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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2019年2月

突っ張り棒を処分することになった。粗大ゴミに出そうと思ってネットから申し込もうとしたら、品目の中に「突っ張り棒」がなくて選択できない。と言うか、「つ」から始まる品目は「机」しかないではないか。「ドラムセット」なんて普通の家にはない物が載ってるくせに、なんだこのアンバランス感。ミクショナリー(横浜市のゴミ分別辞典)では突っ張り棒は「50cm以上のものは粗大ゴミ」と書いてあるのになあ。品目が一覧にない場合は電話で申し込めとのこと。ミクショナリーに「粗大ゴミ」と掲載されているものはネットから申請できるようにしておいてほしい。なんでこんな仕様なのか。というわけで電話で申し込んだ。繋がるまで15分かかったよ。またシールを買ってこなくては。

ところで横浜市のミクショナリーはちょっとしたAI化(というほどでもないが)がされている。横浜市資源循環局のページの右下に「イーオくん」というレジ袋を模したキャラクターがいるのだが、そいつをクリックするとイーオくんとチャットができる。そこに処分したいものの品名を入力すると分別方法を教えてくれるのだ。例えば「突っ張り棒」と入れると、

「出したいものが、つっぱり棒・棚なら、分別方法は、粗大ごみだよ。プラスチック製で50cm未満のものは燃やすごみへ。金属製で30cm未満のものは小さな金属類へ。」

と教えてくれる。「ダッチワイフ」と入れると、

「出したいものが、ダッチワイフなら、分別方法は、粗大ごみだよ。風船式のものは空気を抜いて燃やすごみへ。」

と丁寧に教えてくれる。なんでそんなものまで載っているのやら。「ダッチワイフ」まで教えてくれるというのは、以前このサイトがネットで話題になったので知っていた。別に自分が処分しようと思ったわけではない。

分別したいもの以外にも簡単な質問に答えてくれる。「誕生日は?」と入れると誕生日を教えてくれたりする。ここで「人生」と入れると、

「本当に捨てちゃうの?「同じこと考えても朝の3時と翌日の3時とじゃ答えがちがってくるね…」とスヌーピーが言っていたよ。今日は寝て、明日もう一度考えてみようか。」

と答えが帰ってきたりする。「妻」とか「金」とか「結婚」とか入力すると、いろいろ答えが用意されている。なかなかおもしろい。

今日も9時半起床。夜中にまた昔の会社が出てくる夢を見た。内容はあまり覚えていないのだが、「オープンシステム技術部がどうのこうの」と言っていた。最初に配属された部署である。それはそうと今日もちょっと低調。

昨日の夜に「ここはボツコニアン3」読了。三国志編を抜けて次はホラー編。ホラーゲームのパロディの世界らしく、随所にネタが盛り込まれているらしいのだが、いかんせんホラーゲームは「バイオハザード」くらいしかやったことがない(ホラーゲームなのかな?)。元ネタがわからんので面白さが3割引きといったところか。でもおもしろかった。このホラー編は4巻に続くようだ。忘れないうちに借りてこなければ。

今日は利用している福祉施設でリカバリー系のプログラム。はじめての参加である。職員にしつこいくらいに勧められたので参加することにしたが、これはどういうものか、よくわからないまま今日を迎えた。参加したのは9人プラスファシリテーター。ファシリテーターとは進行役を務める支援者側の人。

最初にちょっと頭をほぐす(?)ために、一人ずつ「自分のリラックス法」なんてものを話していった。そして今日のテーマ「不安」について、いろんなことを話す。誰かが話したことに対して、他の誰かがまた思ったことを言ったり、ファシリテーターの人が「○○については皆様どう思いますか」などと話を振ったり。適当に喋っていいが、いろいろルール、というかガイドラインはある。

プログラムは、ファシリテーター含めて3人くらいが半分以上喋っていて、後の人がぽつりぽつりという感じ。私は「はまーさんはどうですか」と言われて2回だけ発言した。正直、かなり頭が鈍ってるのを感じた。ついさっき目の前の人が話していたことを、次の瞬間には忘れている。なにか話せと言われても何も思いつかない(パスすればいいのだが)。初めてで知らない顔ばかりで緊張していたのもあるかもしれないし、一昨日から調子が悪いせいもあると思うが、これではミーティングにならない。適当なことを喋って終わった。

