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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2008年8月10日

頭に力が入りません。

この土日も不調は続く。オリンピックなんか始まっちゃって、全くもって目の毒。もやのかかった頭で、リアルタイムではないが録画しておいたいろんな競技を観た。開会式を観たり、柔道を観たり、体操を観たり女バレを観たり柔道を観たりオグシオを観たり、ラジバンダリ。とりあえず

「がんばれニッポン」

と叫びたいところだが、五輪三連覇の野村を抑えて柔道60キロ級に出場し、初戦で敗退した平岡選手の、

「負ければ、野村を出しておけばよかったと言われる」

という重圧との戦いだった、という今朝の新聞記事を思い出した。応援はときとして大きな力となり得るが、同時に多大なプレッシャーにも成りうる。「がんばれ」は諸刃の剣なのだ。うつ病患者に言ってはいけない言葉の代表例としてもよく言われる。

頑張って当たり前の選手達に追い打ちをかけるように、みんな当たり前のように「がんばれがんばれがんばれ」コール。そういうプレッシャーをもはねのけられる精神力の持ち主が、やはり真の実力者ということなのだろうか。