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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2009年4月14日

今日は7時半に起きた。しんどかった。昨日よりもしんどかった。今までならこの時点で「アウト」の宣告を自分にしてさっさとあきらめてしまっていたレベルのしんどさだった。

しかし、今日は頑張ってみた。会社に行く準備はほとんど昨日の晩のうちにしている。腕時計やらポケットに入れる物(家の鍵やら携帯やら)は一箇所にまとめてテーブルに置いてある。ひげも一昨日剃ってある。顔は3日前に洗ってある。あとは着替えるだけ。着替えて用意していたものを身につければ、そのまま外へ出ればいい。静止摩擦係数は動摩擦係数より大きいのだ。動き始めてしまえばなんとかなる。なんとかならなければ帰ってくればいい。とにかく最初の第一歩を踏み出すのだ。

そしてしんどいまま満員のバスと電車に揺られて人混みに流されて変わってゆく私をあなたはときどき遠くで見つめるように会社へ着いた。その時点でかなりしんどさは抜けていた。

仕事を始めたら、もう朝しんどかったことなんかどこかへ置き忘れてしまったかのように、普通に仕事を進められた。11時からの週例も14時からのミーティングもこなし、延び延びになっていたWebアプリのプログラムをリリースし、リリースした後にWeb上のあちこちの文言も一緒に修正しないといけないことを指摘されてえ〜ん早く帰りたいよう、と泣きながら20時まで仕事をして、無事帰ってきた。

帰ってきてもしんどさは感じない。感じてないだけで疲労は溜まっているかもしれない。入念にストレッチをして風呂に入ったところだ。今日はなんだか自信がついた。やればできる。明日からも、これからも。