正直、これが治療につながるのかどうか、今日参加してみただけではピンとこない。これ続けていったら病状が良くなるのか?今の段階では甚だ懐疑的である。終わった後に私の担当職員とちょっと話をしたが、1回だけでは何もわからないのでまた来月も参加すると言っておいた。

スーパーで買物をして帰ってきたら、屋上工事が大変なことになっている。今までで最大音量の騒音である。これはちょっと筆舌に尽くしがたい。ヘッドホンをしても音楽が聞こえない。福祉施設でおとなしく本を読んでたらよかった。

私が行っている間、妻がちょっと細かい塗り絵をしていた。だいぶ塗れたようだ。

塗り絵

妻が使っている24色の色鉛筆。色名が全部英語で書いているので外国製かと思ったら、そうではなかった。

色鉛筆

ちょっと見にくいがジョーンブリヤンという色。日本語でいうところの肌色かな。いや最近ではうすだいだいと言うんだったっけ。肌の色なんかみんな違うのだ。

色鉛筆

今日の動画。THE BLUE HEARTS「青空」。生まれたところや皮膚や目の色で、一体この僕の何がわかるというのだろう。

今日も9時半起床。起きるのがしんどい。昨日からちょっと不調。今日も屋上工事の音が凄まじい。頭が割れそうだ。ヘッドホンで音楽を聴いていてもよく聞こえない。スマホ難聴になってしまうよ。

午前中はなんだかしんどいながら、昨日から読んでいた「カメロイド文部省」読了。筒井康隆の自選短編集の1つで、この本は「ブラック・ユーモア《未来》篇」と書いてある。う~ん、そんなにブラックだったかなあ。筒井康隆の小説にはもっともっとブラックなものがあるので、そういうのに慣れてしまったから麻痺しているのか。先日読んだ「怪物たちの夜」は「ショートショート篇」だった。このシリーズには他に何があるか調べてみたら、「ドタバタ篇」「パロディ篇」「ロマンチック篇」「ブラックユーモア《現代》編」の4冊あることがわかった。また借りてこよう。

調子が悪いのを我慢しながら本を読んでいたら、昼にはますますしんどくなった。明日は利用している福祉施設でリカバリー系のプログラムだ。先月も出る予定だったが、調子が悪くて行けなかった。明日は行けるだろうか。そう言えば今回のテーマを聞いてなかったので電話して聞いてみた。「不安」らしい。そしてサブタイトルとして「不安はむしろ勝利者のものだ」と書いてあるとな。むむ、どういうことだろう。まあ明日のお楽しみだ。

午後になってもしんどかったが、頑張って図書館に行った。借りていた本4冊を返して、また4冊借りてきた。今日はめっちゃ暖かかったのに、いつもと同じダウンを着て行ったら暑くて手にかけて歩く羽目に。

今日借りた本。

本2冊

本2冊

宮部みゆき「ここはボツコニアン3」
伊坂幸太郎「グラスホッパー」
薬丸岳「Aではない君と」
伊坂幸太郎「死神の浮力」

「ここはボツコニアン3」は、先日読んだ1,2の続編。薬丸岳はやはり先日読んだ「宮辻薬東宮」ではじめて知った作家。なにか受賞作を借りてみようと思って、吉川英治文学新人賞を取った「Aではない君と」をチョイス。「死神の浮力」は以前読んだ「死神の精度」の続編。あれはものすごく面白かったので楽しみ。

「ここはボツコニアン3」から読み始めた。12歳の双子の姉と弟のRPGの中の冒険物語。前回の続きなので、あらすじを忘れないうちに、と思って読み始めたら・・・やっぱり。忘れてる。なんで三国志の話から始まる?と思ったら、ようやく思い出した。あんまんを追っていって三国志の世界に迷い込んだ所で終わったんだった。ファンタジーなRPGの世界から一気に三国志へ。宮部みゆき、ゲーム好きだなあ。

