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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2008年4月29日

朝4時半起床。

って早すぎる!なんて極端なんだ、私の体は。4時半に起きてメール読んだりしていたが、まだ昨日の疲れが残っている感じだったので、もう一度寝て6時半に改めて起きた。まだ体がだるい。メールを書いたり、散らかった机の周りを片付けたりしていたら、疲れてしまった。「疲れたら休め」とロシア人は言ったのでまた寝た。結局11時頃まで寝てた。

昼過ぎから妻と出かけて、私は一昨日行ったばかりのタイ古式マッサージにもう一度足を運んだ。ちょっと出費がかさむが、あれですごく楽になったのだ。ちょっと疲れた今こそもう一度、と思って行った。そして体が楽になって家に帰ってきた。

しかし、その後だんだんしんどくなってきた。なぜだろう。ああ、これは神経から来ているやつだな。私のような躁鬱病やうつ病、その他の精神疾患の人は、共通する症状として「疲れやすい」というのがある。しかし、その疲れは本来の疲れでなく、神経からくる疲れである。体が疲れているわけではないのに、脳が「疲れている」と認識してしまっているのだ。

そこでふと、思いついた。

「走ってみよう」

思えば数年前に通っていた精神科デイケア。毎日スポーツばかりやっていた。運動をするのは精神衛生上とてもよい。それをすっかり忘れていた。カウンセラーも主治医も言っていたのに。

そして、何よりも超メダボなこの体。ダイエット、ダイエッター、ダイエッテストしないといけないのに、何もできてない。でも、「走る」という簡単な方法があるではないか。

そして、とりあえず走れば5分くらいで着くであろう近所の割と近い公園まで走り、そこの公園はかなり広いのでぐるっと一周して帰ってこようと思った。

そして私は走り出した。明日に向かって、未来に向かって走り出した。そして5分経ったら…

公園には着かなかった。

あろうことか、道を間違えていた。どうも私の人生、道に迷うことが多い。

そしてもう一つ愕然としたことが。それは、

5分が限界だったのだ。それ以上走れなかった。こんなにも自分の体力が衰えているとは思わなかった。

そこから道を軌道修正し、歩いたり少し早足になったり軽く走ってみて、また歩いたり、という感じでなんとか公園の入口まで行き、公園には入らずにそのまま帰ってきた。所要時間は20分だった。

そして、帰ってきてシャワーを浴びた後の爽快感!神経の疲れはすっかりとれていて、とても元気になっていた。ああ、こんなに気分が晴れ晴れするなんて!

これからも1日20分、自分のペースで走るなり歩くなりしよう。これが次なる再発を食い止めてくれて、さらに体重を減らしてくれることを期待して。