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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2008年3月3日

今日は5時くらいに目が覚めてから断続的な眠りに変わり、7時前に起床。よし、しんどくない。復活したのかな。

会社に行って仕事仕事。今日からNさんはいない、というわけではなく実は3月いっぱいは1週間に1日くらいは来ることになった。しかも4月や5月もちょこっと来るかもしれないとのこと。旦那の勤務地に近いところに引っ越すので、遠くて通勤できない、という理由で辞めるのに、遠方からはるばる、ということか。ううう、それは多分私のせいであろう。ごめんなさいです。

まあなんとか今のところ(というか今日だけだけど)仕事はこなして、これからも新人のMさんと協力してやっていこう、という感じだ。しかし、大事なことを上司に相談したかったのに、上司が体調不良でお休みだった。ちょうど派遣会社の営業さんも今日顔を出してくれたので、絶好のタイミングだったのに。

相談したかったこと、それは私の勤務形態である。この病気はどうしても波がある。なんとかそれをうまくコントロールしていくために考えたこと、それは日頃のストレスや疲れを溜めないように、短縮勤務、あるいは在宅勤務という形で仕事をさせてもらえないか、ということなのだ。

今の仕事は前の会社ほどストレスいっぱいなわけではなく、むしろ楽しいのだが、そうは言ってもそれなりに神経は使うし、見えないストレスや疲れが溜まるのだろう。通勤もバス、電車、バスまたは自転車と乗り継いで1時間くらい、それなりのラッシュにもまれている。これもそれなりにストレスになっているだろう。

そこで、たとえば週5日の勤務だが10時〜16時だとか、あるいはフルタイムだけど週4日で、原則水曜日はお休み、祝日のある週は祝日をお休み、という短縮勤務にさせてもらえないだろうか。

また、今の仕事はかなりメールベースで進行しており、物理的にユーザの居室に行ったりサーバやスイッチを直接操作する、ということもそんなにない。VPNで接続すればメールのやり取りもサーバへのアクセスも可能である。直接コミュニケーションを取る必要があるときは電話もあればSkypeという手もある。勤怠管理やセキュリティ面をどうするか、という問題はあるが、やればできそうな感じではある。

そういうことを相談したかったのだが、上司はお休みだった。そして予告もなく派遣会社の営業さんが来てくれて、体調面のこととか、上記のような勤務形態を許可してもらえないか上司に相談しようと思っている、ということを話した。そういうことであれば、ぜひその営業さんも当然一緒に話をしたい、とのこと。とりあえず上司がつかまったら相談し、改めて営業さんに連絡しよう。

しかし、営業さんから衝撃の話を明かされた。この会社、というか私が働いているのは研究所なのだが、来年度からかなり予算が削られる、というのだ。いや、それは私も知っていて、いろんなところで火を噴いているという話を聞く。研究所というのはコストセンターである。この研究所の母体となる組織は現在経済的に非常に苦しい立場にある。それで、あちこち出費をカットしていこうとしているのだろうか。

そして、予算縮小とくればリストラである。パート、アルバイト、派遣社員。この辺の首を切るのは簡単だ。そして来期の人員として上司が人事に出したリスト。私の名前も入っているというが、会社は派遣社員の勤怠まで管理している。そして人事が、

「なんだこの派遣社員は」

というようなことを派遣会社に伝えたらしい。だから、もしかしてもしかすると、ということがあるかもしれません、とのこと。そう言われたら身も蓋もない。いくら上司が理解ある人だとは言え、迷惑をかけているのは事実なのだ。

しかしながら、Nさんも表向きは来なくなったこのネットワークチーム、私が抜けたらまだ入って1ヶ月のMさん一人である。どう考えても仕事をまわしていけない。それは上司もわかっているはずだ。だから、上司から人事に向けて、ここは削れない、そういうことを強く主張してもらいたい。

と思ってから、私は思いついた。ピンチをチャンスに変えるのだ。

「新人1人で仕事をまわしていけないでしょう。でも私が週4日の短縮勤務で入れば、実質1.8人でまわしていけます。しかも会社から出て行くお金が減るから、それでだめですか〜?」

よし、この作戦で交渉しよう。なんとかうまく駆け引きをするのだ。

ほぼ定時で会社を後にして、歯石除去のために歯医者に寄って帰ってきたら、なんか疲れがどっと出た。会社にいるときは平気だったのに。やはり仕事中は気を張っていて、それが一気に緩むからだろうか。まだまだ油断はできない。