読み進めるが、う~ん、いまいちピンとこない。と言うのも私は三国志のことはさっぱりわからないのだ。最初に「3分でわかる三国志」みたいな解説があるものの、やっぱりよくわからん。三国志を読んだ人や「真・三國無双」とかゲームをやってたらピンとくるのかな。しかも出てくるのはボツコニアンだけあって、三国志には出てくるけどゲームには出てこない「マイナーなキャラクター」すなわち「二軍三国志」の物語。登場人物は郭嘉、荀彧、楽進、蔡瑁、張允、蒋幹、程普、魯粛、孫策、張昭、丞相。こういう名前は覚えられないので苦手なのだ。それにしてもGoogle日本語入力はこれらの名前をちゃんと変換してくれたからありがたい。

ストーリーもぶっ飛んでいる。なんか知らんが実際の三国志の正史の作者と、それに脚色を加えた「三国志演義」の作者の争いで、赤組と白組に分かれて○×クイズをしていたらゴジラみたいなモンスターが現れて暴れだし、それを科学者が作ったタコ型ロボットが退治するという荒唐無稽ぶり。作者やりたい放題という感じである。なんでもありだな。今日はこの三国志の章を夕方まで読んで終わった。本を読んでいてもちょっとしんどかった。

というところで今日の動画。MISIA「オルフェンズの涙」。オルフェンズとはガンダムのシリーズらしく、この曲はそのガンダムのエンディングテーマ。男の子と女の子がコンビがボツコニアンみたいだ。

今日は9時半起床。ちょいとだるい。

昨日から読んでいた池井戸潤の「下町ロケット」読了。これはちょっと面白すぎる。こういうビジネスシーンを舞台にした小説を読むのは初めてかもしれない。駆け引きがとてもおもしろくて、読んでてどきどきわくわくする。私はこの小説は下町の工場がロケットを作って飛ばす話だと思いこんでいたのだが、ちょっと違った。それにしてもこの展開はじわじわとくる~。

午前中はずっと読書で終わった。記録によると、去年の11月22日以降、約3ヶ月で56冊の本を読んだらしい。う~ん、ちょっと読み散らかしすぎだなあ。

13時過ぎに昼食を食べた後、さて午後はどうしよう。特に用事はない。いきたいイベントもない。おまけに元気もない。なんとか頑張ってまた散歩にでも行くか。でも今日は雨降り。モチベーション下がりまくり。何もしないまま時は過ぎる。

14時を過ぎてから、妻がローソンに買い物に行くけどどうする?と聞いてきた。とりあえずついて行った。気が向けばそのままいつもの公園まで行こうと思ったが、どうも今日は気が乗らない。雨はやんでいたが、ローソンまで行ってそのまま帰ってきた。今日は低空飛行だ。

帰り道に梅が咲いているのを発見。紅い梅の木が1本、白い梅の木が2本あった。春は近い。

梅

梅

梅

夜になっても気分は上がってこない。しばらく調子良かったのにな。こんな調子では、やはりアルバイトどころか作業所も様子見だろうな。繰り返し書くが、焦ってはいけない。

今日の動画。私立恵比寿中学「梅」。桜の曲はいっぱいあるのだが、梅の曲はなかなかないのだ。桜に対抗しようとしている歌詞がおもしろい。

今日は9時半起床。今日も朝から屋上工事の音がする。真上ではないから騒音はまだまし。今日も昨日と同じくそんなに寒くないな。

昨日の夜から伊坂幸太郎の「フィッシュストーリー」を読み始めた。4つの話の短編集。以前読んだ本に出てきた登場人物が3人出てきたり、他の本で出てきたエピソードが散りばめられている。伊坂幸太郎の話はこういうのが多いから、できるだけ古い本から読まないといけないな。知ってる人物が出てくると「よお、久しぶり」なんて感覚に陥る。どれも読みやすい話で長くもなかったので、午前中に読んでしまった。おもしろかった。最後の話はじーんとしてちょっと涙が出てきた。予定調和が予定通り終わってくれたことに作者に感謝。「こういう結末がいいな」と思ってたら裏切られることも多いのだが、伊坂幸太郎は幸福感を伴って読み終わることが多いような気がする。モヤモヤが残らない。

