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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2013年4月

一昨日からずっと調子が悪い。

今日は何もしてない。

何もかもめんどくさい。

風呂に入るのも歯を磨くのも薬を飲むのもお手伝いをするのも、買い物に行くのも散歩に行くのも病院に行くのも心理ワークショップに行くのも、食べるのも寝るのもトイレに行くのも生きるのも、ぜーんぶめんどくさい。

自分なんて消えてしまえ。

先月の心理ワークショップでの話。

自分なりに何か呼吸法とか体操とかやってないか尋ねられたので、以前は合唱団にいて、社会人になってから個人的にボイストレーニングにも通っていた話をした。実際に何かやってみせて、と言われたので、学生時代の合唱団で練習の頭にやっていた、体をほぐす体操をやってみたり、「背中に息を入れて保つ」と表現していた「支え」の説明をしたり、実際に声を出してみたりした。けっこうみんな食いついてきた。

何か一曲歌って、と言われたのだが、すぐに歌える歌が思いつかず、「千の風になって」を歌ってみた。自分はとても人前で歌えるレベルではないのだが、それでも感心してくれて、「声を出すとか、歌うっていいよね」という話になり、「次回はみんなで歌おうよ、何か曲を持ってきて」と言われた。

何がいいかなあ、と考えていたのだが、みんなが知っていて、歌詞だけ見れば歌える歌でないといけないので、無難な所で日本古謡の「さくら」にした。この曲なら歌いやすいし、ロングブレスを意識しやすい。

家で、

「さ~く~ら~、さ~く~ら~、や~よ~い~の~そ~らぁは~」

と歌っていると、妻が「なんだか歌詞が違うよ」と言う。へ?そんなことはない。「さくら」だぞ、武満徹の「混声合唱のための『うた』」にも入ってるんだぞ。ステージで歌ったこともあるんだぞ、とか言ったが、「でもなんか違う」と言われたので調べてみた。

なんと、「さくら」には2つの歌詞があったのだ。

以下、Wikipediaから、そのまま引用する。


歌詞は二通りあり、元のものは以下。

さくら さくら
やよいの空は
見わたす限り
かすみか雲か
匂いぞ出ずる
いざや いざや
見にゆかん

もう1つは昭和16年に改められたもので、現在音楽の教科書等にはこちらの歌詞を掲載しているところもある。 こちらを1番、前述の元の歌詞を2番と扱っているものもある。(1941年(昭和16年)3月「うたのほん 下」)

さくら さくら
野山も里も
見わたす限り
かすみか雲か
朝日ににおう
さくら さくら
花ざかり


ぜんぜん知らなかった。私は前者の歌詞しか知らず、妻は後者の歌詞しか知らなかったのだ。しかも、後者のほうが新しくて、音楽の教科書にも載っているというではないか。

古くから歌い継がれてきて歌には、それなりの歴史があるということか。

今日は朝から調子が悪かった。朝はいったん起きたものの、朝食を食べてからしばらくして、またしんどくなって寝てしまった。結局お昼まで寝てしまった。最近にしては珍しいが、調子の波はどうしてもあるので、こういうことも当然ある。

それでも16時頃、妻と一緒になんとか外出。100円ショップであれこれ買いたいものがあるいというので、ついていった。本屋に寄ってスーパーで買物をして帰ってきたが、調子は良くも悪くもならなかった。

明日の夕方から日曜日にかけて、また天気は大荒れになるらしい。晴れている日にうまく3日でかけられた今週は、まあまあ優秀な方だとしよう。

昨日、一昨日はえらく寒かった。もう着ないだろうと思ってフリースも長袖Tシャツも衣替えでしまってしまっていた。雨も降って、夕方のニュースを見ると、傘が壊れて飛ばされそうになっている人がたくさんいた。もう傘の体もなしてないし、広げていると風で持っていかれそうになって余計危険なのに、なぜみんな閉じないのか不思議だった。 

一転して今日は暑い。20℃まであがる予報だったが、確かにそれくらい暑かった。今週は月曜日以来、外出もしていなければ着替えてもいない。ようやくいい天気になったので、区役所まで行ってきた。区役所では軽く冷房が入っていた。

 

今日は障害者自立支援医療の受給者証の更新手続きをしてきた。毎年更新手続きをしないといけないのがめんどくさい。いちいち窓口までいかないといけないのだ。いろいろと福祉のお世話になっていたり、減免制度を利用しているのでしかたがない。普通の会社員だったら、区役所なんてめったにいかないだろうなあ。

障害者自立支援医療制度というのは、医者に診断書を書いてもらって役所に申請すれば、自分で指定した病院(精神科や神経科、心療内科として認可を受けた病院に限る)と調剤薬局に限るが、自己負担が1割となる制度である。さらに収入によって、月額の自己負担に上限がある。私は去年から今年にかけては上限が5,000円、妻は2,500円だった。去年は1月から3月までの給料があったので、上限2,500円のラインをオーバーしていたのだが、今年は私も2,500円になるはずである。収入は世帯でなく個人でみるのだ。 

この制度を使わないと、むちゃくちゃ金がかかる。先日のメンタルクリニックへの通院では、自分が払った治療費は460円、薬代が2,690円である。およそ3,000円。妻はもう少し少ないが、それでも薬代は1,810円である。2週間分の薬代が、1割負担でこの金額であるから、3割負担だと凄まじい金額になる。

二人とも2週間分がこの金額なので、毎月上限でストップし、メンタルクリニックでかかる医療費は7,500円と固定されていた。それでも二人ともあちこち体にボロが来ているので、毎月病院巡り。先月の医療費は27,350円かかった。なんてこった。二人して2回皮膚科にかかったり、2人とも歯医者へ歯石除去に行ったり、妻が風邪をひいて内科にかかったりしたので、かなり突き抜けてしまったのだ。

 

区役所の窓口では、担当の方が新任らしい人に教えながら手続きを進めてくれたが、うちみたいに夫婦で障害者で、夫婦で自立支援医療制度を利用していて、夫婦で障害年金を受給しているというケースは珍しいのか、担当の方もいったん何かを確認していってから、改めて新任の人に教えていた。

そう言えば、もう4月に入っている。いつの間にか新年度が始まっていたんだな。人事異動の季節だし、自分の友だちでも転勤になった人が2人いる。自分が失業してからもう1年以上経ったことになる。早いものだ。

去年の今頃は、引越しの準備でもう大変だった。上京してから引越しは5回目だが、あんなに大変な引越しは初めてだった。風呂を自分で購入したり、網戸を自作したり、大変だったなあ。もうあんな引越しはこりごりである。

「自殺未遂の記録」の補足3を追加した。
これで完結・・・だと思う。

自殺未遂の記録
自殺未遂の記録(補足1)
自殺未遂の記録(補足2)
自殺未遂の記録(補足3)

右の「特別記事」からアクセス可能にしたので、ときどき自分でも読み返そうと思う。

これらの記録が、誰かの何かの参考にでもなってくれれば幸いである。