TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2013年1月10日

今日、我が家に友だちが遊びに来てくれた。嬉しいことだ。

以前に所属していた山岳会の仲間で、とりわけ仲が良かった友だちの一人。そんな仲の良い友だちだったのだが、ずっと会ってなかった。自分は2001年に療養のために入院して、それ以降は山岳会のイベントに参加しなくなり、そのまま休会し、数年後に退会してしまった。山岳会の仲間たちとはすっかり疎遠になってしまっていた。

彼女とも数年前にメールでやり取りしたのだが、それを最後に連絡をとってなかった。最後に会ったのはいつのことだったろう。2001年の入院のときに面会に来てくれたのだが、そのとき以来か、その後2回くらい総会に出席したので、それ以来かもしれない。

しかし、かつて共に汗を流して2000メートルを超える山々を登った仲間である。その絆は強い。本当に久しぶりだったのに、まるで先月まで一緒に活動していたような、そんな気分だった。昔話をはじめとして話は尽きず、あっという間に日が暮れ、あれ、もう4時間も経ったの?という状態に。楽しい時間ってのはあっという間に過ぎてしまうんだよなあ。

本当に自分は友だちに恵まれている、とつくづく思う。特に一緒に山を登った友だちは、学生時代の友だちとはまた違う「絆」を感じる。「友だち」というより「仲間」という方がしっくりくるような気がする。

皮肉なことに、自分が自殺未遂なんてやらかしてしまったため、いろんな方面に心配をかけてしまったのだが、それをきっかけに疎遠になっていた人たちと、再びコミュニケーションを取る機会が増えた。こんなブログ、いったい誰が読んでくれているのか自分ではわからない。でも、たくさんの人が見守ってくれている、そう考えると勇気が湧いてくる。

ありがとう、友よ。ありがとう、仲間よ。皆がいるから前を向ける。皆がいるから歩いていける。たとえ亀の歩みでも。