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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年4月16日

今日は7時15分起床。早い!目覚ましは7時45分にセットしておいたが、自然にこの時間に目が覚めた。今までは「もうちょっと寝る」と思って寝てしまうか、あるいは次の瞬間にもう眠りに落ちていることが多いのだが、今日は頭の中に「作業所作業所作業所」と浮かんで、すっと、とはいかなくともなんとかやっと起きれた。毎回これくらいの時間に起きれたらいいのだが。おかげで朝の時間を有効に使えた。

いよいよ今日は作業所の体験。9時40分からミーティング。「実習のはまーさんです」と紹介された。そして9時50分から作業。いろんなことをやっているみたいだが、私は某国際会議で配られるノベルティをせっせと作っていた。完璧に「内職」である。小学校の図画工作を思い出す。手先が不器用な私でもなんとかできた。単調な作業だが、やりながらどうやったらより正確に、より速く、より無駄がないように効率的にできるか考えながらやると楽しい。こういうものは私ももらったことがあるが、こんな所で作られていたのか。

11時になったら10分休憩。まだ1時間10分しか作業してないのに。そして50分作業したら、12時から13時までお昼休憩。昼食は、今日は近くのパン屋ともう一つの作業所で焼いたパンを出張販売する日なのだが、売りに行く前のパンを買って売上に貢献しろという圧力が、いやそんなことはなくて、とにかくそこでパンを買っている人が多かったので、私も菓子パンを2個買った。味は可もなく不可もなくなのだが、少し高かった。お昼ご飯としては物足りなかったので、あさってはコンビニで何か買って行こう。

パン

13時から作業再開。そして14時から10分休憩。1時間しか経ってないのに。これはやはり精神障害者は疲れやすいということを考慮してこうなってるんだろうな。さらに休憩の後になぜかラジオ体操。それも広島弁バージョン。なぜに?と思ったら、全国各地の方言バージョンのラジオ体操のCDがあって、それをランダムにかけてるとか。

15時に作業終了。ラジオ体操から45分しか経ってない。掃除があってみんなは日誌を書いて、ミーティング(スタッフからの連絡)があって終了。思ったほど疲れなかったのだ。フルタイムと言っても実質午前中2時間、午後2時間、休み休みの勤務である。朝頑張って起きれたら、半日ではなく1日いけそうだ。そういう話を職員と話していたら、「起きれたら来るでいいわよ。遅れてきたっていいし」と言われた。かなり融通が効くみたいだ。

明日は午後から防災センターというところに体験ツアーに行くらしい。ときどきそういうイベントもあるらしいが、なんとその時間分も工賃が出るとのこと(私は実習中なので無給。今はボランティア)。へーへーへー、てな感じだ。

あさっても引き続きまた同じ作業所で体験。そして来週の火曜、木曜はもう一つの作業所で体験。そこは家から遠いし、坂を延々と登っていかないといけないので通うのがきつい。しかし先週に見学したときの感想としては、そっちの方がおもしろそうなことをやっている。まあそっちでも実習してからどっちに通うかゆっくり考えよう。2ヶ所目は体力づくりになりそうだ。

あさっての体験の後には区役所でPSWとの面談があって、認定調査も合わせてやってしまうのでその翌日以降から作業所の利用が可能になる、と言われたのだが、そうすると来週の体験はどういう扱いになるの?と思ってその件を今日職員に相談してみた。あくまでも来週は体験として通い、どちらに通うか決めてから正式に利用の手続きをすることになるとのこと。

終わった後、利用している福祉施設に顔を出しだら、ちょうど担当職員ともう1人職員がいたので、今日の作業所体験の報告した。思ったほど疲れなかったので朝起きれたら一日でも大丈夫そうだとか、PSWとの面談の話をした。担当職員はあさってが最終日だ。16時から区役所でPSWと面談だが、福祉施設の業務時間の18時までに戻ってきて挨拶できるだろうか。

ようやくひとつ動き出した。工賃は発生したわけではないしやっていることは内職程度のことであるが、それでも働いたという実感がある。これから体調がますます良くなっていけばいいんだけどな。自分で体調と相談しながら負荷を調節していきたい。できるかな?

今日の動画は、お仕事体験をしたので、NHKで以前やっていた番組「仕事ハッケン伝」のテーマソング、高橋優「同じ空の下」。芸能人がいろんな会社の臨時社員として働く番組。あの番組好きだったなあ。又吉直樹の回が面白かった。ローソンの新商品のお弁当のキャッチフレーズを決めるのに、又吉が社員もびっくりするほどの良案というか奇抜な案を出して、上司に「300点」と褒められていた。あれは確か芥川賞を取る前だったから、その頃から才能は発揮していたんだな。動画はむさいおっさんのアップで見苦しいかもしれないが失礼。