういうわけでうちには比較的「難しめ」の作業依頼が来るのだとか。だからこそおもしろい。「車の運転ができる人を探す」なんてのも、そこまで利用者にやらせるのはうちならではかもしれない。

15時に作業が終了し、掃除当番なので掃除して帰ってきた。今日も暑いなあ。

今日の動画。パンの販売に行ったから、メロンパンの曲。MISIA「甘い恋人」。ダバダバと軽快でごきげんな曲。