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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2008年12月20日

結局今週は5日まるまる会社を休んでしまった。ずっと低調だった。
先週までよりも一段階深い症状に入ってしまった。
鬱の症状にもいろいろある。自分なりにまとめると、

割とましな方:軽い憂鬱感、倦怠感、不安感

これは何とか会社に行って仕事ができる状態。

割とましな方2:疲労感、眠気で、体を動かすのがしんどい。

これは陽性症状の精神面の症状というより、陰性症状として症状が身体に現れる。このしんどさで今まで何度も会社を休んでしまったが、最近は自分なりにしんどさから抜け出す方法を模索して、効果が現れている。

先週まではこの「割とましな方2」な感じで、なんとか会社に行っていたのだが、今週はだめだった。今週は、

ましじゃない方:憂鬱感とか疲労感とかではなく、もう単に気力がない。何もできない。なぜ?と言われてもわからない。とにかく何をする気も起きず、一日中寝ている。

であった。なんとかこの状態を脱したい。

そしてこの状態より悪くなると、

もっとましじゃない方:離人感に襲われ、自責の念が強くなる。

「自責の念」というのは読んで字のごとく、自分を責める感情で、

「自分はだめな人間だ、世の中の悪いことは全て自分のせいなんだ」

というような「加害妄想」が強くなり、強烈な「自己嫌悪」に襲われる。さらにこれが強くなると

「自分なんて生きていたってしかたがない」「もう死にたい」

という「希死念慮」、いわゆる「自殺願望」となる。

正直、このモードに入るとしんどい。布団に横になりながら、妻に必死に「ごめんね、ごめんね」と謝っていたりする。

「離人感」というのは、正直人には説明しにくい。実際になってみないとわからないだろう。正常な人間の中で離人感を説明するための、それに近い感覚というのがないのだ。なんというか、自分が自分でないというか、自分が自分の体から抜け出して外から自分を見ているというか、それがとても気持ち悪いのだ。これが出ると体がぶるぶる震えたりする。

なんとか、これから持ちなおしてくれないかなあ。経済的にもピンチだよ。

躁状態のときも、その程度によって状態は様々だが、それは今度書くことにしよう。今日はもう疲れた。