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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年1月23日

今日は8時半起床。8時台に起きるのは久しぶりだ。目覚めもいい。これが続くといいのだが、いつも続かない。

「死神の精度」読了。とてもおもしろかった。この人は死ぬと読者はわかっているのに、希望を持って生きる登場人物がかわいそうで切なくなる。ストーリー自体もおもしろいのだが、日本語を中途半端にしか知らない主人公の死神と人間の会話が噛み合わなくて愉快だった。比喩的な表現がわからずにそのまま解釈してしまって変なことになるのだ。最終話で最初の話で出てきた登場人物のその後が明かされる。この作家、こういうの好きだなあ。

今日はみなとみらいホールでオルガン1ドルコンサート。去年の11月にTwitterで偶然見つけた企画で、100円または1ドルでパイプオルガンの演奏を聴けるというコンサートである。定期的にやっているらしく、前回とても良かったのでまた聴きに行った。

10時45分に家を出ててくてく歩く。着いたら11時25分、開場時間の5分前だった。既に長蛇の列で、行列がホールの入り口からはみ出して「最後尾」と書かれた看板を持っている何者かがいたのでそこに並ぶ。開場して列が進み、受付で100円玉を箱に入れて先に進む。一瞬100円玉がなかったらどうしよう、と思ったがSuicaも使えるようだった。さすが大きなホールは違う。前回は出だしが遅れて3階席になったが、今回は1階席の後ろのほう、2階席のひさしの下にならない位置に座った。2階くらいが一番いいのかなあ。

パイプオルガン

本日の曲目
L.マルシャン:オルガン作品集第1巻より「プラン・ジュ」「ティエルス・アンタイユ」「ディアローグ」
J.S.バッハ:コラール前奏曲「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV662
J.S.バッハ:オルガン協奏曲 イ短調 BWV593
L.ヴィエルヌ:24の自由な形式の作品Op.31より第13曲「レジェンド」
Ch-M.ヴィドール:オルガン交響曲第5番より「トッカータ」

バッハ以外聞いたことがない作曲家である。演奏はとても良かった。バッハはまあ「バッハだなあ」という曲でどこを切り取ってもバッハなのだが、他の作曲家の曲は個性があってよかった。ヴィエルヌの曲はなんとなく三善晃ぽくもあり、大学生の時に歌った合唱曲「地球へのバラード」の「夕暮れ」を思い出した。

最後の曲はもの凄い迫力で圧倒された。パイプオルガンはやはり迫力がある。アコースティックな楽器では一番迫力があり、そして一番大きな楽器ではないか。ホール全体が楽器となって空気をふるわせる。今日も来て良かった。何かが浄化されたような気分だ。次は2月にあるらしいのでまた聴きに行こう。終わって時計を見たら50分も経っててびっくりした。あっという間に時間が過ぎていたのだ。

コンサートのあとは昼食を済ませ、そのまま歩いて図書館へ行った。途中の桜木町駅の前で何か配っていたのでちょっと見てみたら、三浦の大根を手渡された。

大根

なんと、大根をまるごと1本配っていたのだ。街頭ではいろんな物を配っていたりするが、大根ははじめてだ。神奈川県の農産物のアピールらしい。何か怪しい薬でも注入されているのではないだろうな。この大根は今晩のおかずになった。身がしまっていい大根だった。葉っぱも美味しくいただきました。

図書館へ行き、借りた本を返して新たにまた4冊を借りてきた。

本2冊

本2冊

またもや伊坂幸太郎「チルドレン」「ラッシュライフ」。それから清水義範「ターゲット」、筒井康隆「陰悩録」。伊坂幸太郎にはまってしまっている。筒井康隆の本は「リビドー短編集」と副題がついているので、まあそういう話だろう。そういう話が好きなのである。

ランドマークプラザの入り口に機関車トーマスとプラレールがあった。なんだろう。子どもの頃は毎日のようにプラレールで遊んでいたなあ。懐かしい。

トーマス機関車

プラレール

妻がお年玉年賀はがきの当選はがきを替えてきた。招き猫の切手。妻は招き猫が好きなので喜んでいる。何年か前に高校時代の友達と平泉に旅行に行った時には招き猫のお土産を3つも買って帰った覚えがある。

お年玉切手

何か浄化された気がするので今日の動画はTK from 凛として時雨「katharsis」。最近変わった名前のアーティストが多いな。