水道料金の紙が入っていた。今回は前回より1,500円くらい安い。使用量は48m³から44m³と4m³減っているが、この差は一体なんなんだろう。ライフスタイルは変わってないのだが。

今日はメンタルクリニックへの通院日。診察で、最近はまあまあの状態をキープしていて外にも出られていることや、昼間にしんどくなることもないし夜もよく眠れていること、今週はピア・ミーティングに参加する予定であることなどを話すと、「いい調子が続いているので、4月くらいからアルバイトくらいできそうですかね」と言われてびっくりした。いきなりアルバイトは無茶でしょう。しかも4月ってあと1ヶ月ちょいですがな。

「それは、ちょっとハードルが高いです。作業所で、せめて週に2~3日くらいから始めたいのですが」
「そうですね。B型とかですかね」
「あと地域活動支援センターがやってるのもあると聞いたのですが」
「ああ、地活ですね。それもありますね」
「今利用している福祉施設でも面談しているので、そちらでも相談してみます」

という感じで話は終わった。作業所とは、障害者が就労訓練をするための施設である。大きく分けて、「就労継続支援A型事業所」「就労継続支援B型事業所」「地域活動支援センターがやっている作業所」がある。「A型」は本格的な就労に近い形で雇用契約も結び、まともな仕事をして基本的に最低賃金以上の給料がもらえる。それに対して「B型」は内職程度の軽作業で工賃も時給数十円というもの。フルタイムで通っても月1万円くらいにしかならない。あくまでも「働く」「稼ぐ」というより「働く訓練をする」ためのものである。それから私が通っている福祉施設は横浜市が独自にやっている(と思う)精神障害者のサポート施設だが、それとは別に「地域活動支援センター」というのがある。これは障害者自立支援法を根拠とする、障害者の日中の活動をサポートする福祉施設であり、他のメンタルな人のブログを読んでいても「地活」という言葉でよく出てくる。その地活がやっている作業所もあり、それはB型よりもさらに軽いらしい。これらは利用している福祉施設の職員から聞いた話である。

単に「作業所」と言ったときにはB型あるいは地活の作業所を指すことが多く、たいてい障害者が始めるとしたらその辺りから、つまり軽いところから、ということだ。当たり前の話である。B型で慣れたら次はA型に、そこで慣れたら本格的な就労に、というのが理想である。ところがいろんなメンタルな人のブログを読んでいると、B型から先に進める人はほとんどいないらしい。内職程度の軽作業しかできなくてもっと複雑なことができない、というわけではなく、体がもたないのだ。精神障害者は疲れやすい。体調にもムラがある。B型や地活はけっこう緩いらしいから、多少調子が悪くても続けられるかもしれない。しかしそこから本格的な就労につなげるA型へのハードルはかなり高いようだ。

というのが実情だとわかっているので、いきなりアルバイトを勧めてきた主治医には???である。相変わらずスパルタである。いきなり飛ばしすぎて潰れたことは何度もある。慎重に行きたいのだ。そもそも毎日出かけていると言っても、1時間弱の散歩とかそんなのである。その負荷と、1日何時間かわからないが何らかの作業との負荷を同列には比べられない。とりあえず今週末に利用している福祉施設で面談があるから相談しよう。

そう言えば、今は動けると言っても主に午後からである。毎日9時半くらいに起きて、午前中はなんとなく過ごしており、外に出る気力が出るのは午後になってからという状態が続いている。この辺のところをきっちり主治医に話せていない。朝から動けないと、たとえ作業所と言っても難しいかもしれない。なんとか落とし所を見つけて少しでも前進したいのだが。焦ってはいけない。

そんなことを考えつつ、行きつけのカレー屋に寄ってメンチカツカレーを食べて帰ってきた。ルーティーンである。

メンチカツカレー

今日の動画。「フィッシュストーリー」を読んだから、RADIO FISH「PERFECT HUMAN」。バカバカしいけど好きだなあ。