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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2009年11月

この土日、ほとんどの時間をプログラミングに没頭していた。
寝る間も惜しんで。
食事もさっさと済ませて。

仕事で作っているアプリである。家でやる必要は全くない。家で作ったところでお金をもらえるわけではない。

でも、楽しいのである。小学生の頃からプログラムを作ってきた自分にとっては、作りかけのプログラムがあると、どうしても続きを作りたくてしかたがないのだ。妻曰く、「パソコンと一体化してる」と。

そしてリフレッシュするはずの週末の夜に、疲労困憊している自分がここにいる。

最近自分でもこれはやばいとわかっている。

でも止められない。

「それを続けることが自分にとって不利益をもたらすということが頭でわかっているのに、やめることができない」

依存症の定義である。

コンピュータ依存症。プログラミング依存症。どんなものだって依存症になりうる。鬱の人は特に依存症になりやすい。と言うか、依存症と鬱とは密接な関係がある。以前、精神科に入院していたときに、アルコール依存症の治療で入院したが、依存症がよくなったら鬱になったという人が何人もいた。

依存症の治療は難しい。覚醒剤使用者の再犯率が高いのも、借金してまでギャンブルをする人が後を絶たないのも、脳内が「幸せホルモン」で満たされる感覚を忘れられないからだ。

治療するとしたら、まずは「隔離」しかないのだが。今の「プログラミング依存症」はそれが難しい。

だからと言ってあきらめたり開き直ってしまってはいけない。どうやったら自分をコントロールできるか、まだまだ模索する日は続く。

今日も突っ走って夜まで仕事に没頭。プログラミングしていると止まらない。

ロジックの部分を先に全部作ってしまえばいいのに、ついつい見た目が気になり、「ここのテーブルがちょっとあれだなあ」とか思ってスタイルシートをいじっりだすと、px単位でこまごまと調整をやり出してしまって延々と時間がかかってしまう。

はあ、まだ肝心の機能が実装できてないよう。日中は打ち合わせとかユーザ対応とかあってプログラミングに集中できなくて(いや、そっちが本業なのだが)、ついつい夜遅くまで頑張ってしまう。いや、頑張ってるのではなくて没頭してしまうのだ。時間を忘れてしまう。

明日は通院日だから否が応でも早帰りになる。ちょうどいいだろう。土日はゆっくり休もう。休もう。休める・・・・・・・・・・のか?自分。

また暴走しそうな予感。誰か俺を柱にしばりつけておくれやす。

遊助こと上地雄輔の3rdシングル「いちょう」のCDの帯に手書きで書かれていた言葉。

なんか、じんとくる。

なんとかしてきたから、未来もきっとあるに違いない。

なんでじゃ~!!!

 体がまともに動くようになってきたのは素晴らしいが、プログラムが思った通りに動かないのは許せない。って誰を?何を?

 

続きはまた明日。

今日も会社でプログラミングに没頭。懲りだすときりがない。
違った。凝りだすと、であった。
早く続きをやりたいよう。