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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2008年9月

先週は結局1日も出勤できなかった。土日も調子が悪く、一日寝ていた。なぜ調子があがってこないのか。我慢、我慢と思っていたが、ついに我慢ができなくなり、ばくちに出た。断眠療法をやったのだ。

飲み会や仕事で徹夜した朝、体は疲れているのに気分はやけにハイテンションになった経験がある人もいるかと思うが、それを逆手に取ったのが断眠療法である。一応医学的にも研究はされているが、あまり臨床現場で行われてはいないという。

鬱には日内変動というのがある。朝から午前中にかけて、最も調子が悪い。それから昼、夕方、夜とだんだん一日の間に調子がよくなるのだ。しかし、一晩寝て朝起きたらまた調子が悪くなってしまう。それじゃ〜一晩中起きてりゃいいじゃないか〜、という感じ。検索していろいろ調べてみたが、短期間で効果が出る確率が高い反面、すぐに元に戻りやすい、下手したらよけいに悪くなるというハイリスクハイリターンな方法である。

一昨日の日曜日の晩、断眠療法を決行した。一晩中録画しておいたテレビ番組を覧たりゲームをしたりストレッチをやったりして寝ないようにし、翌朝へろへろになりながら会社に行って、へろへろになって帰ってきた。そして一晩ぐっすり眠って起きたのが今朝。正に今である。これを書いている時点で朝の6時20分だが、どうやらいまのところ反動はない。

かなりの荒療治だったが、まだまだ予断は許さない。とりあえず今日は出勤できそうなので、無事タイムシートを出せそうだ。

なんか書いているうちにまた眠たくなってきた。ちょっとだけ寝ようかな…。

会社、行けなかった。

朝、遅いけど起きることはできた。でも鬱だった。動けなかった。なぜ昨日は動けたのに、今日は動けなかったのか。

一日中鬱なわけではない。昼過ぎくらいには、会社まで瞬間移動できれば、その場で仕事はできそうな気がした。しかし、外に出て行くことができない。一日のうちで最も調子の悪い午前中は去ったのに、なぜ動き出そうとしないのか。できないのか。自分でもわからない。

夜、テレビのバラエティ番組を観ていた。観ているときは楽しく観ていたが、見終わったら、急激な自己嫌悪に襲われた。現実逃避。現実逃避。現実逃避。自分の中で自分を責める声がする。

何か心理的な圧迫感を感じている。焦る気持ちだけが前を行く。我慢だ、我慢。直に日は昇るはずだ。

実は先週の水曜日以来、会社に行けていない。また調子が悪化した。朝起きれない。10時頃、遅く起きても気力が出ない。一日中寝てしまう。

でも今日は9時前には起きて、11時過ぎに出かけることができた。帰ってからまた寝てしまったけど。明日は会社に行けるかなあ。遅れてでも行けるといいなあ。この調子じゃ、来月のお給料またほとんどなしだよ。とほほ。

いつまで暑いつもりなのか。(会社帰りの電車にて)

どうも調子が危なげだ。金曜日は朝5時頃起きたものの、頭がすっきりしなくてまだ眠かったのでもう一度寝た。7時半くらいに起きて速攻で支度をして会社に行った。その前の日は自転車のペダルが重かったが、その日は自転車を漕ぐ気力すらなく、バスで会社に行った。

会社へ行ってしまえば特に疲れやだるさを感じることもなく、普通に仕事をして、定時に会社を出て病院へ。通院日だったのだが、これがまた最長記録となるくらい待たされた。診察が終わったと思ったら会計で待たされ、その後薬局で待たされ、結局家に帰ってきたのは22時近くだった。

その日の夜は眠りが浅く、断続的に目が覚め、5時くらいに起きてきた。朝食を食べたり録画しておいた番組を覧たりしていたが、また眠たくなったので寝た。そして起きたら9時半。そこで皮膚科に電話した。

実は最近の疲れや気候のせいだろうか、昨日辺りから体中が一斉に赤くなってかゆくなったのだ。普段はおとなしくしているアトピーは油断していると牙をむく。近くの皮膚科はいつも混み合っていて、2〜3時間待ちは当たり前。それで、電話予約ができるのだ。予約と言っても「○○時にお願いします」というのではなく、診察券の番号と名前を言って、その時間で診察券を出したことにしてくれるのだ。そのとき、「だいたい○○時頃になると思います」と教えてくれるので、それを目安に医者に行けばいい。

それで、9時半に電話したら、「12時50分頃になると思います」とのこと。うわ〜、まぢ〜?それまで待つの?ヨドバシとか散髪とか、行きたいところあるのに。と思ったが、そんだけ時間あったら先に行けばいいじゃないか、と気がつき、横浜へ出て散髪をしてヨドバシに寄って、昼食を食べて最寄り駅に戻ってきた。その時点で12時40分。

念のため、皮膚科に電話して「予約した○○ですが、あと何番目ですか?」と尋ねたところ「あと14番目ですね〜。あと1時間以上はかかると思います」とのこと。うわ〜話と違う。多分そういうこともあろうかと思って、皮膚科の近くの妻の実家で時間をつぶさせてもらった。そこで飼っている猫に会いに行ったら、いつも愛想がないがその日は特別無愛想。なんか恨みでもあるのか?
 

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妻と義母で話をしながら、そろそろどうだろうか、と13時40分に皮膚科に電話したら「あと6番目です」とのこと。まだもうちょっとかかりそうだ。14時に妻の実家を出て皮膚科へ行き、待合室で待った。結局呼ばれたのは14時20分くらい。9時半に予約して14時20分。土曜日は恐ろしい。

その後、妻の実家に戻ってまた談笑したりしていたが、夕ご飯を一緒に食べましょう、ということにしていて、夕方3人で横浜に繰り出した。義母がデジカメを買いたいと思っている、と言うので私がいろいろアドバイスしようとヨドバシに行ったのだが、もの凄い人人人人。デジカメコーナーもめちゃくちゃ広くて機種もたくさんありすぎて、何をどう選んだらいいのか、という感じ。

私のアドバイスとしては、画素数なんて普通に写真取るだけだったら最低限のものでいいのでそれは計算にいれず、光学ズームの倍率が大きく、手ぶれ補正機能があった方がいい、というくらいしか言えなかったが、それだけでも数が多すぎる。いろいろ見ていたら、私の方が新しいデジカメを欲しくなってきた。それを察知したのか、義母は「ポイントはわかったから、後は今度自分で選ぶわ」と言って夕食に行くことになった。あのままいたら本当に衝動買いしていたかもしれない。

と言うのも、自分のデジカメはもう買って5年くらいになるが、先に書いた光学ズームが3倍、手ぶれ補正はなしなのだ。3倍というのは、遠くのものを撮ろうとしたら、正直屁の突っ張りにもなりゃしない。せめて5倍はほしい。ヨドバシでは「きみまろズーム」とCMしている10倍のデジカメがあって、私の目はそれにくぎづけになってしまった。

あと、手ぶれ補正は重要だ。私自身は今の自分のデジカメで手ぶれすることなく写真を撮ることができる。しかし、人に撮ってもらうことがたくさんある。そういうときに頼んだ人が下手くそだと手ぶれしてしまったりする。これでいいですか?と言われて液晶画面を見て確認するのだが、小さな液晶画面程度では、プリントしたときにぶれる、というところまではわからないのだ。

ああ、またほしいものが不覚にも一つ増えてしまった。とほほのほ。

今日は朝8時くらいに起きて、録画していた番組を覧て、ゲームをして、昼寝をして、のんびり過ごしている。明日も休みだ。この間に鋭気を養おう。