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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2013年10月5日

今日はちょうどお昼くらいに皮膚科へ通院。今日行かないと、アトピーの飲み薬がなくなってしまうのだ。昨日よりも体調はよくなっていたので、なんとか行った。

その後、さらに「今日は大丈夫」と思ったので、蒲田のサカゼンまでジャージのズボンを取りに行った。ちょうどバーゲンをやっていたのだが、「わけあり」で安くなっているダッフルコートが目にとまった。17,000円くらいの品が、70%オフで5,000円くらいになっていたのだ。

自分が初めて買ったコートはダッフルコートだった。あれは、学生時代から社会人になるまで着ていたっけな。5,000円はコートにしては安いし、色合いもいい。なんか懐かしさもあって、とても欲しくなってしまった。

悩んだあげく、いやいや今はそんな無駄なお金を使ってる余裕はない、お小遣いは大切に使わなければ、と思って、後ろ髪を引かれつつもその場を後にし、家路についた。

 

ここで我が家のお小遣い制について説明しておこう。

うちでは、自分も妻も「1ヶ月に1万5千円」という枠を決めて、お小遣いとしている。個人的な用途のためのお金は、自分のお小遣いから出すことになっており、余った分は次の月に繰り越す。二人とも「お小遣い帳」があるのだ。

「個人的な用途」を具体的に書くと、

  • 書籍やCD、ゲーム、映画、その他趣味や教養、勉強のためのもの
  • バッグや小物、雑貨類
  • 趣味のための外出時の交通費
  • ジュースやお菓子などのおやつ類
  • 個人的な外食(2人で外食するときは家計からの出費とするが、1人でどこかに食べに行ったりお茶したりする場合は、自分のお小遣いから出す)
  • 衣類や靴など(下着を除く)
  • 散髪代、妻の場合は美容院や化粧品

細かく書き出すと、他にもいろいろあるが、まあざっとこんな感じである。美容院や化粧品を含んでこの金額というのは、妻にとっては厳しいようだが、安い美容院でカットしたり、ネットで調べて、クチコミで安いけど評判のいい化粧品を調べて買ったりしているようだ。しかし、本当に困ったら、少なくとも自分はもっと枠を抑えないといけないだろう。

実は、もうそろそろ我が家は本当に困る頃なのだが、最後の金策で、あとしばらくは延命できるようになった。でもここで気を緩めてはいけない。できるだけ節約していかないと。メインバンクの残高が10万円きると、さすがに焦るなあ。

 

話は元に戻る。家に帰ってから、妻に「気に入ったコートがあって、ほしくなったけど我慢した」という話をしているうちに、だんだん後悔してきた。先月までの繰り越しを含めると、まだ手の届く金額だ。なんか「今ならまだ買えるのに」そう思うと、急にまたほしくてたまらなくなってきた。

5千円はコートとしては安い。しかし、今の自分の台所事情からすると、安い買い物ではない。とは言え、買えなくもない。

自分はこういうとき、「1週間経ってから、まだほしかったら、また検討する」ことにしている。衝動的にほしくなったものは、1週間もすれば「別に?」となることもよくある。

しかし、これに関しては話しは別である。なんせバーゲン品である。1周間待ってたら売れてしまうではないか。そんな悠長なことは言ってられない。

 

決めた。

一晩寝て、明日になってもまだほしかったら、買いに行くことにしよう。

 

いざ蒲田。