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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2018年11月22日

図書館で借りてきた2冊の本のうち、1冊を手にとって読み出した。短編小説集なのだが、1話読み終えておもしろいではないか、と思って次の話を読んでる途中、

「これ、読んだことある」

と気がついた。はあ、自分が読んだ本のタイトルも覚えてないし、まるごと1話読んでも気がつかないとは耄碌したものだ。多分読んだのは10年以上前だと思うが、自分の好きな作家なのに。その本も、前に住んでいた超狭いアパートに引っ越した時に多分処分してしまっただろう。今の家にはほとんど本はない。まあ、おもしろい本は何度読み返してもいいから、後からまた読もう。

とりあえず今はもう1冊の本を読んでいる。おもしろい。半分近く読んだが、こっちは間違いなく初読だ。と、思う。まあ忘れているだけだったら、もう一度楽しめるということだが。

今日も9時半起床。相変わらず起きるのがつらい。今日は特に寒いような気がするよ。体がついていけない。変な夢を見ていた。ソマリアの海賊がどうたらとか。相変わらずわけがわからない。

午前中はずっと調べ物。と言うか、Webからある情報を取得しようと四苦八苦していた。Chromeのポップアップブロックの罠にはまりつつも、なんとか取得できた。こういう方面は苦手なので知恵熱が出たよ。いや熱は出てないけど。お金が335円かかった。中途半端な金額だな。それにしても慣れないことをしていると疲れた。

お昼からどこかにでかけたいな、と思ったが寒い。いや、これからはずっと寒いんだから「寒い」というのを言い訳にして外出せずに家でぬくぬくと過ごすことは許されない。どこかへ出かけなければ。そして寒さに慣れなくては。そう思って、珍しく図書館に行くことにした。図書館なんてもう何年も行ってない。そんなに遠いところにあるわけではないのに、調子が悪くてずっと本なんか読める状態ではなかったので、その存在すら忘却の彼方であった。最近友達とやり取りしたメールの中で図書館の話が出てきたので、ふと思い立ったのだった。

それにしても今日は寒い。雨も降ったようで空気が冷たい。今までは秋物のハーフコートを着ていたが、今日はダウンを着ていったらそれでちょうど良かった。この冬は寒くなるのかなあ。暖冬だと助かるのだが、それはそれで困る人がいるのだろう。

家を出ててくてく歩くこと20分ほどで図書館に到着。わりと近いのだが途中ずっと坂道で、それも足が向かない理由の一つだった。最近はよく歩いているので坂道にも慣れた。少しずつ回復している証か。

着いたはいいが、大量の本を前にすると頭が痛くなってきた。昔は図書館には何時間でもいれたのになあ。本屋ならまだ話題の本を平積みしていたりして多少楽しめるが、図書館はひたすら本が並んでるばかりで、なんか疲れてしまう。とりあえず自分の好きな清水義範の小説を見てみた。彼の小説は読み尽くした、と思ったのは遙か昔。私の知らない本がいくつもあったので2冊手に取った。

あとはぶらぶら書架を見ていたのだが、やはり頭が痛くなってきた。情報量が多すぎて頭がオーバーヒートしている。ぱっと目に入った「天ぷらにソースをかけますか?」という本を手にとってぱらぱらと見て、ちょっと面白そうだし頭使わないで読めそうだと思ったが、けっこう分厚かったので借りるのはやめておいた。「ニッポンの食文化の境界線」を調べた本らしい。昔「探偵ナイトスクープ」でやってた「アホ・バカ分布図」を思い出す。今度借りてみようかな。頭を使わない本しか今は読めそうにない。

結局借りたのは2冊だけだが、今の頭では2週間でこれらライトな小説2冊を読むのが精一杯だろう。借りたからには読まなくては。読んだら返さなくては。それが新たなミッションだ。

横浜市の図書館のカードは5年ごとに更新なのだが、前に行ったのはずいぶん昔なので期限が切れてるかと思いきや、2019年までだった。ということは前に行ったのは4年前か。その間本を買った覚えもほとんどないし、ぜんぜん本を読んでないということだな。

図書館で借りた本