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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2012年5月2日

朝、左足ふくらはぎの激痛で目が覚めた。久々に足がつった~、と思って対処法を行う。しかし、痛みは消えない。激痛でしばらく悶え苦しんでいた。

そして、何とか這うようにしてリビングへ。足首をできるだけ伸ばしている方が痛みがマシなようだ。こんな経験は今までないが、ひょっとしてこれはいわゆる「肉離れ」かもしれない。
 
PCの前に座り、ネットで「肉離れ」で検索する。Wikipediaによると、肉離れは「筋膜や筋線維の部分損傷」とのことで、「スポーツをしている最中に起こりやすく、筋肉が収縮している(力が入っている)時に強制的に引き延ばされることにより生ずることが多い。」とある。
 
しかし、自分は寝ている時にいきなり痛くなったし、最近スポーツなんかやってない。食器棚や網戸を組みたてたりはしたが、ほとんどは立て膝で行う作業なのでふくらはぎに負担がかかるとは思えない。唯一足に大きく負担がかかったのは、網戸用のアルミサッシを糸鋸で切った時に、踏み台の上に足を置き、体重をかけてサッシを押さえたくらいだが、自分は左利きなので、体重がかかっていたのは右足である。
 
肉離れとは違うのか?しかし、Wikipediaには「自覚症状があまりなくても、肉離れが起こっていることもある」という記述もある。ひょっとして、団地に引っ越してから毎日4階まで登り下りしているので、少しずつ足に負担がかかり、筋繊維が切れていったのだろうか。とにかく病院に行った方がいいだろう。
 
しかし、その時点でまだ8時過ぎ。先日も腰痛で行った整形外科の診察は9時から。ゴールデンウィークの狭間である今日、診察はやっているのだろうか。とりあえず、先日出してもらった湿布を貼る。それからテーピングでもしたいところだが、テーピング用のテープなんか持ってない。昔々登山をやっていた時には持っていたと思うが、そんなのとっくにどっかへ行ってしまった。
 
再びネットで検索。ふくらはぎ用のサポーターが3,000円くらいで売っていた。おお、朝早いからAmazonの「当日お急ぎ便」が使えるではないか。整形外科が今日やっているかわからない。迷うことなく注文した。
 
9時になるのを待って、整形外科に電話。幸い診察をやっているようだ。しかし、そこまで行くのに幾多の困難が。ここは団地の4階である。エレベーターもエスカレーターもない。ハーネスとロープとカラビナとエイト環があれば、懸垂下降で降りることもできるが、あいにく切らしている。
 
さらに、この団地はけっこう急な坂の上に建っている。しかも今日は雨。病院までは歩いて10分程度なのに、障害が多すぎる。しかし、今日病院に行かないと、明日から4連休。とにかく、びっこを引きながら、何とか病院に行った。階段は後ろ向きになって手すりにつかまりながら降りたら、なんとか降りることができた。
 
病院で診察。症状と経緯を話したあと、先生が膝や足首を曲げ伸ばししたり、ふくらはぎのあちこちを叩いて「痛いですか」と聞く。痛くないときもあるが、痛い時は思わず「アウチ!」と叫ぶほど痛い。とりあえずレントゲン。
 
そしてレントゲンの結果、筋肉になんの異常もないとのこと。そして先生が一言、
 
 
「筋肉痛ですね」
 
へ?
 
肉離れではなかったのだが、筋肉痛になるような覚えもない。やはり階段の登り下りだろうか。そして、寝てていきなり痛くなることがあるのだろうか。先生に聞いてみたが、「まあ、原因はわからないけど、寝ていたっていきなり足がつることもあるしねえ」とのそっけないお答え。この先生はけっこうお天気屋で、先日腰痛で受診した時には愛想が良かったのに、今日はそっけない。
 
「この間の湿布は残ってる?」
「はい」
「じゃあそれ貼っといて」
「それだけでいいんですか?」
「痛かったら、痛み止めの薬を出すけど」
 
実はその時点で、湿布の効果なのか、けっこう痛みがひいていることに気がついた。
 
「我慢できる程度だからいいです」
 
それだけで診察は終わった。なんのこっちゃ。全く人騒がせである。
 
帰るときには、かなり痛みが引いていて、少しびっこを引く程度で帰れた。階段も普通に登れた。ドラッグストアの前を通るのでテーピング用のテープを買って帰るつもりだったが、どうせ今日中にAmazonからサポーターが来るのでパス。というか、サポーターも必要ないかも。
 
帰ってから注文をキャンセルできないか試してみたが、さすがに「当日お急ぎ便」はキャンセルできなかった。既に配送準備に入ってしまっているものはキャンセルできないのだ。
 
結果的には、ただの筋肉痛で大事に至らず、それはよかったのだが、また余計な病院代と、サポーターの購入代がかかってしまった。それにしても、こんな激しい筋肉痛の原因は結局なんだったのだろう。
 
さっき届いたサポーター。確かにはめると楽ではある。
 
ふくらはぎのサポーター